☆京都できらり☆

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豊川稲荷 その2

2006-11-20 06:11:20 | きらり旅<愛知>

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京都検定試験まであと20日
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11月12日(日)
豊川稲荷(法堂)

豊川稲荷(とよかわいなり) その2

それではこれから日本三大稲荷の一つである
豊川稲荷の境内に入ることにします。

まず最初に出迎えてくれたのは立派な総門です。


【豊川閣総門】

門扉(もんぴ)と両袖の扉は欅(けやき)の一枚板で出来ています。
特に門扉は「如輪目」(じょりんもく)の欅の一枚板で
類(たぐ)い稀(まれ)なものだそうです。
※如輪=如鱗で「鱗(うろこ)のような木目」という意味。
屋根は銅板鱗葺(うろこぶ)きの堂々たるものです。

総門をくぐると右手の方に案内図がありました。


【境内参拝案内図】

境内を効率よく歩くために大雑把に頭に入れておきましょう^^
今回は境内中央の参道を進み法堂(はっとう)を目指します。

参道の右側に小さなお堂が見えて来ました。


【鎮守堂①】

鎮守堂です。
豊川稲荷の境内の鎮守として曹洞宗の守護神である
白山神社の神様が祀られていました。

お堂の右側に気になるものを発見!


【鎮守堂右側の石灯籠】

大きくて何となく可愛らしい石灯籠です。
お堂よりも先に私の目に飛び込んできた大きな石灯籠。
記念写真を一枚、パチリ!

鎮守堂の正面に来ました。


【鎮守堂②】

木々の緑に囲まれた小さくて古びたお堂ですけど、
清々しい気が溢(あふ)れているように感じました。

さて、境内中央の参道に戻りましょう。


【山門と立願所(りゅうがんしょ)】

正面に見えているのが山門です。
そして右奥に見えるのが立願所(りゅうがんしょ)です。
※立願所:御祈祷の受付所のこと。

山門に向かう途中にもう一つ見所がありました。


【鐘楼堂(しょうろうどう)】

鐘楼堂です。
あまりに立派なものだったので
思わず立ち止まってしまいました。
今年の除夜の鐘の音が聞こえて来そうです^^

鐘楼堂の下で微笑ましい光景が。


【鐘楼堂下の光景】

ママと一緒にハトと遊んでいるチビッ子ちゃん。
見ているだけで心が和(なご)みます。

それでは再び山門に向かいましょう。
おおおっ、何やらまた巨大なものが現れたぞ~!(笑)


【山門手前の巨大石灯籠】

巨大な石灯籠が立っていました。
これは見事としか言いようがありません。
上方の灯り窓に目をやると何かが彫ってあるようです。


【巨大石灯籠の上部】

お稲荷さんのお使いであるキツネと宝珠が彫ってありました。
神使のキツネは巻物をくわえていますね。
宝珠はお稲荷さん(豊川咤枳尼真天)が捧(ささ)げ持っているもので、
豊川稲荷の定紋(じょうもん)でもあります。

さあ、目の前は山門です。


【豊川閣山門】

天文5年(1536)に今川義元公が寄進した建物で、
豊川稲荷に現存する建物の中で最古のものだそうです。

山門には仁王様がいらっしゃいました。


【仁王像 阿形(あぎょう)】


【仁王像 吽形(うんぎょう)】

右に阿形(あぎょう)、左に吽形(うんぎょう)の仁王様。
カッコイイ!
ちょいと通して下さいな^^

山門の屋根の下に扁額(へんがく)が見えます。


【山門の扁額】

「圓福山」(えんぷくさん)と書かれています。
「圓福山」というのはこのお寺の山号(さんごう)で、
豊川稲荷の正式名称は円福山妙厳寺といいます。

山門をくぐって右を見ると、先程紹介した立願所(りゅうがんしょ)があります。


【最祥殿(さいしょうでん)/ 立願所(りゅうがんしょ):御祈祷の受付所】

すっごく大きくて立派な建物でしょ~~!
これから紹介する法堂(大本堂)より大きいかも(笑)

さて、いよいよその法堂(はっとう)に到着です。


【豊川閣妙厳寺法堂(大本堂)①】

豊川閣妙厳寺の大本堂です。
禅宗では本堂のことを法堂(はっとう)と言います。
ご本尊に法祖である寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師が
中国の宋から伝来した千手観世音菩薩像が安置されています。

さあ、扁額(へんがく)を見てみましょうね。
扁額ってよ~く見ると、すっごく有名な歴史上の人物が
書いてたりすることがあるんですよ。
そういう楽しみ方もあります!☆


【豊川閣妙厳寺法堂の扁額】

「妙厳禅寺」(みょうごんぜんじ)と書かれています。
この扁額からここが禅宗の道場であることが分かりますね。

それでは法堂内を見ることにしましょう。


【法堂正面と内陣】

またまた扁額が現れましたね(笑)
何て書いてあるか読めますか?
これは「浄聖台」(じょうせいだい)って書いてあるんですよ。
内陣にはご本尊の千手観音さまがいらっしゃるはずですが、
残念ながらその姿を見ることは出来ませんでした。
☆見仏☆好きの私は何とかして千手観音さんの姿を見ようと
いろんな角度から試みたのですが、やっぱりダメでした~~

ということで、せめて法堂内の様子だけでも!と思い一枚撮って来ました。


【法堂内】

法堂内は広々としていて整然とした美しさがありました。
手前の階段や欄干を見て下さい。
塵(ちり)一つなく綺麗に掃除されてるでしょう。
さすがは禅宗のお寺さんだな~~と思いました。
お掃除も修行の一つなんでしょうね。

法堂全体を左側から撮ってみました。


【豊川閣妙厳寺法堂(大本堂)②】

大本堂というだけあって、大きくて威厳のある佇(たたず)まいですね。

さて、この後はいよいよ今回の主役である
お稲荷さんがいらっしゃる大本殿に向かいます。


☆豊川稲荷お寺編☆はこれでおわりです。