☆京都できらり☆

人が好き。旅が好き。京都が好き。
カメラと一緒に☆きらり☆な出会いを
楽しむ道舟のフォトブログです。

鐘撞堂でゴ~ン

2008-08-28 23:36:19 | きらり旅<愛知>

8月24日(日)


岩屋観音堂をお参りして本堂を後にした私は、
しばらくの間ぷらぷら境内を散策していました。

すると目の前に私の大好物を発見しました!(笑)



鐘撞堂(かねつきどう)です。
私、お寺に行くと必ず境内を見まわして鐘撞堂を探してしまうんです

お寺の鐘撞堂って、なんか風情(ふぜい)があると思いません?

特に夕暮れ時なんて最高!

鐘(かね)がゴーンと鳴りゃカラスがカア♪なんて歌が聞こえて来そう。

思わず「一休さ~ん!」て叫びたくなっちゃいます(笑)

もちろん、許して頂けるなら絶対鐘を撞(つ)きたいです!

さて、この鐘撞堂はどうでしょうか。

近くに寄ってみましょう。



小さな鐘撞堂(かねつきどう)だけどすっごく美しい姿です。

お堂も鐘も撞木(しゅもく)も全部私の好みです

撞木(しゅもく)というのは、鐘を撞(つ)く時に曳(ひ)く木の棒のことです。

おやおや、何か貼(は)り紙がしてあります。



はーーい、私、多分よい子だからガンガン撞(つ)いたりしないよ。

だから1回だけ鐘(かね)を撞かせて下さいね。

なんだかすっごく嬉しんですけど~~~

それでは、まず手を合わせて、「せーの」で



グォ~~~ン 

いい。

しびれた。

最高だ。

心洗われる鐘の響きでした。

境内(けいだい)に響き渡る鐘の音の余韻(よいん)に浸(ひた)りながら、
先程までいた岩山を仰(あお)ぎ見ると。



手を振る(?)聖観音(しょうかんのん)さまの姿が小さく見えました。

今日は少しの時間だったけど、楽しい体験をさせてくれてありがとう!

またいつか会いに来る日があるかもしれないから、
その時まで私のことを覚えておいて下さいね

岩屋山からの帰り道。

西の空が赤く染まっていました。



「秋の日は、つるべ落とし」と言うけれど、
この日のお日様もあっという間に沈んで行きました。

日中の残暑は厳しかったけど、夜風はどことなく涼しさを感じます。

草むらから時折(ときおり)聴こえる秋の虫の声に耳を澄ませながら、
家路に向かう私でした。
こんな夜は、シチューが食べたい

そんなことを考えながら家に帰ると、
その思いがちょっとだけ通じたのか、
この日の晩御飯はカレーライスでした


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岩屋観音堂

2008-08-27 23:52:39 | きらり旅<愛知>

8月24日(日)


岩屋山の頂上で憧(あこが)れの聖観音(しょうかんのん)さまとの
ツーショット写真(?)も撮れたことだし、もう心残りはありません(笑)

日が暮れないうちにそろそろ下山しようと思います。

帰りは登って来た時とは違うルートで下りてみました。

その方が何か新しい発見があって面白そうだから



岩場の道を足もとに注意しながら下りて行きます。

この道、意外と歩きやすいんですよ。

しばらく歩いていると眼下にお堂が見えて来ました。



木々の緑の中に佇(たたず)む小さなお堂。

岩場と木々の緑が織り成す自然の空間に見事に溶け込んでいます。

お堂の横を通り抜けようとしたら、そこにはこんな景色が広がっていました。



岩山が大きく窪(くぼ)んでいて岩屋になっています。

きっとこの岩屋が行基(ぎょうき)さまが諸国巡行の際に
木像の千手観音像を安置したという場所なのでしょう。

いかにもそれに相応(ふさわ)しい景観の岩屋でした。

さて、小さなお堂の正面に回ってみましょう。



このお堂が「岩屋観音堂」です。

御本尊は岩屋千手観世音菩薩さま。

素朴な造りのお堂ですが雰囲気のいい姿をしています。

お堂の入り口の屋根の下を見てみると。。。



「岩屋堂」と書かれた扁額(へんがく)が掛かっていました。

それでは、ちょっと中の様子を覗(のぞ)いてみましょう。



本堂の奥には内陣(ないじん)があって、そこに御本尊さまが安置されています。

靴を脱いで、本堂の中に上らせて頂きました。

内陣は本堂にましてこじんまりとしていましたが、
きれいに掃き清められて美しかったです。

内陣の入り口には「施無畏」(せむい)の扁額(へんがく)が掛かっていました。



施無畏(せむい)というのは、人から不安や恐怖を取り除いて
恐れのない状態にすることです。

ちなみに観音さまは観音経(かんのんきょう)というお経の中で
「施無畏者」(せむいしゃ)と呼ばれています。

そんな理由(わけ)で観音さまが御本尊としてお祀(まつ)りされている寺院では、
この「施無畏」という文字や扁額(へんがく)を好んで使われるようです。

さて、扁額(へんがく)の上をよく見ると天井(てんじょう)に絵が見えます。



花鳥風月(かちょうふうげつ)が美しく描かれた絵が
天井板(てんじょういた)に組み込まれていました。

色もいい状態で残っています。

思わず京都の平岡八幡宮の「花の天井」を思い出してしまいました
(確かこちらは花の絵だけだったと思います)

さて、内陣の向かって右側に目を向けてみると。。。


大黒様と賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の仲良し2人組が座っていました

賓頭盧さんはよく頭や体を撫(な)でたりしますが、
このお方は赤いニット帽をかぶり結構ガードが固かったので、
とりあえず握手だけさせてもらいました(笑)

岩屋観音堂の内陣から外に出て境内(けいだい)を散策していたら、
このお堂の由緒(ゆいしょ)が書かれた解説板を見つけました。



どうやらここの観音さまは、江戸と繋(つな)がりがあったようです。

人も神仏もご縁というのは不思議なものですね。


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山頂でのひと時

2008-08-26 23:53:21 | きらり旅<愛知>
8月24日(日)


岩屋山の頂上にはこんな休憩場所がありました。



丸太の椅子(イス)に腰を掛けてしばらく物思いに耽(ふけ)っていると。。。

目の前にカッコイイお客さんが現れました。



トンボです。

実はこのトンボ、私が山頂に辿(たど)り着いた時から
ずっと私の傍(そば)にいてくれました。
山の案内人でしょうか

しばらくすると、また別のお客さんがやって来ました。



今度は可愛らしい蝶々(チョウチョウ)です。
癒(いや)しの存在です

ここでふと、まだ聖観音(しょうかんのん)さまと
記念写真を撮っていないことに気付いた私。

おもむろにKissデジを構(かま)え「ハイ、チーズ!」

パシャ!



観音さまと私の親指のツーショット写真の出来上がり!(笑)

もう一つオマケに岩に向かって「ハイ、ピース!」

パシャ!



こんな私を聖観音(しょうかんのん)さまは笑って見ているようでした。



岩屋山の山頂で、トンボと蝶々(チョウチョウ)と観音さまと過ごした時間は、
なんとも穏(おだ)やかで緩(ゆる)やかなひと時でした。

「思い立ったが吉日(きちじつ)!」って言うけれど、
ホントに楽しい山登りになって気分上々、絶好調!

今度はどの山に登ろうかと、密(ひそ)かに思いを巡らす私なのでした。


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山頂でご対面

2008-08-25 23:55:58 | きらり旅<愛知>

8月24日(日)


旅の予行練習として山に登ろうと思い立った私は、
愛知県豊橋市の東部にある小高い山を目指しました。

その山の頂上には知る人ぞ知る、あるお方が立っておられるのです。

そのお方は江戸時代からこの場所に立ち(現在の方は2代目)、
東海道を往き来(ゆきき)する旅人を見守って来られました。

JR東海道線や新幹線の車内からも見ることが出来るので
ご存知の方もいるのではないでしょうか。

東京から大阪方面に向かう列車に乗ると、
浜松から豊橋に向かう途中の右手に見える山上に
そのお方の姿を見ることが出来ます。

さあ、これから急な岩場を登ってその方に会いに行きます。



山の頂上に近付くにつれて、ゴツゴツした岩場が増えて来ます。



山道に沿って杭(くい)と鎖(くさり)が繋(つな)がっているので、
時々手を掛けながら登って行きます。

おやおや、急に視界が明るくなって来たぞ。



ということは、頂上まであと少しだ。
ファイトーー!

左側の眼下に豊橋の街並みが広がっています。



方角的には静岡の方向を見ています。

そして顔を前方に向けると。。。



そこには、会いたかったあのお方が立っておられました。

そのお方の名は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)さま。

岩屋山の頂(いただき)に鎮座する観音さまなので
「岩屋観音(いわやかんのん)」と呼ばれています。

730(天平2)年に歴史の教科書にも登場する僧の行基(ぎょうき)が、
諸国巡行の際に一尺一寸の木像千手観音を岩窟に安置したのが
この岩屋山で「岩屋観音」という名の起源になっているそうです。



この観音さまは数多くの道中記や絵画の題材に取り上げられている有名人、
いや、有名仏(笑)
岩屋山のてっぺんで、ようやく憧れの観音さまに対面することが出来ました

高い所が苦手な私は、胸はドキドキ、脚(あし)はガクガク、
腰は引けまくりでしたけど、気分は最高に気持ち良かったです。
これできっと、秋には京都に行けることでしょう


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山の頂上から

2008-08-24 23:59:33 | きらり旅<愛知>

皆様、お久し振りでございます。

8月のメインイベントであったお盆の行事と
高校の同窓会(14日)を無事に終え、
今は仕事に明け暮れる毎日。
そろそろ旅に出たくてウズウズしている道舟です

ここ2、3日の間は秋のように涼しい日が続きましたが、
今日は一変して残暑が厳しかったですね

そんな暑い午後の昼下がり、旅の予行練習とばかりに
愛知県豊橋市の東部にある小高い山に登って来ました。

山に登るのは久し振りです。

ドキドキ・ワクワクしながら、ゆっくり散策を楽しみながら頂上を目指します

ゴツゴツした岩場を登り、やっとこさーで到着した山頂からの眺めはこんな感じ。



ちなみに私、高いところは苦手です

この写真を撮っている時も脚(あし)はガクガクでした(笑)

でも、山の頂上って気持ちイイ!

怖いけどテンション上がりっぱなしの私でした

今回この山に登った目的は、山頂にいるあるお方に会うため。

その模様はまた次回にお届けしますね。


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豊橋ハリストス正教会聖堂

2007-08-30 22:15:30 | きらり旅<愛知>

8月30日(木)


前回のブログで紹介した安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)を
後にして、次に私が向かった先は豊橋ハリストス正教会聖堂でした。
←クリックすると安久美神戸神明社の「鬼祭」の映像が見られます)


【安久美神戸神明社 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

写真の一番手前に見える道を左方向にに30秒ほど歩けば目的地に到着。
ものすご~く近いです(笑)


【豊橋ハリストス正教会聖堂 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

こちらが豊橋ハリストス正教会聖堂です。
この聖堂は大正2年に建築されたビザンチン様式の教会です。
愛知県指定有形文化財になっています。
設計者は愛知県半田市出身の河村伊蔵(かわむらいぞう)という方で、
聖堂建築のため地元の大工さんは京都まで赴(おもむ)き
京都正教会を手本にして西洋風のドームを建築したといわれています。
明治大正期の木造形式による代表的なハリストス正教会聖堂として
高い評価を受けているそうです。


【豊橋ハリストス正教会聖堂 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

由緒ある神社の杜(もり)のすぐ隣に教会という西洋建築の建物。
でも、不思議と違和感は感じません。
むしろこの場所と空間に馴染(なじ)んでいるくらいでした。

西洋建築の建物を見ていると何故か心が弾(はず)んで来ます
建物に躍動感があるからですかねえ。


【豊橋ハリストス正教会聖堂 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

正面玄関から見た聖堂です。
玄関の上には真っ白な八角形の鐘塔(しょうとう)が立っています。
簡素で清楚(せいそ)な美しさを感じます。


【豊橋ハリストス正教会聖堂 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

木造建築の聖堂としては県下最古といわれているこの教会。
聖堂内には帝政ロシア時代のイコン(聖像画)もあるそうです。

日本建築であれ西洋建築であれ、
美しいものを見ると心に充足感みたいな
熱いものが込み上げて来ます。
思わず「わー、すごい!」って声を出してしまうような。
そんな感動を求めて、これからもいろんな所に
出掛けて行きたいと思った日曜の午後ひと時でした。


豊橋ハリストス正教会聖堂
愛知県豊橋市八町通3-15
TEL: 0532-54-0434
アクセス 豊橋駅前から市電(路面電車)に乗って
      「豊橋公園前」駅から徒歩2分
※平日見学可能(内部は要問い合わせ)

(イラストマップは豊橋市役所さんのHPよりお借りしました)

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安久美神戸神明社

2007-08-29 23:50:55 | きらり旅<愛知>

8月29日(水)


来月、数ヶ月ぶりに京都の旅に出ます。
旅のスタイルはもちろん、「京都日帰り弾丸ツアー」です。
前回のように朝寝坊という強敵に負けないように、
今からトレーニングに励まないと!(←世界陸上の影響大です)

トレーニングと言ってもイメージトレーニングですよ。
「自分は絶対に早起き出来る。どんなに疲れていても早起き出来る。
ほら、京都に行けば奇麗な○○や素敵な○○に出会えるかもよ~~」
なんて具合にね(笑)
☆9月の京都☆どんな旅になるのか楽しみです

さて、それまでの間は今月参加したイベントのことなどを中心に
記事をアップして行こうと思っています。

でも今回はこの前の日曜日にふらりと訪れたある場所を紹介しますね。

この日は午前中が仕事で午後からフリーでした。
夕方5時には妹夫婦と子供たち(姪っ子)2人が
私の家に遊びに来ることになっていたので、
それまでの数時間、Kissデジ持って散策をしてみました。

最初に行った場所は、毎年春を待つ2月上旬に行われる
天下の奇祭「鬼祭」(国指定重要無形民族文化財)で有名な
愛知県豊橋市にある安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)です。

とても歴史の古い神社で、平将門(たいらのまさかど)公が
謀反(むほん)を起こした際に、調伏(ちょうぶく)祈願が行われたといいます。


【安久美神戸神明社・鳥居と本殿 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

鳥居の奥に本殿(拝殿)が見えます。
ご祭神は確か天照大御神・素戔鳴尊(スサノオノミコト)・
大国主命(オオクニヌシノミコト)の3柱と菅原道真公が
配祀(はいし)されていたと思います。


【安久美神戸神明社・本殿(拝殿) 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

本殿は神明造(しんめいづくり)という建築様式になっています。
伊勢神宮と同じ造りです。

本殿の前に石盤が見えます。
実はこの石盤、上から見ると八角形をしているんですよ
これはこの神社の神様が八方塞(はっぽうふさがり)に
ご利益があることに由来して置かれているようです。


【安久美神戸神明社・千木と青空 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

本殿の屋根の千木(ちぎ)越しの青空がとてもキレイでした。
千木(ちぎ)というのは社殿の屋根の両端で交差して
2本ずつ突き出している木のことです。
写真では左斜め上に伸びているのが千木です。


【安久美神戸神明社・拝殿に夏の光 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

この日は夏の日差しが眩(まぶ)しくて、拝殿前もキラキラ。


【安久美神戸神明社・絵馬所に風 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

拝殿の右横にある絵馬所を風が吹き抜けると、
絵馬がカタカタと心地よい音を立てていました。


【猿田彦社(境内摂社) 8/26撮影/キヤノンKissデジタルX】

境内にある摂社「猿田彦社」の小さな社殿。
夏の眩(まばゆ)い緑の中に佇(たたず)むその姿に
思わず心惹(ひ)かれてしまいました。
実は猿田彦ファンの私です^^

夏の明るい日差しの中をKissデジ持って散策したひと時。

暑くて少しクラクラしたけど(笑)気持ちのいい時間を過ごせました。

さて次は、どこに行こうかな


安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)(←「鬼祭」の映像はこちら)
愛知県豊橋市八町通3丁目
TEL: 0532-52-5257
拝観時間 境内自由
アクセス  豊橋駅前から市電(路面電車)に乗り
       「豊橋公園前」駅から徒歩2分

(イラストマップは豊橋市役所さんのHPよりお借りしました)

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夜の名古屋

2007-08-11 20:35:48 | きらり旅<愛知>
☆夜のJRタワーズ☆

あの後、お腹が空いたので
同じ12Fのフロアーにある
台湾料理店で食事をしました。

そして食後は1つ下の階の
高島屋三省堂でのんびり本探し^^

午後8時にJR名古屋高島屋が
閉店したので外に出ました。

今日はかなり充実した
一日になりましたo(^-^)o


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