☆9月の京都☆ ①小川珈琲京都三条店 ②廬山寺
9月30日(土)
私が今回の京都の旅で一番見たかったのが
廬山寺の源氏庭(源氏の庭)です。
それでは、ゆっくりお庭を見ることにしましょう。
廬山寺 源氏庭(げんじてい)
枯山水の庭園というと皆さんはどこを思い浮かべますか?
京都では龍安寺、大徳寺の塔頭(たっちゅう)大仙院、
南禅寺、東福寺、西芳寺(苔寺)などが有名ですが、
廬山寺の枯山水も見事だと思います。
拝観受付を済ませ、順路に従って進むと
まず真っ先に飛び込んで来る光景がこちらです。
【本堂入口付近から見た源氏庭】
苔の緑に白砂、それに松の緑が眩しいです。
秋の空気の中でひときわ清々しさを感じます。
少し歩いて行くと本堂の真ん中辺りの縁側に
お庭を見るための萱の座布団が置かれていました。
早速、行ってみましょう。
【本堂縁側】
それでは、今から縁側に座って「源氏庭」を眺めます。
右側→中央→左側の順に見て行きますね。
【源氏庭/右側①】
【源氏庭/右側②】
【源氏庭/中央】
【源氏庭/中央左寄りの2本の松】
ひときわ目立つ大きな2本の松の木が見えます。
両脇に若い松の木を従えています。
足元の苔と庭石がアクセントになって
いい風情を出しています。
【源氏庭/左側】
四方を低い塀で囲まれた枯山水庭園。
時間をかけてゆっくり眺めたいお庭です。
【左端の建物の縁側】
縁側越しに「源氏庭」を一枚撮ってみました^^
【左端の建物から見た源氏庭】
紫式部がここで「源氏物語」や「紫式部日記」を執筆していたことを
思いながらこのお庭を見ていると、言い知れぬ風情が漂って来ます。
実は私が「源氏の庭」を見ていた時、
私の他に観光客は誰もいませんでした。
まさに「源氏の庭」を独り占め状態。
すごくラッキーでした!
(私が帰るころ、ちらほら観光客が増えて来ました)
ラッキーついでにもう一つ(笑)
「源氏の庭」を心行くまで堪能したあと
再び拝観受付まで戻って来ました。
そこで見つけたのがおみくじ!
ここはおみくじを発明された元三大師(がんざんだいし)
良源(りょうげん)さまのお寺なのだ。
引かないわけには行くまい!
受付に100円を納めて、いざ引かん!
ガラガラガラ ガラガラガラーーン♪
こんなん出ました。
第十一番大吉!!
【おみくじ】
こちらの「おみくじ」は「絵みくじ」というそうです。
絵によってその内容が示されているらしいです。
お寺の方が親切に説明して下さいました。
それによると、この「おみくじ」は弓から矢が真っ直ぐ上に
勢いよく飛んで行くごとく、運気も上昇していることを表している。
でも、矢はいつかは必ず落ちるもの。
そのことに気付いて心怠りなく物事を進めて行けば
成功まちがいなし、ですって!
嬉しいな~。
今回の京都の旅、いいことがあるかも!^^
お寺の方がとても親切で、帰りがけの談笑も楽しかったです。
ありがとうございました。
名残惜しいですが、そろそろ廬山寺ともお別れです。
今度は花車の屏風絵に見送られながら
秋の廬山寺をあとにする私でした。
廬山寺(廬山天台講寺)
京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397
TEL: 075-231-0355
拝観時間 午前9時~午後4時
拝 観 料 大人:400円、小中学生:300円
おまけ
廬山寺さんの門口に変わったお札さんが貼ってありました。
京都の方はよくご存知なのかも知れませんが、
これは「角大師(つのだいし)」のお札さんだそうです。
このお札さんのある所は、悪神・邪鬼等の災いを防ぎ、
家内安穏・商売繁盛になるということ。
いかにもご利益がありそうなお姿の角大師さんです。
もちろん「角大師」のお札さんは頂いて帰りました!(笑)
☆9月の京都☆ 廬山寺シリーズはこれでおわりです。