こんばんは。
竹葉です。
報告が遅くなりすみません。
9月木曽川合宿の4日目と5日目の報告を行います。
集合日から数えて4日目の月曜日は朝から雨が降り、宿舎で待機となりました。教官方から学科をしていただき、私はスピンについての学科を受けました。スピンからの回復の方法について再確認し、またシミュレーション映像や実際にスピンに入ったグライダーの映像をスライドで見ました。正直なところ、これまでどこか遠い存在のように思えていたスピンですが、特に低空で入ってしまった際の恐ろしさについて改めて理解しました。
この合宿は天候には恵まれず、月曜の時点で先の3日間は全日雨の予報が出ていました。台風から変わった熱帯低気圧や、南の海上に現れた停滞前線の影響であったと思います。飛べない日が続くことが見込まれましたので、月曜の夜の時点で、教官方と相談の上、合宿を撤収するここととなりました。折角の夏休みの一週間の合宿であっただけに非常に残念な思いです。
今回の合宿では、2,3回生が中心のメンバーであったということもあってか、RWでは皆で努力して発航回数を稼げているのではないかという印象を受けました。ただ、回数を稼いでいくことももちろん重要ですが、それに伴った成果も出てほしかったというのが正直な感想であり、やはり、天候不順で合宿が途中までとなってしまったことが非常に悔やまれます。合宿後のミーティングでは、目標を達成するために、今後の合宿ではどのような改善を図っていくべきか考える必要性があるのではないかと思います。
最後に、私事ではありますが、この合宿の集合日の9月2日に自家用操縦士の実地試験に合格することができました。8月22日の夜から受験前の合宿を行い、10日間、勉強にフライトにとひたすらグライダーのことを考える生活を送りました。他大学の受験生と一緒に計4人で受験に挑み、結果全員が合格することができました。10日間一緒にやって来たメンバー全員で合格することが出来、とても嬉しかったです。
今回の合格は、当然ですが、決して私一人の力で掴めたものではありません。受験前に特に熱心にご指導いただいた宮地教官、日頃からお世話になっている森川監督をはじめとする同志社の教官方、さらに部員の皆からの有形無形の協力...と数え切れない多くの方々のご協力があって初めて掴めたものであると思います。本当にありがとうございます。この場をお借りし、御礼申し上げます。
まだ取ったばかりのライセンスですが、これからは、より高く、より遠くへと飛ぶことを目標に精進していきます。