同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

教育証明 実地試験結果

2008年03月29日 | Weblog

先日、同志社航空部を卒業した前田です。

去る3月26、27日。
福井空港において私前田、龍大OG香川さんの教育証明実地試験と福井県防災ヘリパイロットの三堀さん(大野GC)の自家用(上滑)実地試験が行われました。
その結果、私は無事「合格」の判定をいただくことができました。他の2人も合格することができました。
正直なところかなり不安だったため、「合格とします。」という試験官の言葉を聞いたあとも長い間信じられませんでした。その後、現役最後の目標としていた教証に合格できた実感が湧いてきたと同時に、常に安全を確保し操縦教育を行うという操縦教員としての大きな責任を感じています。
この試験を通じて自分が未熟であることを改めて痛感しました。これは試験の前から分かっていたことですが、言葉のボキャブラリーや知識、そして考え。すべての面において未熟です。試験官の判定は今後の努力分含めての合格だったと思っています。
今後の研修期間等を通じて、一人前の教官となれるよう精進したいと思います。


また、教証を受けるにあたって多くの教官、OB、部員のみなさんに指導、協力、励ましをいただきました。試験終了後、誰に合格報告の電話やメールをするべきかと考え、同志社教官をはじめ様々な大学の教官方、OBに報告をしました。またいろいろな大学の航空部員からメールが届きました。この時、自分がこれだけ多くの方々のおかげで合格することができたのだと実感しました。
直接指導していただいた田口教官をはじめ、多くの教官の方々、OBの方々、部員のみんな、本当に、本当にありがとうございました。

同志社大学体育会航空部の更なる発展に寄与できるよう頑張りたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。


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外人参加シリーズ

2008年03月27日 | Weblog
2回 小寺です。

今日から僕は、大工・神大・府大・外大合宿に参加しています。
今日からといっても明日撤収日ですが・・・
学校と今出川校舎の近くのマンションへ引越をした関係上、
全参することはできませんでした。
この合宿には福本さんも一緒に参加しています。

今回の合宿では、ソロ発数をためることを
目標としていましたが、なかなか思うように
目標にととかず苦労しています。
いまさらですが、昨年の淳さん、重田さんの
苦労が身にしみて感じる今日この頃です。
僕も早くライセンスを取得して
競技会に参加して貢献していきたいのですが、
このままそれが叶うのかどうか・・・
いま正直不安なところです。

ですが!!
そんな中、福本さんがいよいよソロ30発貯まりました!!
これで福本さんももうすぐライセンサーというところまで到達しました。
これでまた新たなライセンサー誕生でいよいよ同志社航空部に
大きな上昇気流が発生することでしょう!!

また、今日は非常に条件がよく、
僕は40分も滞空することができました。
段々とソアリングへの理解度が深まったような気がします。
もちろん、福本さんも滞空しました。
滞空時間のほうはあともう少しで1時間滞空できる
ところでしたが、残念ながら50分という結果でした。
またこれからに期待します!

それでは明日の最終日に備えて・・・
ゆっくり寝ることにします。
お疲れ様でした。
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新歓報告

2008年03月27日 | Weblog
こんにちは、新歓担当の丹羽正樹です。



今回は、イベントとして去年と同じく、体験搭乗・グライダー展示・花見・BBQを行います。
広告は、ビラ・ポスターと今年から携帯サイトとHPに新歓用のページを新たに設けることにしました。



今日の話し合いで、場所や日程調整などをしました。
新入生の入学式までもう間もなく!
新歓担当として、みんなをひっぱって、沢山の新入生と出会えるようにがんばっていきたいと思います。
今度は、二回生として去年の先輩方のように新入生のみなさんに、航空部の良さを伝えられたらなと思っています。
応援のほどを、よろしくお願いします。



新入生のみなさんも、楽しみにしていてください。
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’08全国大会便り No.9

2008年03月11日 | 大会
3回重田です。

昨晩陸送を終えて京都に帰ってきました。
ひとまず競技7日目・8日目の報告をさせていただきます。

Day7
風:午前 正対風5m/s 14:00~ 正対風2m/s
タスク:高山→千代田(32km)

1発目:前田 11:53離陸 12:01着陸 飛行時間00+09
2発目:前田 13:10離陸 13:15着陸 飛行時間00+05
3発目:前田 14:08離陸 14:16着陸 飛行時間00+08

本当に条件が渋く難しい一日でした。得点したのはわずか6選手。
この日はOBの河盛先輩、昨年卒業したばかりの柳さん、中田さん、坂本さん、阪中さんも応援に駆けつけてくれましたが、残念ながら同志社は得点できませんでした。

◆個人デイリー
1位:奥田(慶應)600点
2位:片岡(立命)525点
3位:橘(法政B)480点


Day8
風:南風2m/s
タスク:千代田→給水塔(24km)

1発目:前田 10:48離陸 10:54着陸 飛行時間00+06
2発目:重田 12:04離陸 12:54着陸 飛行時間00+50

いよいよ最終日。南からの暖気が入ってすっかり春の陽気となってしまった妻沼。上空の空気も暖められてしまい、渋い条件が予想されました。朝から弱い南風が吹き、今競技会始めてのピス更。RW14からの発航となりました。日射のおかげで地上気温が上がり昼前からしだいに浮く機体が増えていきます。
今大会最後の発航となるであろう同志社の2発目、自分が飛ばせてもらえることになりました。出発前に早稲田のLS、立命ディスカスが千代田をクリアする無線を聞き、「必ず得点してやる」と今年1年必死にやってきた総てを見せるつもりで離陸しました。
離脱後、場周付近で粘っている日大8Kの上を飛び越えて離陸前に前田さんと確認したサーマルポイント「名無し工場」へ向かいました。そこで+1のサーマルにヒット。丁寧に高度をあげて、他の機体で混んでいるサントリー上空を避けて田の字の上へ。すぐには良いサーマルをつかめませんでしたが、そこで上がれる自信があったので、数周サークリングして様子を探ります。再び+1の小さなサーマルにセンタリングして高度650まで上昇、上がりが良くない。このままブレイクして千代田に向かうか迷いましたが、上がれるサーマルを無駄に捨てる愚かさは前回のフライトで嫌というほど思い知っていたので、コツコツ高度を稼ぎ750まで上昇。千代田を目指しました。千代田の手前でまたプラスにヒットしまた2旋転、速度をつけてブレイクし「同志社23まもなく千代田クリア」の無線を入れます。旋回点クリアの無線は今大会まだ2回目。手堅く千代田を写真撮影。もう減点はもらいません。
再び田の字のサーマルに引き返しますが、先ほど混んでいたサントリー上空が空いてていたので、そちらへ目標変更。途中阪大Ⅲと同高度ですれ違いました。さすがみんなが集まるだけあって、サントリー上空のサーマルは分かりやすく、安定して+1で上がる。800まで高度をあげると逆転層の上面に溜まった濁った空気の層が真横に見えました。それから丁寧にドルフィンで給水塔へ一直線。
2km手前で高度650。このまま進んでもいいか迷いましたが工場地帯に進路を変えてサーマルを探すことにしました。サンヨー上空に到着しますが安定したプラスにヒットしません。ひどくサーマルが小さく、センタリングの余地などありませんでした。広くサークリングしサージを感じた瞬間に全力で旋回半径を絞り回りますが、半周+1半周-1。それでも少し上に上がれればサーマルも大きくなって安定して上がるはずだと、工場の上ででひたすら粘ります。高度をあげられないまま、少しづつ風下に流されてしまい、ピストから高度を聞く無線が入ります。400を切った。これ以上は無理か。R/Wに戻りながらサーマルを探しますが強いプラスにヒットしない、高度もない。最後の希望をかけて水門奥を探りつつ場周に寄せましたがノーヒット。高度200で場周に入り、低空進入。
幸いピストから呼び出しは受けませんでしたが、応援に来て頂いていた森川監督、三田村教官、豊浦先輩、河盛先輩、花井先輩、の前で無様な着陸を見せてしまいました。すみませんでした。
得点は1ポイントクリアの288点。減点はありませんでした。

◆個人デイリー
1位:西山(早稲田A)1000点
2位:角谷(龍谷B) 946点
3位:西野(早稲田A)915点
9位:重田(同志社) 288点

続きます・・・
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’08全国大会便り No.8

2008年03月07日 | 大会
4回 前田です。
本日は3月7日(大会6日目)の報告をさせていただきます。
天気:晴れのち曇り
風:10:30~11:30背風1m/s 11:30~ 正対風3m/s
タスク:高山→明和(37km)

1発目:前田 11:17離陸 12:09着陸 飛行時間00+52
2発目:前田 12:50離陸 12:58着陸 飛行時間00+08
3発目:前田 13:28離陸 14:00着陸 飛行時間00+32
4発目:前田 14:11離陸 14:22着陸 飛行時間00+11
5発目:重田 14:31離陸 14:39着陸 飛行時間00+08
6発目:重田 15:08離陸 15:17着陸 飛行時間00+09

今日も風が比較的弱く、上空に寒気が残っていたため好条件が期待されました。同志社は8発目で離陸。離脱後、サーマルを発見し回りだすと全周プラスではありませんでしたが少しずつ高度を上げていきます。逆転層トップの1200mまで上がり高山を目指しますが、沈下が広くなかなか進めません。途中でいくつかサーマルをつかみますが、奥富士上空でド沈下にはまって一気に高度を失い、急いで滑空場に戻ります。その後は粘りましたが、上がり直せず着陸。そのころにはサーマルトップも上がり、上空で粘っていた機体が次々と周回していきます。旋回点到達を急ぎすぎ、条件が良くなる前に突っ込みすぎたのが原因だと思います。何度もトライしますが、どうしてもサーマルで上がり切れません。焦りが操縦に表れてきたため、今の自分では危険だと思って重田にバトンタッチしました。しかし、雲が上空を覆い始め、重田も得点できずに競技終了となってしまいました。
結局、同志社以外の全チームが得点し、3周を達成したチームもありました。また団体ですぐ上にいる龍谷B、関大23、東工6チームに大きく差をつけられてしまいました。
悔しくて悔しくて仕方ありませんが、私が得点できなかったのがすべての原因。今日の条件で周回できなかったのは、技量が未熟だからにほかなりません。今日のことは忘れ、明日は新たな気持ちで頑張りたいと思います。
同志社として、どうしてもこのままでは終われません。

5日目の順位
◆個人デイリー
1位:角谷(龍谷B)  1000点
2位:長濱(名大ディスカス) 933点
3位:野村(日大A)  927点
同志社:得点なし

4日目までの順位
◆団体総合
1位:早稲田A 10960点
2位:慶応A   9939点
3位:日大A   9586点
12位:同志社23 4324点

◆個人総合
1位:柳沢(法政A)    5052点
2位:小寺(東海6)    5033点
3位:中村(名大ディスカス)4854点
14位:前田(同志社23)  3480点
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’08全国大会便り No.8

2008年03月06日 | 大会
4回 前田です。
本日は3月6日(大会5日目)の報告をさせていただきます。
天気:晴れのち曇り
風:10:30~14:30正対風8m/s越え 14:30~ 正対風3m/s
タスク:高山→千代田(32km)

1発目:前田 10:33離陸 10:41着陸 飛行時間00+08
2発目:前田 11:43離陸 11:58着陸 飛行時間00+15
3発目:前田 12:50離陸 13:00着陸 飛行時間00+10
4発目:前田 13:47離陸 14:46着陸 飛行時間00+59

昨日よりも弱い西高東低で、上空に寒気が残っていたため好条件が見込まれました。同志社の発航順は2番。一発目で周回してやると意気込み離陸して、赤屋根で強いプラスをつかみますが、昨日とはサーマルの様子が違いました。センタリングを試みてもうまくつかみきれません。おそらく気温の上りが悪くサーマルがまだしっかりとした形になっていなかったことと、上空の強風が影響したのだと思います。そして沈下にはまりあえなく撃沈。その後周回する機体も現れますが、そのすべてがLS8やディスカスなどのstandard機で、ASK23、Ka6各機は強風で全く前に進めずという状態が続きました。
Standard機チームが得点する中、あせりもあった4発目。依然風は強い状況でしたが、離脱後のプラスにハイバンクで流されないように食らいつき、R/W風下で高度1100m。コース取りを考えながら、少しずつ前に進んでいると東工大のKa6が高山クリアの無線が入ります。本日はじめてstandard機以外が旋回点クリアをし、負けてたまるかと必死に前に進みました。数個のサーマルを使って、standard機以外では3番目に1200mで高山クリア。その後沈下に叩かれながらも千代田を930mでクリアし、400mでゴール。すでに最終発航45分前だったので、急いで場周して重田にバトンタッチ。そのころには風も弱まりASK23でも周回しやすい条件になっていました。しかし、ひとつ前の早稲田23が発航したところで競技終了・・。しかもその早稲田23が周回したため、同志社チームの落胆も大きく、2周した上位チームとまた差が広がってしまいました。
今日は同志社23が着陸した後に飛び立ったASK23が高得点を出したようです。

競技も中盤に突入しましたが、まだまだこれから。3周を目指して頑張ります!


5日目の順位
◆個人デイリー
1位:橘(法政B)  1000点
2位:藤原(関大23) 966点
3位:永尾(日大A)  937点
9位:前田(同志社23)824点

4日目までの順位
◆団体総合
1位:早稲田LS 8637点
2位:慶応A   7809点
3位:日大A   7199点
12位:同志社23 4324点

◆個人総合
1位:柳沢(法政A)    4299点
2位:中村(名大ディスカス)4233点
3位:小寺(東海6)    4192点
10位:前田(同志社23)  3480点
42位:重田(同志社23)  844点
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’08全国大会便り No.7

2008年03月05日 | 大会
4回生の前田です。

3月5日(大会4日目)の報告をさせていただきます。
天気:晴れ時々曇り
風:午前は正対風8m/s、午後から正対風10m/s越え
タスク:給水塔→千代田(24km)

1発目:前田 11:08離陸 11:13着陸 飛行時間00+05
2発目:前田 12:16離陸 12:46着陸 飛行時間00+30
3発目:重田 13:39離陸 14:01着陸 飛行時間00+22
4発目:重田 14:53離陸 15:36着陸 飛行時間00+43


今日は冬型の西高東低の気圧配置で、妻沼滑空場上空1500mでは-6℃以下の寒気が入ってきたため非常に良い条件が見込まれていました。朝、空を覆っていた雲は競技開始前にとれ、競技時間は基本的に条件が非常によい積雲のコンディション。そのなかでサーマルのサイクルにうまく当たるチームとそうでなかったチームに分かれていたように思います。
一発目は前田が10発目に離陸。先に上がったチームは高度を稼いでいましたが、離脱後から沈下だらけで全くいいところなく撃沈されてしまいました。
2発目は、離脱後赤屋根上空で+2のサーマルにあたり、すかさずセンタリングをすると全周プラスになり、1000mを超えるあたりから+5振り切る勢いで上昇し、先に離陸して近くで旋回していた日大LS8を縦に追い越して1400mでブレイク。そして給水塔に向かいました。上空は向かい風15m/sほどあったと思いますが、速度を上げてもほとんど前に進みません。すると、目の前を優雅に通過していく先ほどのLS8が・・。しかも、ほぼ同じ高度同じ場所を飛んでいるのにLS8はほとんど失高せずに私を追い抜いて行きました。機体の性能差を見せつけられた一幕でした。その後給水塔をクリアし、高度を速度に変えて千代田クリア。そしてなぜか先ほどのLS8とほぼ同時にゴール。LS8と同じ時間で回れたのでかなり嬉しかったです。写真撮影も絶好調です。
3発目は重田。条件がやや渋くなった状態で、ランウェイ南側で1000m近くまで上がり給水塔に向かいますが、なぜか撃沈され帰ってきてしまいました。重田によると、周回できる条件だったそうです。しかし向かい風が強い中、タイムを上げることを考えすぎてしまい、給水塔に向かうことを焦ったあまり沈下にはまって帰投せざるを得ない状況に陥ってしまったようです。重田は競技のことを真剣に考え、努力していると私は思っています。昨日からいろいろなミスをしてはいますが、それを全国大会後半、来年度に活かしてもらいたいと思います。
今日もほとんど大学が周回し、2周した大学も多かったため、一周しかできなかった同志社は上位から離される結果となりました。私も1発目で回れなかったことを非常に悔しく思っています。そうすれば重田にもっと良い条件で発航権を回し、岩井にもチャンスを与えることができたかもしれません。
明日も寒気は残っていそうなので、条件を期待して今晩は休むことにします。

ご存じの方も多いと思いますが、日本学生航空連盟のHPで公式結果を閲覧できます。
また本日17:15のNHKニュース関東版でグライダー全国大会が映像つきで取り上げられ、見事、私前田のアップとAIONⅡの離陸映像がお茶の間に流れました!

4日目の順位
◆個人デイリー
1位:橋詰(京大ディスカス)1000点
2位:中村(名大ディスカス)935点
3位:前田(同志社23)   926点
4位:西野(早稲田LS)   853点
5位:柳沢(法政A)     844点

4日目までの順位
◆団体総合
1位:早稲田LS 6275点
2位:早稲田23 5560点
3位:慶応A  5518点
11位:同志社23 3500点

◆個人総合
1位:中村(名大ディスカス)3480点
2位:柳沢(法政A)    3446点
3位:小寺(東海6)    3277点
11位:前田(同志社23)  2658点
39位:重田(同志社23)  844点
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’08全国大会便り No.6

2008年03月04日 | 大会

3回重田です。

今日の競技成績・・・思い出すと今でも興奮して上手く語れないのですが、とにかく報告させて頂きます。

3月4日 Day3
天気:晴れ
風:正対風
タスク:高山→千代田(32km)

1発目:前田 11:45離陸 12:27着陸 飛行時間00+42
2発目:重田 13:09離陸 13:50着陸 飛行時間00+41
3発目:岩井 14:33離陸 14:38着陸 飛行時間00+05
4発目:岩井 15:19離陸 16:19着陸 飛行時間01+00


ゆるい西高東低の気圧配置の中、昨日に引き続き上空は強い寒気に覆われていました。朝から十分な日射もあり好条件が期待されたので、タスクは高山→千代田のΔ32km。朝のブリーフィングではアウトランディング場の確認も行われました。前日のくじ引きで決まった同志社の発航順は15番。この順番が見事にはまり、丁度条件が良くなった時刻に1番手前田さんが離陸。この時周回していたのはまだ日大8Kのみでした。同時期に上がった立命ディスカスと上空でサーマルを取り合いながらも、いち早く1500mまで上昇し一気に高山を目指します。途中グライドスピードの差で立命ディスカスに追い越されるも高山を1200でクリア、そのまま高度落とさずに千代田を1100でクリアしそのままゴール。一番手として完璧な仕事をこなし2番手にバトンを渡してくれました。
この時点での周回は日大8K、立命ディスカス、同志社23の3チーム。上空に浮いている機体が多かったためすぐに自分にも発航順が回ってきました。先ほど一緒に周回した立命ディスカスの2番手に続いて離陸。あらかじめ目星をつけていたポイントでサーマルにヒットし一気に1400mまで上昇。その間に立命が着陸するのを無線で聞き、これは差をつけるチャンスだと気持ちが逸ります。高山を1000mでクリアした後、富士重上空で再び1400mまで上がりなおしたのですが、サーマルで上がるまでもなくその先のルートはほとんど沈下がなく千代田を1000mでクリア、サーマリングに無駄な時間を使ってしまった事に後悔しました。そのまま180km/hでファイナルをかけてゴール手前で350から引き起こし400でゴール・・・のはずだったのですが、ゴール判定はNoGood。引き起こしが遅かったのか、高度計指示の遅れを読み間違ったのか、競技会初周回という未熟さが減点を招いてしまいました。
しかしこの時点で2周目を達成しているのは日大8Kと同志社の2チームのみ。3番手の岩井に期待がかかります。岩井の発航を待つ間に各チーム周回を達成していきますが、3番手の離陸は同志社が2番目に早い!しかし条件が一時的に死に始めたのか、すぐに場周に戻ってくる機体が目立ち始めます。渋い条件の中みんなの期待を背負って離陸した岩井でしたが中々サーマルにヒットせずあえなく撃沈。しかし、まだ最終発航までは時間がありました。再び機体をセットし次の発航順を待ちます。最終発航ぎりぎり15時19分にもう一度岩井が離陸。皆の祈りが届いたのか条件が再び持ち直し、渋いながらも岩井が粘りのフライトを見せます。慶應YS・立命ディスカスとやりあいつつ苦労して高度を上げると、一直線に高山へ。地上で見ている皆も応援に熱が入ります。しばらくして「同志社23、まもなく高山クリア」の無線。その瞬間、地上の同志社クルーから歓声が上がりました!周回できないまでもこれで1ポイントクリア、2.5周だと帰ってきた岩井を興奮気味に皆で迎えたのですが、話を聞くとカメラのセットミスで結局写真撮影できなかったとの事。写真がなければ当然無得点です。非常に残念な結果となってしまいましたが、悔しがる岩井の話を聞きながらもこれからの同志社チームの可能性を感じさせる1日となりました。

この日は結局、日大A、慶應A・B、早稲田A・Bが3周を達成。その他周回多数であまり差をつめることは出来ませんでした。得点は前田さんが38分9秒で935点。重田は37分15秒でゴールNoGoodに加えて、旋回点撮影不良もあり減点100の844点。未熟・・・
ただ明日も好条件は続きそうなので、同じミスを繰り返さずに今度こそ3周を目指します!

Day3
◆個人デイリー
1位:山崎(早稲田A)1000点
2位:中村(名大)981点
3位:橋本(東工6)973点
9位:前田(同志社23)935点
22位:重田(同志社23)844点

◆団体デイリー
1位:慶應A 2674点
2位:日大A 2537点
3位:早稲田B 2490点
10位:同志社23 1779点

通算成績
◆団体総合
1位:慶応A 4751点
2位:早稲田B 4090点
3位:早稲田A 4055点
10位:同志社23 2574点

◆個人総合
1位:柳沢(法政A)2602点
2位:中村(名大)2545点
3位:小寺(東海6)2503点
12位:前田(同志社23)1730点
32位:重田(同志社23)844点
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’08全国大会便り No.5

2008年03月03日 | 大会

4回 前田です。

本日は3月3日(大会2日目)の報告をさせていただきます。
天気:晴れのち曇り
風:午前背風、午後から正対風
タスク:給水塔→千代田(24km)

1発目:重田 10:54離陸 10:03着陸 飛行時間00+09
2発目:前田 14:08離陸 14:14着陸 飛行時間00+06
3発目:前田 15:16離陸 16:00着陸 飛行時間00+44

本日は日本の北にある低気圧が前線を伴って南下する予報で、妻沼滑空場付近は昼以降に寒冷前線が通過すると予想していました。そのため、午前中は南風で発航スタンバイになることも多く、逆転層があったため、条件が渋くほとんどのチームは周回に至りません。14時を過ぎたあたりから徐々に風も変わり始め、あきらかに前線の通過と思われる状況から一気に条件があがり、その前後で次々と周回が出た結果となりました。
私も最終発航ぎりぎりで出発し一度は場周を考える高度まで落ちましたが、なんとかサーマルを見つけて上がっていると高度があがるごとにプラスも強くなり、1000mを超える高度ではいくら速度を上げてもプラスが強いので上がっていくという有様でした。
今日もほとんどのチームが周回したため、同志社の一周は順位を大きく変動させるものではありませんが、とりあえず他のチームについていくことができたという感じでしょうか。
明日以降も条件が出そうなので頑張ります!

2日目の順位
◆個人デイリー
1位:角谷(龍谷B)1000点
2位:増田(慶応A)954点
3位:小寺(東海6)866点
6位:前田(同志社23)795点

◆団体デイリー
1位:龍谷B 1000点
2位:慶応A 954点
3位:東海6 866点
5位:同志社23 795点

2日目までの順位
◆団体総合
1位:慶応A 2077点
2位:東海6 1815点
3位:早稲田B 1600点
12位:同志社23 795点

◆個人総合
1位:小寺(東海6)1815点
2位:柳沢(法政A)1672点
3位:森田(早稲田B)1600点
14位:前田(同志社23)795点
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’08全国大会便り No.4

2008年03月02日 | 大会
4回生の前田です。

本日は3月2日(大会1日目)の報告をさせていただきます。
天気:晴れのち曇り
風:午前は正対風6m/s、午後から背風
タスク:給水塔→千代田(24km)

1発目:前田 12:28離陸 12:59着陸 飛行時間00+31
2発目:前田 14:13離陸 14:25着陸 飛行時間00+12

今日の天気は晴れでしたが、予報以上に午前中は北西風が強く、一時は正対7m/s以上あったかと思います。寒気の流入があったせいで10時半から上昇風はありますが、各機なかなか前に進めない状況でした。その中、慶応YSの1ポイントに始まり、立命ディスカス、関大23が給水塔をクリアしていきました。私同志社23チームは15番目に離陸。赤屋根上空、青屋根上空のサーマルを使ってR/W上空でサーマルトップの900m超まで上がりましたが、給水塔に辿り着くまでに正対風、沈下に阻まれ給水塔1km手前で高度700mを切ってしまいました。沈下が大きかったため再びサーマルを探しますが、粘り切れず場周。クルーズのコース取りの失敗だったことに降りた後気づき、非常に悔しい一発となってしまいました。
2発目は風が穏やかになった14時過ぎに離陸。直前に早稲田LSが青屋根ですごい上昇率で回っていたため、赤屋根奥、青屋根まで一直線で向いましたが、プラスをとらえたのは帰投できるぎりぎりの高度。手前には沈下があったため、やめるも勇気と帰投判断をしました。これも、ASK23とLS4の性能差を考えると、攻め方が間違っていたと反省しています。
他校はほとんどの大学が1周または1ポイントしたため、いきなり同志社は出遅れてしまいました。しかし、空のスポーツは焦り禁物です。明日も条件は出るでしょう。安全を第一で必死に攻めたいと思います。

本日は斎藤先輩、鳥田先輩、豊浦先輩、知野先輩、梶田先輩、末吉先輩、樺島先輩、岩崎先輩、山田先輩、大久保先輩、西山先輩、宮原先輩、中村洋一郎先輩、森川監督、三田村教官が妻沼に足を運んでくださいました。応援等本当にありがとうございました。
そして河盛先輩からは差し入れをいただきました。ありがとうございました。


3回重田です。
今日自分はフライトできませんでしたが、地上からの機体監視を徹底的に行い各校エースの飛び方をじっくり観察でき良い勉強になりました。同志社の3順目、自分が搭乗させてもらえる事になり準備をしましたが背風スタンバイがかかったまま、発航終了時間になってしまいました。・・・と同時に龍谷B給水塔クリアの無線。同じ東海関西支部の選手の旋回点クリアの無線を聞くたびにくやしくてたまらなくなります。この時の為にこの3年間必至で努力してきたわけですから、その成果を発揮できないのは辛いです。もう飛ばずして負けるわけには行きません!明日は必ず同志社は2周以上します!!

本日の結果は以下のとおり。

DAY1
=団体=
1位 慶応YS 1123点
2位 早稲田LS 1000点
3位 東海6 949点

=個人=
1位 西野(早稲田) 1000点
2位 小寺(東海) 949点
3位 中村(名大) 921点
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’08全国大会便り No.3

2008年03月01日 | 大会

4回生の前田です。

3/1は、妻沼グライダーフェスタと開会式が行われる予定・・でした。

普段の木曽川では一般の方にグライダーを見てもらう機会はなく、むしろ土手上の車に止まっていただき、狭い思いをしています。しかし、今日はグライダーが主役のお祭りだけに同志社部員は気分うきうきの状態で朝から同志社23を並べて待機していたのですが、正対10m/sを超える風が吹き始め、挙句の果てには風による砂で目も開けられない状況になってしまいました。

こんな状況なので、12時には出店が撤収、ミニモアの飛行も中止、開会式も室内で行われたため恒例の選手紹介もなくなりました。
年に一度のグライダーフェスタは散々な結果になりましたが、明日からの競技は安全第一で頑張りたいと思います。

本日はOBの豊浦さん、樺嶋さん、梶田さん、瀬川さん、花井さんの5人の方が妻沼滑空場に来られました。応援、差し入れなど本当にありがとうございました。
明日以降妻沼に来られる方は機材車の上に同志社マークの小旗を掲げていますので目印にしてください。

また、今日はテレビ朝日の方が取材に来られ、同志社23もばっちり撮影していただいたので、もしかしたら本日のニュースに映るかもしれません。乞うご期待です。
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