こんにちは、浅野です。
東海関西記録会の各日の概況をお伝えします。
前半
1日目
西高東低の気圧配置で朝から北西風が強く吹いていました。大野滑空場では正対ですが、それでも8〜9mほど吹いていました。時々西に振ったりしていたのでクルーフライトを6発飛ばした後に待機となりその後撤収しました。待機中は翼端を3人で抑えないと機体が浮きそうな程の強風でした。
冬の妻沼も風が強いそうなので風が強い中でも安定して飛べる技術を身につけたいと思いました。
2日目
一日中晴れで途中ピス交を行いましたが総発数は62発でした。
私は競技フライトとして4発回ってきましたが得点することができませんでした。条件もそこまで良さそうではありませんでした。4発中3発は全くサーマルがなく、1発はリダポンに当たりましたが+に入れても半周でした。
しかし大阪大学の4回山本さんが𦙾永橋を1ポイントクリアして得点していました。グライダー競技ではやはり発航順の運も大切だなと感じるとともに、条件が良い時にサーマルを逃さない技術力も大切だなと感じました。
3日目
朝から雨がパラついており訓練は中止となりました。各係がクローズ作業を終わらせた後に10時半頃に撤収しました。
後半
4日目
私は授業で参加していませんでした。
朝の準備時にリトのインシデントがありこの日のフライトは無しで、学生でミーティングなどを開いていました。
5日目
朝イチでピス交をしクルーフライトをした後の条件が出だした11時過ぎに競技が開始しました。私の発航順は4発目でした。
1発目のフライトは特にサーマルに当たらずに4分で帰りました。2発目は昼休憩と索点を挟んだ後の13:47に飛びました。私が飛ぶ前に1機滞空し始めたので自分も上がってやるぞと意気込んで飛びました。離脱して西に旋回し工場の上空を狙いました。すると左の翼が持ち上げられたのですぐに左旋回をしてサーマルに入りました。0.5〜1.5のサーマルでじわじわと上げて行きました。今回はケツバリオを感じた所で少し伸ばしまたバンクを入れて強い所に寄せて行きました。離脱高度は350で最初のサーマルで600まで上げました。
また上空には3機が飛んでいました。上空に3機いる中で滞空するのが初めてだったので、常に他の機体の位置を把握してセパレーションをとり、無線で高度や状況を連絡し合いながらサーマルソアリングに集中するということにとても苦戦しました。また近くをハングライダーも飛行しており東海関西では珍しい混雑具合でした。全国大会で得点するにはこれに慣れないといけませんね。
その後750付近まで上げて行きました。サーマルの強い部分に「入る」という感覚がわかったような気がしました。
しかしその後は集中力が切れたのか750〜800まで上げてからサーマルを外してしまうというのを2回も繰り返してしまいました。後席からも「何をやってるんだ」というようなことも言われ、もう一度気を引き締め直しました。
2回目にサーマルを外した後はなかなか+が見つからずこれで終わりなのかもとも思いました。気がつくと後から飛んだ333に高度を逆転されていました。こちらが高度600で向こうが800だったので藁にもすがる思いで下に入りました。すると全周1.5〜2、最大3のプラスに入れました。絶対にこのサーマルは逃すまいと全集中で挑みました。
先にブレイクした333が𦙾永橋をクリアした後に自分の下に帰ってきたのでこのサーマルで上げられるだけ上げてブレイクすることにしました。
その後上限ギリギリの1150まで上げて𦙾永橋へと向かいました。初めて高度1000mを超えたので感動したい所でしたがそんな余裕はありませんでした。𦙾永橋を高度1080でクリアし大野町役場を高度800でクリアしゴールしました。
飛行時間は52分でした。
反省点も多いフライトでしたが完全に自分の力で周回できたのでとても良かったです。
私が離陸してから6機が飛んで着陸していたので、その間粘れたことは自信になりました。
また後から聞いた話ですが、私が下に入った333の上がりの状況は悪かったらしく、少しの場所の違いで上がりがそこまで違うのかとサーマルの奥深さを感じました。
結果としてこのフライトが優勝に直結しました。
6日目
この日は条件が渋そうだったので競技フライトは無しでクルーフライトのみとなりました。
予想に反して滞空する機体もありましたがサーマルトップは低そうでした。
以上です。
振り返ると大野での13日の大会生活を通して競技フライトの面で大きく成長することができたと思います。大会は来年までありませんが来年はライセンシーとしてより成長して帰ってきたいと思います。
東海関西記録会の各日の概況をお伝えします。
前半
1日目
西高東低の気圧配置で朝から北西風が強く吹いていました。大野滑空場では正対ですが、それでも8〜9mほど吹いていました。時々西に振ったりしていたのでクルーフライトを6発飛ばした後に待機となりその後撤収しました。待機中は翼端を3人で抑えないと機体が浮きそうな程の強風でした。
冬の妻沼も風が強いそうなので風が強い中でも安定して飛べる技術を身につけたいと思いました。
2日目
一日中晴れで途中ピス交を行いましたが総発数は62発でした。
私は競技フライトとして4発回ってきましたが得点することができませんでした。条件もそこまで良さそうではありませんでした。4発中3発は全くサーマルがなく、1発はリダポンに当たりましたが+に入れても半周でした。
しかし大阪大学の4回山本さんが𦙾永橋を1ポイントクリアして得点していました。グライダー競技ではやはり発航順の運も大切だなと感じるとともに、条件が良い時にサーマルを逃さない技術力も大切だなと感じました。
3日目
朝から雨がパラついており訓練は中止となりました。各係がクローズ作業を終わらせた後に10時半頃に撤収しました。
後半
4日目
私は授業で参加していませんでした。
朝の準備時にリトのインシデントがありこの日のフライトは無しで、学生でミーティングなどを開いていました。
5日目
朝イチでピス交をしクルーフライトをした後の条件が出だした11時過ぎに競技が開始しました。私の発航順は4発目でした。
1発目のフライトは特にサーマルに当たらずに4分で帰りました。2発目は昼休憩と索点を挟んだ後の13:47に飛びました。私が飛ぶ前に1機滞空し始めたので自分も上がってやるぞと意気込んで飛びました。離脱して西に旋回し工場の上空を狙いました。すると左の翼が持ち上げられたのですぐに左旋回をしてサーマルに入りました。0.5〜1.5のサーマルでじわじわと上げて行きました。今回はケツバリオを感じた所で少し伸ばしまたバンクを入れて強い所に寄せて行きました。離脱高度は350で最初のサーマルで600まで上げました。
また上空には3機が飛んでいました。上空に3機いる中で滞空するのが初めてだったので、常に他の機体の位置を把握してセパレーションをとり、無線で高度や状況を連絡し合いながらサーマルソアリングに集中するということにとても苦戦しました。また近くをハングライダーも飛行しており東海関西では珍しい混雑具合でした。全国大会で得点するにはこれに慣れないといけませんね。
その後750付近まで上げて行きました。サーマルの強い部分に「入る」という感覚がわかったような気がしました。
しかしその後は集中力が切れたのか750〜800まで上げてからサーマルを外してしまうというのを2回も繰り返してしまいました。後席からも「何をやってるんだ」というようなことも言われ、もう一度気を引き締め直しました。
2回目にサーマルを外した後はなかなか+が見つからずこれで終わりなのかもとも思いました。気がつくと後から飛んだ333に高度を逆転されていました。こちらが高度600で向こうが800だったので藁にもすがる思いで下に入りました。すると全周1.5〜2、最大3のプラスに入れました。絶対にこのサーマルは逃すまいと全集中で挑みました。
先にブレイクした333が𦙾永橋をクリアした後に自分の下に帰ってきたのでこのサーマルで上げられるだけ上げてブレイクすることにしました。
その後上限ギリギリの1150まで上げて𦙾永橋へと向かいました。初めて高度1000mを超えたので感動したい所でしたがそんな余裕はありませんでした。𦙾永橋を高度1080でクリアし大野町役場を高度800でクリアしゴールしました。
飛行時間は52分でした。
反省点も多いフライトでしたが完全に自分の力で周回できたのでとても良かったです。
私が離陸してから6機が飛んで着陸していたので、その間粘れたことは自信になりました。
また後から聞いた話ですが、私が下に入った333の上がりの状況は悪かったらしく、少しの場所の違いで上がりがそこまで違うのかとサーマルの奥深さを感じました。
結果としてこのフライトが優勝に直結しました。
6日目
この日は条件が渋そうだったので競技フライトは無しでクルーフライトのみとなりました。
予想に反して滞空する機体もありましたがサーマルトップは低そうでした。
以上です。
振り返ると大野での13日の大会生活を通して競技フライトの面で大きく成長することができたと思います。大会は来年までありませんが来年はライセンシーとしてより成長して帰ってきたいと思います。
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