今年も熱処理課、というか私の班に新卒の社員が配属された。
去年と連続で配属されたわけであり、これは社内でも日陰部署である熱処理課においては異例の事態である。
それはさておき、後輩が入ったというのは(年齢の差を感じる点はさておいて)ひじょうに嬉しい事なのだが、
同じ職場となると少々事情が変わってくる。
何かと言うと「仕事を教える」という仕事が今までより余分に我々に降りかかってくるからだ。
仕事を文字通り「一から」教えるというのはたいへん厄介なことであり、
根気やら何やらが必要とされる作業である。
私の場合、忙しいとつい黙って仕事を進めてしまいがちだ。
これをやるとどうなるのか、結果は見えている。
つまりは
仕事を碌に教えない
↓
仕事をなかなか覚えない
↓
いつまでたっても仕事ができない
という「負の連鎖」が起きてしまう。
目先の忙しさにかまけると、結果自分が苦労することになるわけだ。
分かっているはずなのだが・・・。
とりあえず仕事を教える上での基本、
「やってみて、やらせてみせて、褒めてやる」
を実践していかねばならないと思う。
「アイツは使えない」
などとレッテルを貼るのはもってのほかで、いかに使えるように仕立てるかが重要である。
しかしながら後輩ができてみると「私も当時はこうやって見られていたんだろうな」と感慨深く感じてしまう。
歳をとった証拠か?
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