気分しだいで食べりゃんせ♪

上海 周荘の水郷

もう終わったのかと思ったら、まだまだタラタラと続いている上海レポート

上海旅行3日目。

上海は都会なので、買い物するか食べるかぐらいしかすることがないので、一日だけ、

昔ながらの中国らしい風景が見られる、江蘇省南部の観光都市、蘇州方面に日帰り旅行に

行ってきました。

バスやタクシーでも行けるけれど、ツアーを申込んでしまった方が楽とのことで、

外国人価格で少し高めなんですが、JTBのツアーを申込みました。

周荘で水郷の船にも乗ってみたかったので、蘇州+周荘の、欲張りツアーに決定

ホテルまでの送迎と、日本語ができるガイドさん、昼食付きで、1日かけて5箇所まわって

850元、1元14円として、一人約12000円です。

上海に到着してから、ホテルオークラの中に入っているJTBに直接申し込みに行きました。

ツアーの催行人数が2名以上だったので、他に申込者がなく、チョージョ、ジジョ、私の3人で

ワゴン車一台貸切り~

夕方以降も予定を入れたかったのでスタート時間を30分早めて7時半にホテルのロビー集合。

少し早めにロビーにおりて行ったら、もうすでにガイドさんが立って待っていました。

ガイドさんは私たち日本人よりも、日本のことをよく知っていて、流暢な日本語を話す、

とても感じの良い、まじめそうな若い中国人男性でした。

運転手さんも中国人。運転が上手で安心な旅でした。

中国の高速道路もETCシステムが導入されていましたが、まだ、ETCを搭載している

車が少ないのだそうです。

まずは上海市内から高速道路で車を1時間ちょっと走らせたところにある、周荘(しゅうそう)に向かいました。

周荘は上海から蘇州に行く途中にある、中国を代表する水郷です。

上海とは打って変わって、田舎らしい景色が一面に広がります。

これが日帰りツアーのワゴン車。

ゆったり広くて優雅でした

日本人でも利用できそうな、トイレがきれいそうなところで、トイレ休憩の時間をとってくれます。

ここで、トイレ休憩をしている間に、ガイドの金さんが、入場券等の手配に走ってくれました。

これは沈萬三水塚。

絹やお茶の貿易を行って成功した、「沈萬三」という人の水のお墓です。

当時の中国、呉の国から日本に入ってきた絹織物が今でも「呉服」といわれるのだそうです。

貿易によって大富豪になった「沈萬三」は、皇帝から妬まれて、最後は殺されてしまったのだそうです。

周荘の水郷は、明や清の時代の古い町並みがそのまま保存地区になっていて、入口で入場料を払って

入るようになっています。

これはもう、水の都ベニス(ベネチア)、中国バージョン

水のある風景は、心が和みます。

保存地区内では、普通に住民が暮らしているのですが、観光客は自由に歩きまわって見ることができます。



石畳の細い路地は何かなつかしさを感じ、ホッとします。

シーズン中は観光客であふれかえるようなのですが、冬の寒い季節は、ほとんど観光客も見当たらず、

住民やお店の人たちも、のんびりと過ごしている様子でした。

川にかかる石橋の風景は絵はがきのようです。

いかにも昔ながらの「中国らしい景色」を味わえます。

角煮屋さん、洋服屋さん、カゴを編む老夫婦、収穫した、タニシや野菜を並べる家。

ここ数年で、観光客相手のお店が急激に増えたそうです。

上海市内ではあまりみかけなかった、ワンコがこの街にはいっぱい放し飼いになっていました。

富豪の家を見学しました。

敷居の高さで、身分がわかるのだそうです。

間口は狭いのですが、奥へ奥へと、どんどん部屋がつながっています。

一般市民の家は素朴なのに、富豪の家、村長さんの家は風格があります。

大理石など、高価なものがふんだんに使われています。

フリーで行っていたら、スルーしてしまいそうですが、ガイドさんが、いろいろと

わかりやすく説明してくれたので、目に入った物が一つ一つ印象に残りました。

「遊覧船」と言われる船に乗りました。

各種入場料や、乗船料などは、すべてツアーの代金に含まれています。

日焼けした船頭さん。

岸に知り合いをみつけるたびに、大きな声で会話していました。

歌を歌いましょうかと言われるけれど、歌ってもらうとお金を払わないとならないから

断るんだよと友達に言われていたのですが、黙っていても、ガイドさんがきっぱり

断ってくれていたようでした。

ふわふわと水に浮いて、寒さもすっかり忘れてしまいそうな、心地よいクルージング

普通に生活している人々の家の脇を、船で通過していくのが、不思議な気持ち

白壁がつづく風景と水に映った家並みは、まるで油絵か何かのようです。

お水が冷たいのに、水路の水で洗濯をしている人があちこちにいました。

あぁ、日本では、洗濯機をまわすのさえも面倒くさいと思っていたのに・・・。

おばあちゃんが椅子にこしかけて日向ぼっこをしていました。

のどかです

いつまでもいつまでも船でぐるぐるしていたい気分でした。

「本当にここに来てよかったね」とムスメたちと感動に浸りました。

上海万博に行かれる方は、ぜひ、周荘まで足をのばされることをおすすめします

この後は、蘇州料理の昼食です。 つづく・・・ 

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