「空に星があるように」「花と伯父さん」「悲しくてやりきれない」「山谷ブルース」「遠い世界に」「シューベルトの子守歌」「白いブランコ」、昭和40年代のフォークソングが今夜のラジオ深夜便のテーマ。故郷を離れて下宿し、隣の部屋から流れてきたギターの音。すぐに、ギターの虜になり、『マセマティックス』という名前のグループを組み、13曲、作曲して楽しんだ。今では、ほこりをかぶったままのギターも楽譜も家のどこかにしまってあるが、その時のいくつかの出来事や場面、友が次から次へと浮かんでくる。その時どのようなことを思い、考え過ごしていたのかなどを思い出そうとすると、どんどん出てくるから不思議である。面白いことの一つは、自分はダンプにぶつかっても、死なないと思っていたことである。
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ポジティブ幻想ですよぉ