パリオリンピックは、熱戦が続いているが、これまでと同じように長時間見てはいない。今一つ、スポーツ精神とかアスリート魂とかを感じる心が低下しているからか。そういう中、柔道の混成団体決勝戦を0時過ぎから見てしまった。体重差にハンディがありながらも、勝利する日本のお家芸柔道を今一度頭に刻みたかったのかもしれない。3‐3戦後の結末は、最初から決まっているよう、地元フランス英雄が若干22歳の若者に勝利し、日本は銀メダルだった。フランス柔道は現在ルールの背中が床につけば負けを徹底して避けた柔道だったと言える。日本は真っ正直に柔道の本来の精神・技に挑んだ敗戦と言える。本当に柔道精神術を今一度見直さなければと思う。
注目の柔道は、阿部兄妹の戦い。残念ながら、詩は、一瞬の出来事で2回戦敗退。試合後、会場に響く、号泣が響き、魔物オリンピックを改めて知らされた。兄の一二三は、見事に金メダル。日本に勇気をもたらしてくれた。すごかった、お兄ちゃん、そして、妹に大拍手です。
パリオリンピックが開幕。選手団のセーヌ川水上行進。世界的な歌手やピアニスト、ダンサー、名曲をふんだんにエンターテイメントされたフェスティバル風開会式が大変良かった。自由と愛、今最も必要なものを人類に刻み込ませる演出に感動を覚える。最後の愛の賛歌が心に響いた。