ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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冬のベランダ~寒い!

2007-01-23 | Weblog
東京のマンションのベランダは流石に寒い。日当たりも悪く、水温も冷たい。

水草も枯れて水槽の中に住んでいるメダカの動きが鈍く水槽の底でじっとして春を

待っている。

寒いため、餌も食べず動かない。こんな様子を観察していると可哀そうと思う。何

んとかしてやりたいとの気持ちが交錯する。

自然に負けるな!との応援団であるが自分がメダカであったらどうして貰ったらい

いだろうか?気持ちが揺らぐ。

「春よ来い、早く来い~・・・」の歌を歌いたくなる。

この厳しい環境を生き抜くメダカが次の子孫を残すと思いつつ私の心がゆらぐ。

そしてとった行動は家に入れよう。家の中の水槽に移すことを決めた。

ベランダのメダカを全て取り出し、家の水槽に移した。約60匹のメダカが生きて

いた。水槽に移したら元気に泳ぎ出し、餌を食べている。

甘いと言われても甘んじて受けよう。一年間、トロ箱の水槽で生き残った君たちに

敬意を表したい。一時、300匹以上観察されたが厳しい環境に生き残った君たち

に敬意を表したい。アッパレ・・・・!

人間の社会であれば甘やかすなとの非難の嵐、都心のマンションのベランダに自然

とともに生き残ったメダカ君たちにエールを送りたい。

出張の多い私には十分なお世話ができなかったが、それでも生き残っていた君達の

強さに生きることの大事さを学んだように思う。

机の上に置いた水槽、楽しそうに泳ぎ、水槽で食事をしている君たちの泳ぎを見て

いる。負けるなメダカ、負けるなドミンゴと言っているようだ。

60匹のメダカは春になったら多くの子孫や多くのビジネスを与えてくれるだろ

う。寒い冬、じっと耐えるしか道がない。耐えてこそ、春がやってくる。

困難や苦難から逃げる人はメダカ以下の人である。こんな人になりたくない。

メダカ君たちは家の中の水槽でうれしそうに泳ぎまくっている。