次々と後から来る奴らに順番をぬかされ、切れかかってでかい声でおばはんを呼んだ。中国語はほぼ通じない。学校から以前もらった入学証明書のコピーをとにかく見せる。
「あっちにいけ」と指を指される。
「謝謝!」と言ってその方向に行くも全くわからん。もう一回もどって「あっちってどっちだ?」と身振り手振りで切れかかりながら質問する。何せこっちは汗でどろどろ重いスーツケースのせいで腕が鉛のようになっている。
「&%$#!=?*!!」。必死に眉間にしわを寄せて何か言っている。
「わからん。ここに書け。わかる?マップ!」
「;*%*&#!!」
「わからんっつってんだろ!ここに書け!」
ようやく地図らしきものを書き出した。なにか入り組んだ地図だった。
「こんな解りにくいところに初心者でしかも中国語がこれだけしゃべれない奴がいけるかっつうの。それぐらいわかれよ」と何度も思った。
ようやく事務所についたらやっぱりおばはん。奥のほうの席に若い姉ちゃんが座っている。おばはんに「すみません」と声をかけ入学証明書を見せる。
「;*%*&#!!」また、何か言ってる。
しゃべれないから入学しに来てるのが解らないんだろうか。ようやくついたと思った事務所でこんな体たらく。どっと疲れて放心状態になる。おばはんはもうすべて話したみたいな顔をして席に戻っていった。
おいおい、こら待たんかい。
「わからない。どうすればいいんだ!」
「;*%*&#!!」
段段悲しさと怒りが膨らみ始める。
「お前俺がしゃべれないのは容易にわかるはずだ。何故こちらのことを考えないのか。おかしい。何故だ!何故だ!」ついに怒鳴り始めてしまった。おばはんも負けずに怒鳴り返してくる。
もうどうしようもなくなったなとふと笑いがこみ上げてきた時、後ろの姉ちゃんが「どうしましたか?」と日本語で近づいてきた。助かったと思う反面、「初めからてめえが来いよ!!」という思いが湧いてくる。一事が万事こんな感じで事務手続きが進んでいき、予約したはずの宿泊施設には予約がされておらず、また一悶着あった後にようやくチェックインできた。
トイレとシャワーの間に何のしきりもなく、シャワーをあびると便器が水浸しになるわけわからん作りのバスルームにうんざりしながらシャワーを浴び、死んだように眠った。これから先のことが不安で仕方無かった。
「あっちにいけ」と指を指される。
「謝謝!」と言ってその方向に行くも全くわからん。もう一回もどって「あっちってどっちだ?」と身振り手振りで切れかかりながら質問する。何せこっちは汗でどろどろ重いスーツケースのせいで腕が鉛のようになっている。
「&%$#!=?*!!」。必死に眉間にしわを寄せて何か言っている。
「わからん。ここに書け。わかる?マップ!」
「;*%*&#!!」
「わからんっつってんだろ!ここに書け!」
ようやく地図らしきものを書き出した。なにか入り組んだ地図だった。
「こんな解りにくいところに初心者でしかも中国語がこれだけしゃべれない奴がいけるかっつうの。それぐらいわかれよ」と何度も思った。
ようやく事務所についたらやっぱりおばはん。奥のほうの席に若い姉ちゃんが座っている。おばはんに「すみません」と声をかけ入学証明書を見せる。
「;*%*&#!!」また、何か言ってる。
しゃべれないから入学しに来てるのが解らないんだろうか。ようやくついたと思った事務所でこんな体たらく。どっと疲れて放心状態になる。おばはんはもうすべて話したみたいな顔をして席に戻っていった。
おいおい、こら待たんかい。
「わからない。どうすればいいんだ!」
「;*%*&#!!」
段段悲しさと怒りが膨らみ始める。
「お前俺がしゃべれないのは容易にわかるはずだ。何故こちらのことを考えないのか。おかしい。何故だ!何故だ!」ついに怒鳴り始めてしまった。おばはんも負けずに怒鳴り返してくる。
もうどうしようもなくなったなとふと笑いがこみ上げてきた時、後ろの姉ちゃんが「どうしましたか?」と日本語で近づいてきた。助かったと思う反面、「初めからてめえが来いよ!!」という思いが湧いてくる。一事が万事こんな感じで事務手続きが進んでいき、予約したはずの宿泊施設には予約がされておらず、また一悶着あった後にようやくチェックインできた。
トイレとシャワーの間に何のしきりもなく、シャワーをあびると便器が水浸しになるわけわからん作りのバスルームにうんざりしながらシャワーを浴び、死んだように眠った。これから先のことが不安で仕方無かった。
海外での新しい生活や学校準備などで苦労された様子は、自分の体験とも重なり、興味深く読ませていただきました。
日本人が少ない環境では、苦労も多いですが、たくましくなる気がします。アメリカ人から見ると、日本人も中国人も区別がつかないようですが、言葉の違いは大きいですよね。
これからも、めまぐるしく変化する中国のこと、学校生活のこと、教えてください。また、覗きに来ます。では。