毎日中国語と格闘していた。何せ毎度毎度「発音が違う!」とやられるのだ。先生同士で発する発音が自分には全く違うように聞こえるのに逆に今度は「同じだ!」と言われどうにも困ってしまった。
ここはもう聴覚の器官の差でどうしようも無いのだと割り切り、とにかく色々な単語と発音の「感じ」を覚える手法に切り替えた。「中国語は徹底的に発音を練習すべきだ!」と先生と揉めたが、もし中国に行くことになった場合に発音だけ勉強してて生活が出来るのかと基本的な問題が頭にこびりつき、どうしても様々な単語、表現方法を勉強せざるを得なかった。半ば恐怖感がそうさせた。
電話面接からほぼ3週間がたちはや6月初旬となったが清華大学からはうんともすんとも言ってこなかった。中山大学の合格通知は面接も何もなしにもらっていたが、北京は無言だった。
剛を煮やしてMBAオフィスに連絡をすると「結果に関しては留学生オフィスが連絡する」。知るか!と思うわな。早くも中国の縦割りで非効率な面を体験することとなった。「で、どうなんだ?」と聞いても要領を得ない。こりゃあたまらんとディレクターに連絡し、合格したことを知った。飛び上がるほど喜ぶと同時に中国での生活の苦しさを予感し、少し顔が曇った。
中国に留学するには学生ビザを取得する必要があり、大学からの許可証が必須条件なんだよ。これが待てど暮らせど来ない。何度もディレクターにメールしたよ。そうしたら神戸の実家から「変なのが届いたぞ」って連絡があった。何故か実家に送りやがったんだ。「不安だからFAXしてくれ」って何度も何度もお願いした結果だった。
何はともあれ中国に行く為の条件はそろった。後はSARSだけだった。
ここはもう聴覚の器官の差でどうしようも無いのだと割り切り、とにかく色々な単語と発音の「感じ」を覚える手法に切り替えた。「中国語は徹底的に発音を練習すべきだ!」と先生と揉めたが、もし中国に行くことになった場合に発音だけ勉強してて生活が出来るのかと基本的な問題が頭にこびりつき、どうしても様々な単語、表現方法を勉強せざるを得なかった。半ば恐怖感がそうさせた。
電話面接からほぼ3週間がたちはや6月初旬となったが清華大学からはうんともすんとも言ってこなかった。中山大学の合格通知は面接も何もなしにもらっていたが、北京は無言だった。
剛を煮やしてMBAオフィスに連絡をすると「結果に関しては留学生オフィスが連絡する」。知るか!と思うわな。早くも中国の縦割りで非効率な面を体験することとなった。「で、どうなんだ?」と聞いても要領を得ない。こりゃあたまらんとディレクターに連絡し、合格したことを知った。飛び上がるほど喜ぶと同時に中国での生活の苦しさを予感し、少し顔が曇った。
中国に留学するには学生ビザを取得する必要があり、大学からの許可証が必須条件なんだよ。これが待てど暮らせど来ない。何度もディレクターにメールしたよ。そうしたら神戸の実家から「変なのが届いたぞ」って連絡があった。何故か実家に送りやがったんだ。「不安だからFAXしてくれ」って何度も何度もお願いした結果だった。
何はともあれ中国に行く為の条件はそろった。後はSARSだけだった。