子供の声をきくだけで逃げてしまったり、子供が近づくとほえたり、威嚇したり、と子供が苦手な犬は結構います。
お正月、妹の子供たち2歳、4歳、6歳の3人が遊びに来たので、子供が苦手な犬を慣れさせる練習に付き合ってもらいました。
そもそもなぜ子供を怖がる犬が多いのでしょうか?
子供は、大きな声をあげながら、犬をじっと見つめ正面から近づくこと、力の加減をせずにガンガン触ります。
犬にとって、正面から近づくこと、目をじっと見られること、上から覆いかぶさるように手を伸ばされることは
威圧的な態度となり怖いという感情が生まれます。
犬は音に敏感なので、大きな声もあまり好きではありません。
ですので、作ったルールは三つ。
①犬は絶対に追いかけない。触りたい時は自分から触りに行かずにしゃがんで犬が近づいてくるのを待つ。
②犬の目をじっと見ずに目が合いそうになったらそらす。
③最初に触る時は犬の頭は触らずに自分の手を出し、まず犬に嗅いでもらってからあごの辺りを下から触る。
しっかりルールを守って接すると最初は警戒していた犬たちも
自分から寄って行って「なでてー」と近づいてくるようになりました。
すでに子供が大嫌いな犬は、そばに子供がいることだけで警戒する場合があります。
大人がしっかり監視し、子供は絶対に近づいてはいけない時の犬のボディー・ランゲージを教える必要があります。
子供たちは、なぜそうしないといけないかの理由を言ってあげると必ず守ってくれます。
犬との正しい接し方を学べる良い機会となり、子供への教育の大切さを改めて実感しました。
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