北京五輪 野球 メダルなし

８月２３日、星野ＪＡＰＡＮが３位決定戦で米国に４－８で敗れ、２大会連続の銅メダルを逃した。

荒木、青木の本塁打で３回表までに４―１とリードしながら、先発の和田がその裏に３ランを浴びて同点。２番手の川上が５回に４点を失い、逆転負け。８回にはエースのダルビッシュを投入したが、反撃にはつながらなかった。

メダルを持ち帰れないのは２０００年のシドニー大会以来、全員プロ選手で臨んでからは初めて。「金以外いらない」の言葉通り、「銀」も「銅」も取れなかった。

野球は２０１２年のロンドン五輪で実施競技から外れる。日本は有終の美を飾れなかった。けが人続出の人選、貧打、失策、準備期間、投手起用などすべてに問題が指摘される。一方金メダルの韓国は、国内での試合球とマウンドを国際規格に変えて着々と準備を重ねてきた。
還暦を過ぎた監督・コーチ陣にプロ選手を寄せ集めただけでは世界ではもはや勝てない。

来春の第２回WBCでは監督を代えたいところだが、星野以外に人物が見当たらないことも悩ましい。