仙台ドクタークラブ(2004~2008)

仙台市医師会野球部ホームページ
(広報部編集)
2004~2008年の活動の記録

平成18年度 仙台ドクタークラブ試合日程(案)

2005-10-19 | Weblog
まだ最終決定ではありませんが大体の予定を書いておきます。
休日当番・法事などが重ならないよう調整をお願いいたします。

3月27日(月) 初顔合わせ
4月23日(日) 国保連・全国土木国保戦 ダブルヘッダー(5回戦)
5月20日(土)~21日(日) 三医師会野球大会 
5月27日(土)か28日(日) こども病院戦
6月3日(土) 病院親善野球大会
6月11日(日) ブロック対抗野球大会
(未定) 中巨摩医師会戦(遠征)
7月9日(日) 山形市医師会戦
7月23日(日) 米沢市医師会戦
8月26日(土) ペガサス戦
9月3日(日) 三師会野球大会
10月15日(日) 宮城県医師会健康センター戦
11月 納会 

第1回 川内カップ

2005-10-17 | Weblog
表彰式
1次リーグは402,4-0,4-0で通過。
1位グループトーナメントは6-5、6-5で決勝に行きましたが、4ゲーム目で私の足がつり、恥ずかしながらここでリタイヤ。
こういうことは初めて。年は隠せません。

宮城県医師会健康センター戦 2005.10.2

2005-10-05 | 2005年 医師会健康センター戦
ドクタークラブ便り 
対宮城県医師会健康センター戦 
 とき  平成17年10月2日(日) 
 ところ  ウエルサンピアみやぎ泉
 天候  曇り   気温 23℃

今年度最終戦である。昨年この対戦は雨天中止になった。今日も予報は降水確率50%で、開催が危ぶまれたが、試合開始時はときおり青空がのぞく好天であった。ド・クの今年の成績は4勝4敗のタイであり、給金直しの一戦に賭けるナインの士気は高い。勝ち越しと負け越しとでは、オフの気分も違ってこようというものである。

初回健康センターはド・クの先発安藤の立ち上がりを攻め、安打と失策で無死2,3塁のチャンスを作り、連続犠飛で2点を先取した。健康センターのそつのない攻撃にド・クは苦戦を覚悟したが、この2点は意外にも「スミ2」となったのである。

一方、健康センターの先発の持ち球は超スローカーブであった。蜻蛉が止まりそうな球にド・クの打者はタイミングが合わず、初回に失策で1点を返したものの、1,2回は無安打に抑えられた。ところが3回裏、打順が2巡目に入ると球のスピード(の無さ)に目が慣れ、3安打で2点を取り逆転した。

健康センターは目先を変えるべく、球速はあるがコントロールに難のある2番手をマウンドに送った。5回裏、ド・クは失策と2四球で無死満塁の好機を作る。ここで投手は3塁に牽制球を投じたが、これが3塁手の上空3mを通過する大暴投となり、3塁走者が生還した。牽制球のコントロールにも難があったのである。このプレーで健康センターチームは緊張の糸が切れた。ド・クはこの回打者12人を送り、6死四球に3塁打2本を含む3安打を浴びせ、大量8点を奪った。花田は満塁で右中間に走者一掃の3塁打を放ったが本塁を欲張り、ペガサス戦に続いての本塁寸前憤死となった。スコアブックに「暴走」と朱書したのは瀬戸スコアラーである(小生ではない)。

このビッグイニングで試合の趨勢は決したが、6回裏に登場した健康センターの3番手にもド・クは容赦なく襲いかかる。今度は「右のサイドスローで、球速・コントロールともになし」を特徴とする。投手板の右端を踏み、長い腕を大きくサイドから振り出すため、右打者から見ると背中の後ろから球が来るように見えて打ちづらい。しかし打ちづらい以前に、投球がストライクゾーンに来ることは滅多になく、そのまま打者の後ろを通過するのはまだ良い方で、時に頭上すれすれを、時に背中を直撃するので、大差をつけているにもかかわらず打者は最後まで緊張を強いられた。結局この回ド・クは4死四球に2安打で5点をあげ、ダメを押した。5回以降、佐藤(徳)監督の尊顔は勝ち試合を采配する喜びに満ち溢れていた。

最終回、健康センターの攻撃も2死1塁。「あと一人」コールの中、唯一振れている1番菅原は左中間にこの日2本目の痛烈な安打を放った。俊足の1塁走者は2塁ベースを蹴り、一矢を報いるべく勇躍3塁に疾駆したが、ボールはセンター→遊撃→3塁とレーザービームで中継され、走者は3塁直前で無念のタッチアウトとなった。このエキサイティングなプレーで2005年の野球に幕が降りたのである。

点差は開いたが個性派の3投手を揃え、最後まで緊張感溢れる試合をしていただいた健康センターチームに謝辞を捧げたい。最終戦の相手としては最適であった。最初晴れていた空は、監督の顔色とは逆にだんだん暗くなり、試合終了と同時に大粒の雨が落ちてきた。


健康センター 2000000  2
ド・ク      102085×  16


安藤は2回以降、走者が出ると豪速球で三振を取り、健康センターを完全に押さえ込んだ。結局打者28人に対し被安打3、奪三振6、無四球、自責点1の快投を演じた。安藤の今年の通算成績は4勝1敗、防御率2.81となった。またライト綿谷の再三の好守が光った試合でもあった。特に3回表、1,2塁間を抜けた打球をダッシュしてライトゴロに仕留めた守備はとても病み上がりとは思えなかった。

伊藤(幸)は2回裏、最初の打席で低めのボールをストライクと判定した球審に2分半猛然と抗議したがついに認められず、あろうことか次の投球が死球となった。グランドは一瞬静まり返ったが、燃えたぎる76歳11ヶ月は寡黙に1塁に向かうと、初球に2盗を敢行。見事セーフとなり、自己の持つ最高齢盗塁記録をあっさり更新した。ここまできたら是非80代での盗塁も拝みたい。誕生日を考えると、2008年の最終戦でその場面に出会えるかもしれない。還暦を迎え、最近弱気な言動が目立つ松井に、あと20年は頑張るよう手本を見せてもらいたいものである。

三医師会親善野球大会終了時、1勝4敗と落ち込み、弘前の太陽・前田慶子に「仙台はチーム力の陰りが顕著である」と喝破されてド・クは奮起したのである。その後驚異的な4連勝を遂げ、ついに勝ち越してシーズンを終えた。しかもその4連勝は、16対1(中巨摩メッツ戦)、12対4(米沢市医師会戦)、12対3(ペガサス戦)、そして今日の16対2と、いずれも2桁得点をあげて底力を見せつけた。今にして思えば、弘前の太陽にもっと早くに、もっと激しく面罵して欲しかった。
                       
(文責 宮地辰雄)