台風接近により、昼からは雨の予報。
松井仙台市医師会長の開会に挨拶。
「5チームとも力量が接近。どこが優勝してもおかしくない。」
優秀な審判団。
昨年優勝の太白ブロックから優勝杯返還。
太白はこの後地獄を見ることになる。
この時点では誰も想像していなかった。
太白の主将の選手宣誓。
今年も優勝するつもりの強気な口調。
「ストライクは広めに取ります。怪我のないように野球を楽しんで下さい。」
昨年青葉に初戦負けした宮城野は投手を補強してきた。
この大会初見参のサイドスロー。
球速はないが変化球を低めに操る。
板垣、盗塁失敗。捕手は強肩だ。
宮城野が2点を先取するも、その裏、青葉の打線に火が着き、
打つわ、打つわ、で大逆転。
宮城野2-6青葉。
Bグラウンドでは、どうしたことか、太白が初戦敗退!
泉9-4太白。
エース安藤を青葉に当てるため温存したのが仇となった。
左腕後藤が打たれまくる。
宮城野との敗者復活戦、いや復活しないので消化試合に回る。
C、Dグラウンドはバイタルネットの物流センターに変わろうとしている。
若林は苦戦。
もう合計するのも大変なスコア。
決勝は泉vs青葉になった。
太白は消化試合で宮城野と4-4で引き分けた。
抽選の結果、これも負けて若林との第2消化試合(最下位決定戦)に進むことになった。
「奢る太白は久しからず」・・・青葉の某選手が呟いた。
さて泉と青葉の決勝戦。
予報通り、霧雨が降って来た。
泉の先発は千坂。ほとんど直球を投げ込んでくる。
青葉の先発は松井。ストライクコースから下へ、外へ逃げて行く変化球が持ち味。
両軍走者を出すが、あと1本が出ない。
1回裏、青葉の攻撃。
無死満塁で更科の投直併殺が最後までたたった。
途中雨足が強まる。
5回表、ついに泉が1点を取る。
その裏青葉は板垣の1塁後方への2塁打+2暴投で一挙生還し1-1となる。
抽選か延長か、協議の結果延長となる。
6回表、泉は疲れの見えた松井から長打2本で1点を取る。
その裏青葉は2死1,2塁と攻め立てたが、最後の打者が内野フライに倒れ、泉の優勝が決まった。
雨の中、1点を争う好ゲーム。
両チームがんばりました。
また来年お会いしましょう。