ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

実験台になりませう!/Aveda Institute

2009年11月05日 | ショッピング
これまたポートランドの地元情報ではないけれど、私はポートランドに来てから、髪を切る時は“Aveda Institute”というところにお世話になっている。

全米チェーンの高級ヘアケア&スパのお店で、大きな都市には旗艦店がいくつもある上、個人のヘアサロンでも、本社から暖簾分けされたお店もあり、総合コスメでは知られた存在。

ただ、私が通っているのは、ヘアサロンではなくインスティテュート。いわば同社の美容学校部門で、生徒に実践を積ませる代わりに、破格の値段で髪を切ってもらえる、というシステム。

サロンの内部はだだっ広いスタジオ、という感じで、髪切り台がずらっと並び、一日に100人がこのスタジオで働いているというから、驚き。

ちなみに、2年生のこの学校では、学年等でも値段に差がある(カットだと10~16ドル)。ただ、切ってもらう人も学生(私)だと学割が利いて、何と10ドル!シャンプー、ブローまで一貫して同じ人が担当し、マッサージとリップグロスのサービスもあり。必ずインストラクターが見回りに来るから、“ちょっと難アリ”と思えば、彼女らに訴えて軌道修正することも出来る。会計の際には、同社の製品の前を通って、一通り今日使った商品の説明を受けるのだけれど、殆どのお客は購入していないから、そのまま素通り。

外国で髪を切るのに抵抗があり、必ず日本の行きつけに行くという人は多いけど、日本の行き付けがない私は、どこで切っても一緒。大切なのは、どんな髪型になりたいか、自分の中に具体的なイメージを持つことだと思う。いくら相手の器量が足りなくても、具体的なイメージがあれば、お互いそれに近づくよう歩み寄ることが出来る。漠然と髪を切りに行くと、ロクな結果を招かなかったけど、イメージがあると、例えかけ離れた結果になっても、これだけ説明したんだ、とか一生懸命やってくれた、というある程度の満足感が残る。あと、ま、私がぜんぜんオシャレ命じゃないからかも知れないけど(笑)。

※オシャレ街パール地区の倉庫を改築したAVEDAの学校。この中に大きなスタジオがある。

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