でじたるな部屋(更新終了)

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コンセントでネット接続が出来るPLCの実用化への課題は「ノイズ」と「モデムの大きさ」

2006年08月14日 19時17分31秒 | インターネット
皆さんこんばんは。

ITmediaによると、一般家庭にあるブレーカーが
搭載されている「分電盤」に「PLCモデム」を接続
し、予めPCLモデムが組み込まれた対応機器
の電源コードをコンセントに差し込むことで
インターネットに接続することが出来る「PLC」
(Power Line Communications:電力線搬送通信)

の実験をソフトバンクが実施している模様です。

ソフトバンクは分電盤で光やADSLの回線と
PLCモデムを接続し、そこからその家の
各コンセントを経由してインターネット接続
が可能になる「家庭内LAN」方式での利用を
想定していて、実験では同一環境下では
IEEE 802.11g方式と同じ速度(54Mbps)で
170mの通信距離まで通信速度を落とさず
に利用可能なようです。

しかし、現状ではマンションなどのインター
ネット接続に利用されている「VDSL」用の
機器と「PLC」の機器の間を10センチ以上
空けないとノイズ(漏洩電界)の影響で不具合
が出る可能性があり、それに対処するため
電源コードにシールドを標準装備しなければ
ならない点や、現時点では各機器に取り付け
なければならないPLCモデムの大きさが
ノートパソコンのACアダプタ並みになって
しまうなど、解決しなければならない課題も
多いようです。

個人的にはソフトバンクの想定している利用
方法だと結局はインターネットへ接続する回線
として光やADSLなどの別回線を導入しな
ければならず、パソコン側にPLCモデムが
あればコンセントに差込むだけでインターネット
接続が出来るわけではない点や、PLCは有線
接続のため、ノートパソコンでバッテリー駆動
を行えば「コードレス」で接続可能な無線LAN
とは異なり、接続箇所に制約があることを考えると
PSPやニンテンドーDSなどの携帯型ゲーム機
に標準搭載されるなどの影響で急速に普及しつつ
ある無線LANと比較すると、現時点で判断する
かぎりにおいては「家庭内LAN」としてPLCを
使う利点はあまりないと思います。


関連リンク
ソフトバンクBBに聞く、PLCの課題と展望(ITmedia)

高速電力線通信システム(PLC)概要(高速電力線通信推進協議会)




でじたるな過去の部屋

2005年8月14日の記事

ジャンプスーパースターズトレーニング版をやってみました。

「DSステーション」ではニンテンドーDS
を持って行くと体験版をダウンロードして
遊べたり、ニンテンドーDSブラウザーを使う
ことでwebサイトを見ることが出来たり、さらに
Wi-Fiコネクション対応ソフトを持っていくと
インターネット対戦で遊べるなどのサービスを
無料で楽しめるようにした結果、DSステー
ション設置店は休日になるとニンテンドーDS
を持った多くの人で賑わっているようです。







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