ドコモが新サービス「プッシュトーク」を正式発表

皆さんこんばんは。

ＮＴＴドコモは１０月１９日、ＦＯＭＡの新機種となる
「ＦＯＭＡ９０２ｉシリーズ」６機種を発表し、同時に
新サービスとして「トルカ」「マルチナンバー」
「プッシュトーク」を開始すると発表しました。


902iシリーズ各機種の詳細についてはITmediaの記事を
ご覧下さい。


各サービスの詳細な内容は下記の通りです。


「トルカ」　９０２ｉシリーズ発売と同時に開始

店舗に置かれている読みとり装置にかざすことで
店舗情報などをおサイフケータイの中に取り込む
ことが可能になるサービスです。
読みとり装置で得る情報は無料ですが、そこから
さらに詳細な情報を得る場合はパケット通信料が
かかります。



「マルチナンバー」　２００５年１１月中旬から

このサービスに加入すると１台の端末に最大２つまで
新しい電話番号を追加することが可能になり、どの番号
にかかってきても１台の端末で通話できますし、逆に
電話をかけるときには相手に通知する番号が選択可能に
なっています。料金は１つの番号を追加する場合は
月額５２５円、２つ追加する場合月額１０５０円と
なります。



「プッシュトーク」　２００６年１月から

最後に９０２ｉシリーズの目玉機能となる「プッシュトーク」です。
この機能は、トランシーバーで話す要領で会話していく
通話サービスで、最大５人が１つのグループとなって
通話することが出来ます。

基本サービスとなる「プッシュトーク」は９０２ｉを
持っていれば申し込みなしで使うことが出来ますが
１Push（１回話すごとに）５．２５円かかります。
しかし、別途「カケ・ホーダイ」に契約すると、月額
１０５０円で使い放題になります。

※２００５年１２月３１日までは無料で利用可能です。

その他にも「プッシュトークプラス」というプランがあり
通信料月額２１００円と代表回線のみ付加機能使用料として
月額１０５００円を支払えば、最大２０人が１つのグループ
となって通話可能になる他に、２００グループ（最大
１０００人）を登録することが出来、ネットワーク上で
プッシュトーク専用電話帳を共有できる「ネットワーク
電話帳」や「移動中」や「会議中」など他のメンバーの
状態を閲覧することが出来る「プレゼンス機能」が使える
ようになります。

会話の流れは下記のようになります。

１，端末の側面にあるプッシュトークボタンを押すと
　　専用の電話帳が表示されるので通話したい人を選ぶ

２，選択したらプッシュトークボタンを押して
　　選んだ人を呼び出す。呼び出された人は参加する
　　場合はプッシュトークボタンを押してグループに
　　入る。

３．通話が開始されますが、一度に話せるのは１人だけ
　　で、あとの人は聞くだけになります。ちなみに１人
　　が１度に話せる時間はプッシュトークボタンを押して
から３０秒に制限されているため、３０秒ごとに話を
　　区切る必要があります。さらに誰も発言しない状態
が３０秒続いた場合は自動的に回線が切断される
　　そうです。


以前このブログでお伝えした通り、９０２ｉシリーズの
発表と共に「プッシュトーク」が発表されましたが
ウィルコムがＰＨＳ端末同士での通話定額制を実現させて
いることや、来年度にも参入する新規参入する携帯電話
会社が音声通話定額制を検討している事を考えると
１度に話せる時間が３０秒で話の間に３０秒以上の空白を
空けてしまうと切断されてしまうなど制限の多いことを
考えると、個人的には普及には？が付くと思います。


関連リンク
FOMA「902iシリーズ」を開発 (NTTドコモ)

「プッシュトーク」対応、トルカとiチャネルも──「902i」6機種登場（ITmedia +D モバイル）

「トルカ」の概要(NTTドコモ)

「マルチナンバー」の概要(NTTドコモ)

「プッシュトーク」の概要(NTTドコモ)

ドコモがトランシーバー型定額制通話サービスを開始を検討中？(でじたるな部屋)

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でじたるな過去の部屋

２００４年１０月１９日の記事

「電話をかける」「電話を受ける」だけの端末登場

この後、ツーカーは親会社であるauにブランドを残した
形で事実上吸収されてしまいましたが、ツーカーＳ自体
は好評のようです。

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