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携帯電話が圏内なら場所を問わず無線LAN機器が利用可能になる無線LANルーターが8月末登場(追記有)

2008年08月04日 21時07分15秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

 ITProによると、通信システム構築を手がけるコミューチュアという会社が8月1日、持ち歩き可能な携帯型無線LANルーター「PHS-300 Personal Wifi Hotspot」を現在申請中の技術基準適合証明の取得手続きが完了する予定となっている8月末にもWebサイト上にて15000円~18000円程度で発売し、その後家電量販店などで販売することを明らかにした模様です。


 この製品を使うと、NTTドコモまたはイー・モバイルが提供する通信モデムを接続することにより、携帯電話の電波が届く箇所なら場所の制限を受けずに無線LAN機器が利用可能になるようです。


2008年8月5日追記
 公開されている画像や製品名が似ていることから、外国で販売されている※英語表記です。PHS300 Personal Hotspot(スペックが掲載されたPDFファイルはこちらです。)という製品をベースにしている可能性が高いようです。

 上記製品を個人輸入で購入することで利用可能という情報が公開されていますが、日本においては日本の技術基準に合って、かつ日本の技術基準適合証明を受けている、もしくは自己適合宣言したものでない製品、簡単に言うと技適マークが付いていない製品を個人輸入して使用すると電波法違反になる可能性が極めて高いのでご注意下さい。




現在判明している仕様は下記の通りです。

・携帯電話回線用の通信モデムはUSBにて接続

・1800mAhの電池を内蔵し、連続通信を行った場合は1時間30分、ほとんど通信を行わない場合は3時間通信が可能

NIKKEINETに公開されている画像を見る限りでは、本体の大きさは接続されているイー・モバイルのUSBモデム「D02HW」よりやや大きめ




個人的に搭載して欲しいと思う機能は下記の通りです。(現在判明している範囲から推測しているだけなので、下記の機能が搭載されている可能性もあります)


・充電用のUSB端子を設けて欲しい(市販のUSB端子を利用して充電可能な方式の外部バッテリーを利用し、駆動時間を延長する事が可能になるため)

・CFカードスロットを搭載して欲しい

・ニンテンドーDSやPSPのブラウザ機能だけではなく、インターネットへ接続して行うゲームにも対応して欲しい

PHS方式のUSBモデムにも対応して欲しい




 個人的には自己破産した上で総務省から与えられた周波数を返上し、事業を終了したアイピーモバイルが計画していた「モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ」が実現する事になり、利用者側にとっては手持ちの無線LAN機器がそのまま利用可能なメリットは大きい反面、接続可能な機器として挙げられたイー・モバイルとNTTドコモの通信量が増加し、KDDIが実施している通信速度の規制や料金プランの改定が行われるようなことにならなければ良いと思うのですが・・・



関連リンク
iPod touchやPSPでどこでもネット接続、3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場(ITpro)

「PHS-300 Personal Wifi Hotspot」製品画像(ITPro)

コミューチュア
※2008年8月4日20:45現在、私が探した限りではこの件について掲載されていないようです。

データ通信カード D02HW(イー・モバイル)

eneloop mobile booster 「USB出力付き 充電器・リチウムイオンバッテリー」(三洋電機)

WS002IN(ウィルコム)

モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ概要図(ケータイWatch)

アイピーモバイルが自己破産を申請し周波数帯を総務省へ返上(でじたるな部屋)

au携帯電話のインターネット接続サービスEZwebにおけるデータ通信速度制御の開始について(KDDI株式会社)





でじたるな過去の部屋

2007年8月4日の記事

5000円以下の地上波デジタルチューナーが2年以内に登場?

その後、NECが5000円程度のチューナーが実現可能なLSIを供給することを明らかにしましたが、ITmediaによると、相当頑張っても9800円位が限度のようです。







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