皆さんこんばんは。
ITmediaによると、任天堂の岩田社長はアメリカのサンノゼ
で開催中の「ゲームデベロッパーズカンファレンス2006」
で行われた基調講演で、任天堂が発売を予定している新型
ゲーム機レボリューション(仮称)を使い、インターネット経由で
ゲームがダウンロード可能な「バーチャルコンソール」ですでに
発表されている任天堂のゲーム以外にもセガとハドソンの両社
と提携し、PCエンジンやメガドライブのゲームもダウンロード
可能にすることを明らかにしました。
同時にニンテンドーDS版「ゼルダの伝説」となる「THE
LEGEND OF ZELDA Phantom Hourglass」を今年の年末に
発売することを発表しました。こちらは開発が進んでいる
ようで、タッチパネルを使ってブーメランを投げたり、罠を
解除できたりと多彩な操作が可能になっているようです。
私が注目したのはこの基調講演で岩田社長がバーチャル
コンソールサービスについて「iTunesに近いものになるだろう」
発言した点です。
iTunesはアップル社が音楽プレイヤー「iPod」用に配布
している楽曲管理用ソフトで、下記の3つの要素で成り
立っています。
1.iTunesをインストールしたパソコン
2.楽曲ファイル
3.携帯型音楽プレイヤーiPod
つまり、パソコンにiTunesをインストールしてHDDに
楽曲ファイルを保存し、その楽曲をパソコンやiPodで
聞く形となっています。このことをレボリューション
(仮称)のバーチャルコンソールに当てはめると、下記
のようになります。
1.レボリューション本体
2.任天堂ハードやPCエンジン・メガドライブのゲーム
3.ニンテンドーDS
あくまで推測ですが、岩田社長がiTunesに例えたのは
ニンテンドーDSがiPodの役割、つまりレボリューション
でゲームをダウンロードし、それをレボリューションだけ
ではなく、ニンテンドーDSにも移して遊ぶことが出来る
可能性があることを示しているのではないでしょうか。
関連リンク
岩田氏、「レボリューション」でメガドライブやPCエンジンのタイトルを配信と発表(ITmedia)
でじたるな過去の部屋
2005年3月24日の記事
今話題の意外なグループ企業からPSP周辺機器登場
現在、この商品のwebページ自体が削除されていて
販売されていないようです(^^;;