5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

練習トラプント

2009年02月16日 | パッチワーク&キルト


ホワイトキルトに取り掛かっています。
初めてのトラプントなので、控えめに、55センチ角のタペストリーにしてみました。

まず、トレーシングペーパーを張り合わせて図案を写します。
図案は左上4分の1だけしかなく、あとは回転させながらリピートしていきます。
背景の格子状のキルティングラインも写してしまいましたが、
どうしてもきれいなラインになりません。( 最後、辻褄が合わなくなります )
それもそのはず、書いてみて気が付いたのですが、
このラインは、布に写すときにきちんと測りながら書くラインなんですね。
元図では結構適当に書いてあるようで、図案を写し取る時点では、
配置の基準となるラインを2~3本書いておけばいいと...。
ちなみに、この格子は1.5センチ間隔です。



ペーパーに写すのに、意外と労力を使いました。
これで図案が決まってしまうと思うと、少し神経質になったせいでしょうか。



布の下に図案を敷いて、直接チャコパーでなぞりたかったのですが、
準備していたエイティスクエアでは図案が透けて見えず、
「 えぇ~、エイティでやりたぁ~い 」と思いながら、
仕方がないので、手持ちの薄手のブロードに変更しました。
図案が透けない場合は、チャコペーパーの上からなぞるのですが、
それだと少し面倒だしズレやすいので、ここは手っ取り早く布を変更。

ホワイトキルトには綿サテン、と思ってきましたが、
先日行ったパッチワークのお店で教わったことには、
キルティングだけで仕上げるホワイトキルトなら、
綿サテンよりもエイティスクエアがお勧めとのことでした。
サテンだと、どの方向でも目が沈んでしまうので、
どんなに目を揃えて刺しても、きれいに揃って見えないというのです。
ただし、トラプントなど詰め物をする場合には、綿サテンでもいいのですが...と。

私もやったことがないので、参考にしようと思ったのですが、
図案を写す段になって、あっさり、布を変更してしまいました。(^ー^;
まあ、詰め物をしますので、この布でもあまり影響ないと信じて。

図案の中央のイニシャルはRでしたが、Mに変更。
ベビーキルトには小さいので、これは練習として自分のものにするつもりです。
さて、これからはキルト芯を挟んで、
すべてのラインをキルティングしていきます。
あ、100円ショップで良さそうな指サックも見つけましたので、
これも試してみて、またご紹介します。
( 針が滑らないようにはめるゴムサック。指先オープンで使いやすそう。)








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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パッチワーク (ぴよぴよ)
2009-02-16 23:02:46
パッチワークも色々な手法があるんですね。
全く無知で専門用語がチンプンカンプンなので
調べながら拝見しています。
どんなパッチワークが仕上がるのか楽しみです。
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トラプント (谷間のゆり)
2009-02-17 11:07:23
洋裁学校に通って居る頃、スーツの襟や、見頃に毛糸を入れて模様を膨らませる方法が流行っていました。その手法がトラプンとと言う手法だとわかったのは、ブログを始めてから。
服に応用したのはフラノの様な柔らかい布地でした。映画の中のヒロインがへちま襟に模様を浮き出させたロングコートを着ているのを、羨ましく見ていました。
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ぴよぴよさんへ (デュー)
2009-02-17 17:01:32
キルトという大きなカテゴリーの中に、
パッチワーク(小さな布を繋ぎ合せる)や、
トランプント(裏から紐や綿を詰めて模様を浮き立たせる)があるので、
このふたつは兄弟分と言えるかもしれませんね。
トラプントに向く薄手のキルト芯が、今手元にないので、
これを入手しなければ...。
使うものが微妙に変わってくるので、この点でも手は掛かります。
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谷間のゆりさんへ (デュー)
2009-02-17 17:05:14
コーディングで仕上げた模様はなんとも優美であり、楽しいものですね。
理屈では分かっていても、果たして自分の手でその通りに再現されるものなのか、
やってみるまでは、どことなく不安なところもあります。
まずはキルティング。
少しでも良いものをお見せできるといいのですが...。
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