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クオリティとコスト。

2012-05-09 | 真面目なはなし。
高速バスってすっごく安いですね

僕もよく利用しています

しかし、安ければいいという考え方は危険だと思います

「いいもの」を「安く」提供しているのなら、いい企業です

「それなりのもの」を「安く」提供しているのなら、まぁまぁの企業です

「悪いもの」を「安く」提供しているのなら、ひどい企業です

しかし、安さばかりに着目し、良質な商品を市場から締め出しているのは消費者なのかもしれません…

以下、インターネットからの抜粋です。

従業員に過重労働を強いるという「ブラック企業」を生み出しているのは
それにも増しておそろしい「ブラック消費者」とはいえないでしょうか。

より安くよりよいサービスを求めるのは賢い消費者の条件であります。
しかし、それが度を超えてブラック消費者になってしまってないでしょうか。

お客様は神様なのでしょうが、そのような客としての傲慢がその会社の従業員や
アルバイトにしわ寄せを生んではいないでしょうか。
タクシーの運転手のささいな口の利き方で腹を立てたりしていませんか。

本来はサービスの受け手と出し手は平等なはずです。
お客様に感謝をするのは商売人としては当たり前ですが、
消費者としてもサービスの担い手にも感謝をするのが当然ではないかと思っています。

よりよくてより安いサービスを。しかし、それが行き過ぎてしまい、
過当な価格競争をするのはサービスの提供者だけでなく受け手の行動にも原因があります。
多少価格が高くてもより安全性の高いものがウケるということになれば、
サービスの提供者も安全性を高くし少しコストをかけて、その中で価格競争をしていくでしょう。

社会全体で給料が下がっていく。給料が下がる中でやりくりをしなければいけない。
だから、消費者とするとより安いサービスを提供する業者にいかざるをえない。

そうなるとその業者で働く労働者にしわ寄せがくる。
そしてその労働者に過重労働か賃金引き下げのプレッシャーがくる。
するとその人自身がブラック消費者になって、飲食店で怒鳴る。
――というバッドスパイラルが起きています。

ある意味では、今回の事故を引き起こした原因を
知らず知らずにうちに私たち全員で作り出しているかもしれない。

この負の連鎖を断ち切るのはどうしたらよいのでしょうか。
政府が悪い、政治が悪い、官僚が悪い、大企業が悪い、と言っても天に唾する様なもので、
すべて私たちに帰ってきます。ならば、まず自分たちでできることから始めたらどうでしょうか。

より良いサービスにお金を払う、「適切に支払う」ということは私たちが今日から行動できることです。
「安く」でも「高く」でもなく「適切に」です。
ほんの少しのトレンドの変化が世の中を変えます。

少なくとも今回の高速道路の事故を少しでも「自分事」と受け止めて、少しずつ行動を変えることが、
このような悲惨な事故を減らす、遠回りなようで、一番確実な方法です。

ブラック消費者にならずに賢明な消費者になろうとすれば、
それが日本経済を発展させることができるでしょう。
ひとりひとりが日本経済を支えているのですから。

以上、抜粋文章でした。

今までも、低額運賃を実現させるために運転手に負担がのしかかり、バスやトラックの過労運転を原因とする死亡事故は多発していますし、

耐震強度構造計算において偽装を行ったマンションやホテルが建築されていた姉歯事件や、

社長が逆ギレ記者会見をした焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」のユッケ集団食中毒事件

非食用に限定された事故米を非食用であることを隠して転売していた事故米不正転売事件もありました

安かろう悪かろうという事件事例はいくらでもあります。

それでもほとんど学習しないのが消費者なんだと思います…

まー、悪いことと自覚して実行した企業と、企業の悪事をしっかりと管理監視できなかった行政に最も大きな責任がもちろんあるわけです

しかし、消費者がより安く利用しようとすれば、企業は利益を出すために無理やりコストを下げなければいけないわけで…。

価格の過当競争が発生し、最終的にはクオリティが下がり、健康や安全を脅かす商品まで出てきてしまうんだと思います

安いものには、安いなりの理由が絶対にあることは事実です

しかし、いくらぐらいが適正価格なのか把握することは、個人レベルでは不可能です

企業と消費者の間には、知識や経験において圧倒的な差があるので、取引において常に企業側が有利だといえます

そのことを念頭において、サービスの内容、質、保証について簡単にでも調べるくせをつけることが重要だと思います

「よりよい商品をより安く提供しよう」とする企業ばかりではないので、自分の身は自分でまもれるようにしていかなければなりません

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