AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

タッチパネルメニューという迷宮@回転寿司

2020年11月30日 | やんややんやの日常
このブログのトップページの上には
「日々感じていることをDEEPに書きます」
と記されていまして、
はい、その通り「DEEPが売り」、
いや、単に小難しいとも言える、ブログでございます。

しかし!!!

今明かしますと、
本当は「(注:DEEPじゃない時もあります)」と
加えたかったのですが、
なんと文字数オーバー!ということで断念した次第。


ということで、
今日は

DEEPじゃない日常の小話

をご紹介。

はじまり、はじまり〜〜〜〜


つい先日のこと、
お昼ご飯を回転寿司に食べに行きまして。


今や当たり前となったのでしょうか、
パネルをタッチして注文するというアレでございました。

夜タイムよりもお客さんが少ないのか、
またこんなご時世なので、そんなに回っていないので、
食べたいものが回っていない時は、
パネルメニューから注文しなくてはなりません。


この手のやつがあまり得意ではない私ですが、
致し方ない、食べたいものをいただくためにいざ出陣。

ふむふむ、まずは大雑把な種類欄から「にぎり」をタッチして・・・
はは〜〜、ここで魚の種類が選べるのね、とかなんとかやりながら、

「で、戻るにはどうすりゃいいんだ?」とか、
「戻る、押したのにさっきの画面じゃないじゃん!」とかアタフタしながらも、
まあ、なんとか最後の「注文する」をタッチして一段落。
ふ〜〜〜。(疲労困憊)


そこへ、70代以上と見られるお兄様お姉様のグループがやっていらして、
私たちのテーブルのすぐ後ろに座されたのでした。


ほどなくして、何やら賑やか、というか、ざわついている。
どうやって注文するんだということで、
握ってくれる職人のお兄さんと揉めているんだかなんだか、
どうも70'sグループは「口頭で」注文したいらしいのだけれど、
お兄さんは「感染予防もあるので、すみません、口頭では注文はお受けできません」と。


つまり、70's集団は
パネルで注文という戦さに出陣したくない
わけである。

分かる。。。よく分かる。。。
もうすぐ50'sの、だけど彼らに比べたら、
「そうは言ってもまだ」50'sの私でさえも
そのお気持ち、よーくわかりますです。

アレはラビリンス(迷宮)である。

しかし。ルールはルール。

パネルで注文するか、しないか。
生か、死か。

もうそれくらいの崖っぷちに立たされた70's。

いざ出陣したのであろう。
早速てんてこ舞いの様子が伝わってくる。
やはり、早々に「あの世界」でロストしたのであろうか。

でもどうやら、私のように「どうやったらあの画面に戻れんの?」というよりも、
「そもそも、これ何?どうやって使うの?もー何が何だか分からないんだけど。」といった、
出陣する以前の「まず、どこからどうやって敵地に入ればいいのか」という事態が起きているようでした。

結局、その敵地側の人(店員さん)が助っ人としてやって来る、という緊急事態に。



・・・感染予防という壁を超えた、和平条約成立。


まあとにかく、やんややんやの大騒ぎでした。


追記:
その後、ようやく助っ人と共に迷宮を無事にお出になられたのでしょう、
早速品々がやってきたのですが、
今度は、数が違うとか、
それぞれ自分が何を注文したんだか忘れたのか、
新たな騒ぎが巻き起こっているのでした。


タッチパネルメニューの世界で繰り広げられた平和の樹立・・・そして、まさかの内戦勃発。


DEEP!!!




そして、数秒後、

「あ、それ私の!」という声が聞こえたのでした。