DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

ベーカリー清水@谷保

2017年08月13日 | 大衆パン
チキンロールを購入して、その小さな商店街をも少し探索してたら



やばいね。大衆パンの名店に出会ってしまった。



たまたまだったのか、自分が入店した時は他客は居なかったのだが、あれよあれよと言う間に客で犇めく店内に。

そしてパンを手にせずレジに並ぶ客、そのお店の人とのやりとりを見聞きして



一見やる気がないのか?と思われた棚は、作る側から次々売れていってしまうからであるコト。とか、



タマポテ、ポテポテ、タマタマなど謎のプライスカードは、コッペに2つの具を挟めるコト。とかを理解していくのであった。



自分も棚にあった通常の2倍はあろうかという、巨大なメンチパンを手にして並んでみた。



レジに渡したパンは、奥の作業場に渡される。
え?と思ってると、メンチをソースに潜らせ、その上にすごい量のキャベツがぐいぐいと盛り込まれたのだ。

店頭のパンもまた未完成だったのか!

売場の様に見えて、実は作業場の中に客が行列を作ってる。そんなコトになってるパン屋なのである。
常連さんたちは、どんな商品か理解しているので全く問題ないのだろう。そしてこの人気。ぐいぐい大衆名店の匂い。



パンの包み方も、パンの形状を維持する為か、ビニール袋を空気ごと包んで口をテープで留める。という独特なものであった。
つまり風船の中にパンが入ってる。みたいなコトになっていて。



おかげでぺしゃるコトなく(笑)無事に自宅に運ばれたメンチパン184。

でかうぎ(笑)
いつもなら2〜3個のパンが並ぶ皿なんですけどねw



バンズをパックマンに例えるなら、完全にアゴが外れた状態ですw
そしてしっかりノスうまいいいいい
こんなステキなパン屋が町にあったら自慢できるし、何より楽しいだろうな。

再開発や、所謂イマ風とは対極にある町のパン屋に、そんなコトを強く感じたのである。

今日もまた谷保の人々が、こちらのパンを求めて集まっているはずだ。
それは心豊かな生活のワンシーンである。






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