これまで数多尋ねてきた大衆そばの旅。
偏に大衆そばと言ってもいろいろあった。
大衆そばかな?あ、全然ちゃうやんw てな店もあった。
また、モドキのクセして大衆そばの一群として認知されるよくわからない店もあった。
逆に、そう言わずとも、じんわり大衆そばの良心を滲ませる店もあった。
大衆そばとは何か。
未だ明確な答えは見い出せてはいない。いや、答えなんてそもそもないのかもしれない。
でも。うまいまずい、という昨今のしょーもないグルメごっこに、到底当てはめるコトのできない感動をひしひしと感じてきた。
中でも、いくつか深く記憶に留まる店というのがある。
熊谷市柿沼地区。かつてはその名の通り沼だったのだろうか、周囲より少し低い土地だ。今は住宅地の中をあちこち小さな用水路が走る集落。
その住宅地の角地に自宅を改装したそば処、マルコそばがある。
前回初めて伺ったのは長男と二人で4年前。
東京から来たコトを長男がつい漏らしてしまい、デザートやらおつまみやらを次々と出していただき、恐縮しながらもそのざっかけなき歓待に感動したコトを昨日の様に覚えている。
そんな聖地へ。再び。
壁中に張り巡らされた多彩なメヌー。
漫画。
らく書きノート。
やはり、いい。
マルコそばは、変わらぬ佇まいをみせていた。
酎ハイをお願いし、メヌーの中から、そばチップとごぼう揚げをお願いして蕎麦前。
と思ったら予想以上に量があるので、もう一杯(笑)
そう、この店では蕎麦前などと勿体振るのは間違いだと思う。
気取らぬ居酒屋然とした多彩なおつまみメヌー。
このユルさがいい。
今回うどんも食べてみたいと思い、合い盛りはできないかとご主人に訊いてみた。
あーいいよー。てな具合に了承して貰い、出てきたのは
ぎっちりと盛られたそばとうどんの完全なる2枚もりという(笑)
で。薬味が違うからさ、と猪口も2つ用意してくれて。
そうそう、ぶっきらぼうなんだけど、気が利いてるんだよ。いいなあ。
で、やはりというか、うどん凄まじくうまい。
さすが言わずもがなのご当地なのである。
そして十割そば。
水練りという難しい作法で作られるそれは、どっしりとした風味がありながらも、するると喉をすぐる心地よさもあって。
もうね、はっきり言おう。これは名人のそばだ。
そんなコトを言うと、もれなくついてくる敷居の高さ、妙な高級感や過剰なサービス、プライスレスを装ったハイプライス。。なのだが、
御察しの通り(笑)、通常考えうるそれらが一切ない。
どこまでも気負いを感じさせないのだ。
もしかしたら普通の町そば屋より気負いがない。
それはなぜか。
美味しいそばを食べてもらいたい。
いっぱい食べて愉しんでもらいたい。
その一念のみが存在するから。
と前回も今回もそば湯を飲みながらひしひしと感じていた。
それこそが大衆そばというものなのかもしれない。
そんな十割マルコそばは、大衆そばが昇華した最終形態のひとつなのかもしれない。と。
そして前回も今回も忘れていた事実。
食後にコーヒーがサービスに付くんでした。
もう腹くちいいいいい(笑)
偏に大衆そばと言ってもいろいろあった。
大衆そばかな?あ、全然ちゃうやんw てな店もあった。
また、モドキのクセして大衆そばの一群として認知されるよくわからない店もあった。
逆に、そう言わずとも、じんわり大衆そばの良心を滲ませる店もあった。
大衆そばとは何か。
未だ明確な答えは見い出せてはいない。いや、答えなんてそもそもないのかもしれない。
でも。うまいまずい、という昨今のしょーもないグルメごっこに、到底当てはめるコトのできない感動をひしひしと感じてきた。
中でも、いくつか深く記憶に留まる店というのがある。
熊谷市柿沼地区。かつてはその名の通り沼だったのだろうか、周囲より少し低い土地だ。今は住宅地の中をあちこち小さな用水路が走る集落。
その住宅地の角地に自宅を改装したそば処、マルコそばがある。
前回初めて伺ったのは長男と二人で4年前。
東京から来たコトを長男がつい漏らしてしまい、デザートやらおつまみやらを次々と出していただき、恐縮しながらもそのざっかけなき歓待に感動したコトを昨日の様に覚えている。
そんな聖地へ。再び。
壁中に張り巡らされた多彩なメヌー。
漫画。
らく書きノート。
やはり、いい。
マルコそばは、変わらぬ佇まいをみせていた。
酎ハイをお願いし、メヌーの中から、そばチップとごぼう揚げをお願いして蕎麦前。
と思ったら予想以上に量があるので、もう一杯(笑)
そう、この店では蕎麦前などと勿体振るのは間違いだと思う。
気取らぬ居酒屋然とした多彩なおつまみメヌー。
このユルさがいい。
今回うどんも食べてみたいと思い、合い盛りはできないかとご主人に訊いてみた。
あーいいよー。てな具合に了承して貰い、出てきたのは
ぎっちりと盛られたそばとうどんの完全なる2枚もりという(笑)
で。薬味が違うからさ、と猪口も2つ用意してくれて。
そうそう、ぶっきらぼうなんだけど、気が利いてるんだよ。いいなあ。
で、やはりというか、うどん凄まじくうまい。
さすが言わずもがなのご当地なのである。
そして十割そば。
水練りという難しい作法で作られるそれは、どっしりとした風味がありながらも、するると喉をすぐる心地よさもあって。
もうね、はっきり言おう。これは名人のそばだ。
そんなコトを言うと、もれなくついてくる敷居の高さ、妙な高級感や過剰なサービス、プライスレスを装ったハイプライス。。なのだが、
御察しの通り(笑)、通常考えうるそれらが一切ない。
どこまでも気負いを感じさせないのだ。
もしかしたら普通の町そば屋より気負いがない。
それはなぜか。
美味しいそばを食べてもらいたい。
いっぱい食べて愉しんでもらいたい。
その一念のみが存在するから。
と前回も今回もそば湯を飲みながらひしひしと感じていた。
それこそが大衆そばというものなのかもしれない。
そんな十割マルコそばは、大衆そばが昇華した最終形態のひとつなのかもしれない。と。
そして前回も今回も忘れていた事実。
食後にコーヒーがサービスに付くんでした。
もう腹くちいいいいい(笑)
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