町中華とは戦後の引き揚げに端を発している。と考えている。
そこにGHQが大量に小麦を日本へと送り込む。
大衆そばうどん、大衆パン、そして大陸で覚えた味、ラーメンが爆発的拡がりをみせた。という大衆食ウラの理由。

しかしもちろん、それ以前から中華料理の店は存在していた。
森下の楽楽。創業は昭和5年。純広東料理と謳っているが、それはその当時以来のふれ込みであろう。

メニューを見れば一目瞭然。もうじき90年を迎える、例外的な老舗の町中華とも呼べそうだ。

ま、若干値段がお高い気もするし、3階まである畳敷きの純和風なお座敷宴会場もあったりと、町中華一辺倒で語れるものではない。

90年前からまだ誰も知らなかった広東料理を模索し、時代に合わせて町中華のメニューも取り入れる。そこが町に在り続けたこの店の歴史なんだと思う。

一風変わった炒飯の出で立ちにもそんな片鱗が窺えるのではないか。そして

多彩な彩りを用いた屋号入りの皿。90年の矜持。いい。
そしてもうひとつ、あんかけ揚げワンタン。
あっさり醤油味の、素っ気ないあんかけがかけられたワンタンの中には

五香粉などのスパイスがほんのりと効いた肉の餡。うまいね。しみじみうまい。
こんなところに町中華にはありそでなさそなバランス感覚を見つけるのである。
ちなみに、

食べ終えた頃こっそり足元に現れたこやつ。裏の公園で次男が時々お世話になってる知り合いでした(笑)
そこにGHQが大量に小麦を日本へと送り込む。
大衆そばうどん、大衆パン、そして大陸で覚えた味、ラーメンが爆発的拡がりをみせた。という大衆食ウラの理由。

しかしもちろん、それ以前から中華料理の店は存在していた。
森下の楽楽。創業は昭和5年。純広東料理と謳っているが、それはその当時以来のふれ込みであろう。

メニューを見れば一目瞭然。もうじき90年を迎える、例外的な老舗の町中華とも呼べそうだ。

ま、若干値段がお高い気もするし、3階まである畳敷きの純和風なお座敷宴会場もあったりと、町中華一辺倒で語れるものではない。

90年前からまだ誰も知らなかった広東料理を模索し、時代に合わせて町中華のメニューも取り入れる。そこが町に在り続けたこの店の歴史なんだと思う。

一風変わった炒飯の出で立ちにもそんな片鱗が窺えるのではないか。そして

多彩な彩りを用いた屋号入りの皿。90年の矜持。いい。

そしてもうひとつ、あんかけ揚げワンタン。
あっさり醤油味の、素っ気ないあんかけがかけられたワンタンの中には

五香粉などのスパイスがほんのりと効いた肉の餡。うまいね。しみじみうまい。
こんなところに町中華にはありそでなさそなバランス感覚を見つけるのである。
ちなみに、

食べ終えた頃こっそり足元に現れたこやつ。裏の公園で次男が時々お世話になってる知り合いでした(笑)