DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

みよし庵@蒲田

2016年01月22日 | そばうどん
みよし庵は好きな路麺だ。



ふぁさーとしためんと、赤くダークな色合いの汁。
この色で醤油を即連想してしまいがちだが、実はその裏側で、香りではなく味わいにシフトさせた出汁の効かせ方がポイントなんじゃないかと思ってる。
おそらく昆布を奢ってるんでしょう。その辺りが城南系のスピリットを忍ばせて、路麺の地域性を物語っていたり。いいですなあ。



ところが久しぶりで意気込んでたんですね。ケースの中のメンチと目が合っちゃったんです。

これやっちまいましたねえ。失敗。

やはり路麺とはバランスで食べるもの。
なんですよねえ。
メンチも決して悪くはない。でも焦点の定まらないままにフィニッシュという。。

もちろん2つのせが定番になってるお店もあります。それは店側もそゆ味決めやサイズにしてるってコトでもあり。



食べ終えて店内にふと目をやった。
そこには子供の頃見たような昭和路麺の風情が広がっていた。

周りをよく見回して、常連さんが何をどう食べてるかをよく観察する。慌てず騒がずそこに身を投じてみる。
大衆食でとても大事なポイントですな。









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