DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

サンケイサンドイッチ 分倍河原店@分倍河原

2018年03月21日 | 大衆パン
サンケイサンドイッチにはいろいろある。
サンケイ、三桂にK'sキッチン。オサレな街には今風のB&Bてのもあるし、離れてやってるトコもあったり。

あ、別にサンケイの回しモンじゃないですよw
ココでもちょっと触れたけど、 K'sキッチン大山店。ハッピーロードの片隅でなぜか24時間やってるサンドイッチ処。その店頭に並ぶミックスロール。あれが好きなんです。

今考えると、すぐ近くにある工場の直売所的な性格の店なのだと思う。そこのある種スペシャリテみたいなモノなのだと思う。






早朝、未だ右も左もシャッターの薄暗き商店街を進んで行くと、ほわあ。と明かりの灯る一軒の店。
夜中の仕事をしてた若かりし頃、重い荷物を引きずりながら帰る道すがら、買い求めたミックスロールは、自分の中で孤高の存在なのよ。

だから時々町に潜むサンケイを見つけては店頭をみる。
そしてミックスロールがないコトに、落胆と誇らしさが入り混じる複雑な心持ちになるのである(笑)



さて。分倍河原駅から北に伸びる商店街。
その途中でサンケイを見かけた。



ええええええええええええええええ



まさかのミックスロール@分倍河原
いいいいいいいいいいいいいいいい



興奮しながら2つ買った。
そしてミックスロールが自分を熱くするヒミツを理解したのであった。



ミックスロールは大抵2つの具がパンに半分づつ挟まれてて、その組み合わせに決まりはない。
だから行って見てみないとどんなコンビが待ち受けているのかわからない。そのワクワク感。



そしてその中からその時の自分にとって最良と思われるコンビをチョイスする。この優越感。



当時はたしかひとつ100円だった。
早朝のガランとした商店街に在った、そんなささやかな喜び。そこだったんだなあと思う。

そしてそれは今も変わらない。
街角に潜む立ち食いそば屋や大衆食の店を巡って探し求めているものも、全く同じであるコトにも気付かされた。

日々を生きる、そのちょっとしたスパイス、ちょっとした心の拠り所として、大衆食は大衆と共にあるのだ。





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