DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

きそば鈴一@横浜

2018年03月22日 | そばうどん
ゆでめん?食えたモンじゃない。
小麦粉だらけの逆二八?そばじゃねーだろ。
しょう油立った赤黒い汁?いやだねえ。
揚げ置きのぺら天?笑っちゃうよな。



いつ、どこで、こういったコトをのたまうのが「一般的によし」とされる様になったのだろう。



確かに、茹でたての生麺や十割、出汁の効いた汁や揚げたて天は身近な存在になった。
それらを食っていれば上等なんだろうか。

「なんかあやしい。」



そう思える人がいるコトが重要だと思う。

「それはそれでウマいけど、ゆでめんでもウマいのはウマいよな。」



そう思える人がいるなら最高だと思う。

それは最初の4行の麺や汁や天ぷらを、人に置き換えてみれば判る。



個性がそれぞれあって
得手不得手があって

その中で懸命に在る。
そばも、人も、同じだ。

そんな思いもあってこんな旅も続いてる。



横浜駅。相鉄口。

お店の全景を撮ろうと待てども待てども、人が途切れぬこの駅前に、昔ながらの立ち食いそば屋がうまいと言われ、愛されている。
活気を伴って存在し続けている。



それがどれだけ奇跡的なコトか。
丼を手にして、人の波を見ながらそう思う。
そして、横浜はいい街だなと、そう思うのである。





コメントを投稿