DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

洋食いしだ@赤羽

2017年11月13日 | 大衆食堂
赤羽散歩。

駅前の喧騒からしばし、住宅地の中を進んでいると、なにやら味わい深げな店に出くわしまして。



さて。どーすっか。
店の前で悩むコト1分。

ま、ココに挙げてるってコトはニューテンしたんですが(笑)



老夫婦の賄い。優しい感じがいい。
それは耐用年数記録を伸ばし続けているであろうこのコップにも見てとれる。



実はちと腹パン気味だったのですが、メヌーを眺めていたら



どうにもやきめしスペシャルとスパゲティいしだの2つが気になってしまい、



で。スパゲティいしだ(笑)

ナポの上にとんかつを搭載するという昭和が生み出したメヌーが今尚息づく。

緩めに炒めたナポにからりと揚がったカツ。その上にまた緩めのソースがかかる。



うまい。凡そ想定されたクドさがないのだ。
すいすいと食べ進めて胃に収まってしまった。

絶妙なバランスに感心して、ふとご主人を見るとオリジナルのトレーナー型のコックコートがいい。

そう、この店には夢があるのだ。
ご主人と奥さんの夢を叶える為に店があり、だからコップは大事にされ、そこで供される皿に夢が盛り付けられる。

資本系チェーン店のめしとは根本から違う、夢の皿。きっと他の料理もうまいだろう。

住宅地の中でふと発見した大衆洋食の佳店。
また寄らせてもらいたい店である。





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