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DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

ごちそうさま@新田

2017年04月09日 | 大衆食堂
知らなかった。

新田の駅から旧日光街道へと向かう小さな商店街。



おかわり の隣に



ごちそうさま があったのだ。



ちなみに いただきます は見つけられずw



昭和な店内と子供絵と長コック帽。いいいい



日替わりのベーコン巻きハンバーグ定食650。

カウンターでご主人の仕事ぶりを眺めていたのだが、手抜かりがまるでなかった。

修行された味であり、長く続けらた味であり



町の人が誇れる町の洋食店の味であった。すたきしぎ。





かしん@京成稲毛【閉店】

2017年04月06日 | 大衆食堂
大型車やトレーラーがひっきりなしに行き交う。
京葉工業地帯の大動脈、千葉街道。

検見川を越え、東関道と交差し、いよいよ道幅も広くなったその少し先の薄暗き側道。



ちょっとしたヒーリングスペース。
日夜止まることのないドライバー達に束の間の休息時間を与えていた。



その脇に、高台に沿って建つ一軒の深夜食堂。



かしんである。

母娘で切り盛りする手作りの家庭料理がウリの定食屋。



長細き店内のカウンターに座り、酎ハイと定食を頼む。



3月末をもって閉店との事で、挨拶される地元のファンが続々と。
しばらくして



大変お待たせしました!と届いたハムカツ・唐揚げ定食900。

山盛りライスに生卵、手作りのお新香、



そしてこのハムカツ、唐揚げ。どれもはげしくうまかったのだけれども



自分の琴線に触れたのは味噌汁であった。

きちんと出汁を取った鰹節の良い香り。
そこに玉ねぎの甘みとしゃりとした食感が相まって。
真夜中のロードサイドでこの味噌汁が供されるという事実。誠に素晴らしい。



各家庭で毎朝出汁が取られ、食卓に並ぶ料理に用いられた日本という国は、いつくらいまでだったろう。
家庭料理を謳う店は多いが、今日び一から出汁を引く店などまず出会う事はない。

自分は汁愛好家である。
立ち食いそばが好きなのも、そういった手間を惜しまない店が未だ在るからだ。
そこに想いや愛情が込められている事を感じとるからなのだ。



そしてかしん。この味噌汁から立ち昇る湯気に、真夜中に日本の工業を影で支える人々に対する、真のホスピタリティを思わずにはいられなかったのである。





サンロイヤル@大泉学園

2017年03月18日 | 大衆食堂
原ペコリーヌアケミは腹が減っていた。



アケミイチ押しの、150knのスピードでうどんが飛んでくる(コトは多分ない)バッティングセンターも、村の外れの肉屋がやってる焼肉処も。どちらもやっていないという事態。



麺食堂の裏殿堂に至っては、その痕跡すら残していないのであった。

大和田通信所ではトラトラトラ、ではなく、アケミの腹鳴が傍受されていたかも知れない。



ココやってなければもうドムドムな。とやってきたサンロイヤル@大泉学園。

やっていた。



いや、今月いっぱいやってます。というコトになっていた。



80年代、すごい勢いで増殖したファミレスだが、そんな中で個人経営のファミレスは平成の世にどれだけ生存しているだろう。
サンロイヤル。そんな稀有な存在である。



もちろん自分は初めて、実はアケミも初訪だという。



三角に折られたナプキン、高校の単語カード以来の再会となったリングで留められたメニュー。時間が止まった様な店内に



少し興奮しながら、スタミナビーフランチをふたつ。とお願いした。



あ、ドレッシングうまい。レモンの酸味が効いた媚びないヤツ。



コンソメスープも今のファミレスとは違う手作り感。



そして本丸。そびえ立つ。という表現が妥当であろう、鶏卵がうずらの卵に見える量w



すき焼きライクな甘めのタレ。板橋洋包丁のスタミナ焼きを思わせる。かなりいい。
そんな味付けを支えるようにライスの量がまた多いのに



ぐっと潜らせた箸を引き上げれば、追い討ちをかける様に大量の茹で置きスパが、御茶ノ水カロリー焼きよろしく姿を現わすのである。

普通のファミレスの2食分はゆうにある。うまくてたっぷり。いい。夢がある。
あの当時の大衆が、ファミレスに感じ求めた夢がココにあるのだ。



しかし、これだけの素晴らしい個性を持ってしても閉店となってしまうのか。
日本は、世界は、どこに向かっているのだろう。

他所のファミレスよりうまいコーシーを啜りながら、ささやかな感動とそんな世の中への煩悶と。
そしてそのテーブルの向かいには、どうにか完食し、ジェットコースターに乗った後の如くぐったりとした原ポコリーヌアケミがいたのであった。






豊島屋支店@下連雀

2017年03月12日 | 大衆食堂
久我山から三多摩までを結ぶ連雀通りは、人見街道と共にこの町を横断する古参の街道だろう。

道幅が狭くいつも渋滞している為、あまり通ったコトがなかったのだが、



今回、なんとも気になる酒屋を見つけたのである。



としまや、と板にペンキで描かれた屋号。
凡そ酒屋とは思えない短い暖簾。

角打ちでもやっているのか、そもそも開いているのか、なんなのか。

中がほとんど見えないのだが、人影があるようで、思いきって入ってみた。



引戸を開けて、こんにちはーと言いかけて唖然とする。なんだココ??

そこにお店のおばちゃんから、はーい、ひとりね?今日は焼肉だけど、ご飯は大盛り?

と矢継ぎ早に質問が飛んできたのであった。



その後訊いたら、昼は定食、夜は角打ちというスタイルで飲食店をやってるらしい。

ランチは日替りで一種類のみ。メニューもない。
なのでいきなりご飯の量を聞かれた。というワケなのであった(笑)

そして目の前に、お茶、キムチと共に紙おしぼりと割り箸がクロス状に置かれた。独自すぎる世界いいいいいいー



目の前でスーパーのパックから取り出され、目の前のガスコンロで肉が焼かれ、目の前が煙で覆われる。
というオープン過ぎるオープンキッチン(笑)

ライスは普通でこの量。他の人が頼んだ大盛りは日本昔ばなしに出てくるアレであったw



またこの肉がいい。たっぷりで厚みがあって濃いめの味付けで。いいぞおおお



時々キムチも乗せたりして。



そして千キャベとも一緒に。。
と思ったらこれ白菜の千切りなのよ!

これすごくいい。
しゃきしゃきとみずみずしくて濃いめの味付けにもジャストフィットで。ああああああー素晴らしすぎるうううう



と腹パン大満足でお会計。値段もわからなかったので千円札を渡すと



すごい。すごい店があるもんだ。

安くて気取らずうまくてボリウムと愛情がたっぷりで。


ここから少し三鷹方面には人気のジブリ美術館がある。
三鷹駅から歩いて美術館へと向かう人波はいつも絶えるコトがない。のだが、その少し先には、ジブリの世界に飛び込んだかのような現実世界が存在しているのである。








エポック@下連雀

2017年03月08日 | 大衆食堂
下連雀。

北は三鷹で南に調布。東に向かえば都心で、西に向かうと三多摩という立地。

つまり、いずれにもカテゴライズされていない「浮き地」感がある。そして今回徘徊してみて、

何もなさそうでいて、よく見ると何かある。

というマニア好みな大衆食スポットであるコトを感じ取ってしまったのだ(笑)



例えばこの三鷹第六小前の交差点の角。

さんえい、高社楼、エポック。

三軒の芳しい飲食店が並んでいた。



さんえい。このそっけない構え。うまいものを食わしてくれる、もしくは盛りがいい、そんな予感。



エポックもいい。
厚いアクリルの扉。ブラインド。サボテンの植込み。そしてショウウインドウ。はちと使い方が違う気がするけどw

理想的な70'sエントランス。
よし、今回はココに決定。



むふー
一歩踏み込むと予想を上回る昭和ラウンジぶりいいいいい
夜ココでこんなjazzfunk聴いたら失禁しちゃいそうw



元は喫茶店であろうコトは、4人掛けのテーブルのミニマム加減からも推察できる。
つまり、そこから徐々に、近くの会社や工場のランチ需要に呼応してきた経緯があるのだと思う。



ともなれば、ナポ辺りを攻めてみたいとも思ったのだが、今月のサービスランチはこちらですー。とお母さんに薦められたので牛すじ入りコロッケ定食500を。



きました。ナポ付きでした(笑)



うーん、いい盛りだわー。



なんとなくまんてんカレーの隣にあった、今は亡きとんかつまんてん@神保町を思い出した。そんな味バランス。

そして昼時を迎え、店内は早朝のそば千かよってくらいに、わらわらと集まってきた職人系の客で埋まるのであった。

その筋では人気店なのだろうか。
この構えとのギャップが凄まじい。

そんな一般には知られざる事実。そしてそんな店をひっそりと包括しているこの下連雀という町に、自分の大衆食愛がむくむくと呼応してしまうのであった。





モンテヤマザキ@幸手

2017年03月06日 | 大衆食堂
天竺の旅で腹パンになった御一行が発見するも、もう食べれず地団駄を踏んだ、という大衆食の旅史上の事件。



それが「山崎山の嘆息」である。



この事件の反動は、それまでのYショップでの大衆そば探し、という枠組みから路線を拡大させ、



その後、大衆食の旅はついに地球の裏側到達に及ぶのである。



そして年を跨いだ冬晴れたある日



大衆食の旅班は、山崎山への再登頂へと挑んでいた。



幸手宿の旧日光街道沿い、固く閉ざされたゲートから奥を覗く。
やっていないと思われた薄暗き店内の中から、ご主人がぬーと現れ、やってますよー。と。登頂成功w



前回、建物の横にある調理場から立ち上る炒め物のいい匂いに、むーんと悶絶した記憶なので



焼肉定食。あとオムライスを。



うむいす。その外連味なき味ですら、昭和の息づく雰囲気に溢れてる。地元の大衆洋食いいい。

ま、つかコンビニ〜パン処である山崎山ですら宿場町風情に染めちゃう幸手のすごさ、みたいなトコよね(笑)








とん平@愛宕

2017年03月02日 | 大衆食堂
どちらかというと、コテコテされるよかしんみりやられてるお店の方が好きなんですよ。

でも、



昨年初めて野田を散策した際、なにやら気になったとん平なるお店。



言いたいコトがたくさんあるってゆーか



引き算がないとゆーか



こちらからすると焦点が定まらなかったりする系ね。w

今回は抗いませんよ(笑)踏み込みますー



そこには、カウンターと、小上がりと。奥には座敷もあるっぽい。

小上がりに案内されたんだけど、簾で仕切られててなんか平安時代みたい(笑)
総じてひと昔前のファミリー割烹てな雰囲気なのよ。今ないよなーこの感じ。



でメニュー。ヒレマヨってのが名物っぽいんだけど視線はどちらかというと



プロポーズw
新しいいいいいい



求婚はお断りして届いたヒレマヨ定食770。なかなかのボリウム。



なるほどマヨが芯になってて大葉、ヒレ肉、衣。と。
つか見事な揚げ加減だなー
マヨも手伝ってかふんわり大変結構。



亜空間とその中で意外にも?実直さを感じる技と。昭和の個人店のエンタメってこんなだったかもなあ。と。

サービスのコーヒーを啜りながら、そんな不思議でどこか懐かしい余韻に浸っていたのだ。










BUTAN@森下

2017年02月25日 | 大衆食堂
いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。
それが人間、偉過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。



と、あるグルメまんがは言っていた。



それは決して自分の様に、



すさまじく安旨の、あんな店こんな店を見つけて食う。とか、

惣菜屋でカツを見つけて自分でとじてかつ丼作る。とか、



たぶんそゆコトではなくて(笑)



こゆ店にふらりと寄れるように。て意味なんでしょう、きっと。



たまに利用させて貰ってるこちら。












いや数えたら9年ぶりだったけどw



とんかつもいいけど、炒りどりとポテサラが大変結構。

こゆサイドメニューが安くてちゃんと旨いお店。いいすね。







井草食堂@幸手

2017年02月22日 | 大衆食堂
幸手の駅前にある



精肉店兼食堂に。



比較的最近立て替えたのかな?
暖簾はいい味出てるよね。



お。定食類だけでなくもつ焼きもある。
精肉店のもつ焼き、いいねー



てなコトで。
冷や酒にコーラ、しろレバたんかしら、あとツナはんぺんね!



大きなお手拭きが、一人に付きもれなくひとつ、ホイ!と届く。
なにやら良さげな予感。

そして酒は地元力士の本醸造。
うんうん、いい感じー



すると精肉店の奥からチーン音とともにツナはんぺんが届く。。
昼過ぎだし、油落としちゃったのかな?ま、いいよー。



そしてもつ焼きも登場。
ん。なんか臭うねw
下処理ちゃんとしてないんじゃ。。



特にシロ。口に含んだその瞬間。くっさあああああーwww
かれこれもつ焼き300軒は食ってると思うけどさ。ここまで「そのもの」な味を感じたのは初めてなのであった(笑)

やばうぎよまりw