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スキッドパッチ

2010年03月25日 08時55分17秒 | Fixed Gear
以前の自転車ネタでも書いたのですが
スキッドという固定ギヤならではのトリック。
要するにペダルを固定して後輪をスリップさせるものですが
遊びとして、ドリフトのように飛距離を競うロングスキッドと
制動目的でブレーキ代わりに使うミドルスキッドの2つがあります。
初めてスキッドに挑戦したときは『こんなのムリ!』でしたが
理屈とコツを理解すれば、ロングスキッドは簡単にできました。
ただし、走行中のミドルスキッドはやはり難しくて難儀しましたが
こちらも最近習得。まだまだぎこちないですが練習あるのみ! です。


↑ロングスキッド




↑ミドルスキッド。走行中にブレーキ的に使います。


さて、スキッドはタイヤをロックさせてスリップするわけでして
その結果、必ずタイヤが激しく磨耗することになります。
調子に乗ってスキッドばかりしていると、タイヤはバースト。
こりゃ、ちょっとたまらん話になってしまうのです。
しかも、ここで固定ギヤならではの問題も発生。
たとえばギヤ比を3にセットした場合、クランク1回転でタイヤは3回転。
ということは… タイヤは常に同じ接地面でスキッドすることになります。
当然、一箇所だけが磨耗して、すぐにバースト。ギャー! イヤー!

このスキッド時に接地するタイヤ面を『スキッドパッチ』と呼ぶのですが
ボクのチャリは現在、チェーンリング42T、コグ16Tなのでギヤ比は2.63。
気になるスキッドパッチは8箇所。んー、まぁまぁなんでしょうか…

↑i-phoneのアプリにはスキッドパッチを計算できるものがあります。
 やっぱスゴイね、i-phone!


しかし、おもしろいことにコグを17Tにセットすると
チェーンリングの歯数に関わらずスキッドパッチは常に17箇所になります。
同じようにコグ19Tの場合もスキッドパッチは常に19箇所。
さすがにコグ19Tはデカすぎるので、自分は17Tへの換装を狙うことにします。


んー。でもマニーがないなぁ。
安全重視でブレーキ関連の充実を画策していたので。
今月はブレーキだけでいっぱいいっぱい。
リムもハブもやりたいし、クランクやBBも…
ウギャー! 自転車ってヤツは、もうっ!