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コレを観ろ! #006 パッセンジャーズ

2010年06月29日 12時40分41秒 | Movie

ありがちなオチではあります。
でもいいじゃありませんか。

自分は、いわゆる普通のイメージの霊とか
そういうのはまるで信じてないほうでして…
でも、中学んときに爺さんの仏壇の前で寝たときは
なぜか夜中に突然、声を上げて泣きじゃくり始めたとか。
親戚一同が目を覚まして、声をかけるも泣き止まず
二階から婆さんが起きてきて、あやすとピタリと泣き止んだそうです。
14歳。思春期真っ盛りの自分は、その事をまったく覚えてません。

翌朝、自分の親を含めた親戚連中にこの事をたずねると
皆が見たことがないような真顔で口をつぐんだのをよく覚えています。
爺さんは5人の子供を残したまま、戦争で亡くなっています。
僕の母親は自分の父親の顔を知らない人です。

さて、その後自分はトラックに跳ね飛ばされたり、バイクで事故したり
いろんな目に遭ってますが、幸いにしてこうして元気です^^

人が死ぬとどうなるのか?
カメラマン釣崎氏の写真を見ていると、こう思ってしまいます。
”ただ生命活動を終わらせた肉片である”と。

凄惨な事故。
狂気の果ての悲劇。
苦悩の末の選択。
逃れられぬ病魔。
WAR。
BADLUCK。
ミス。

いろんな理由がいつも僕らの周りにあふれています。
でも、永遠の命などないし、自分が死んでも霊魂となって存在するとは
とてもではないけれど思えないのです。

かつてファラオたちは乾ききった自身のミイラも
壷の中でカラカラになった自分の臓器も
魂がよみがえったときに使えると信じたそうです。
それは呪い師が生計を支えるために唱えたウソ。
死人は蘇らず、新たな命は生まれ続けます。

この年になると、身近な人々がこの世を去ることも少なくありません。
自分の番は、順当にいけばもう少し先のはずですが、
それでも、明日かも知れないそのときを思えば、今が変わるか?

すみません、まだまったく変わりません(笑

どうせ、そんな人間です。
けれど、この映画のように明日の死を考えるものを見ると
少しは、ちっぽけな自分の明日を考えたりもするのです。

で、結局何も変わらないんですが(爆









コレを食え! #003 ~(食)越南~

2010年06月28日 12時52分37秒 | Tasty
食ネタ続きですみません。
ウチの近所のベトナム料理やさんです。
越南と書いてベトナムと発します。
(食)ってのはよくわかりません(笑

で、まずはコレ↓

パイン・ホーイ・テイット・ヌォング。
肉のサラダ包みです。
この肉がめっさウマいんですよ!
何だろう、この味付け。
正直、コレを食いにこの店に行きます。
パクチー、レモングラス、きゅうり、大根、大葉などを
一緒にレタスで巻いて食べます。
たまらんです。


次はコレ↓

ブン・チャー・ジョーです。
汁なしフォーです。
具は揚げ春巻きなんですが
この肉がまたウマイ!!!!
レタス、パクチーなど、お野菜タップリであります。
コレもヤバイです。

他にもいろいろありますが、今回はこのへんで。

↓お店の看板ボーイ。


ラーオタ道 #012 ~みぞのくち野郎~

2010年06月25日 13時07分38秒 | ラーメン
地元のお店です。
溝の口駅前にある小さなお店で
ニューウェイブ系のようなお店ではなく
ファーストフードチックな感じでしょうか。


ここの特徴は何と言ってもコレ!
トッピング無料です。
トッピングは3種類あって、きくらげ、鶏ももから揚げ、辛子ニラ。
どんだけ入れても、どんだけ食べてもOKです。


肝心のラーメンは、意外にもおいしく(失礼!)
自分はしょうゆラーメンの太麺をいつも頼みます。
プルプルと喉越しのいいちぢれ麺で、かなり好みです。
スープはトリガラと野菜で煮込んだあっさり系で
ちょっとキツめに効かせたしょうゆダレでまとめてあります。

写真は店名を冠した「野郎ラーメン」
チャーシュー多めで、ネギが乗っています。
キミヒコさんとこの近くでもありますので、
チャンスがあればぜひ!

BACKWATER×BIG BUD

2010年06月24日 13時12分15秒 | BASS Fishing

お昼過ぎまでは雨でした。
一番と目した中流域のフラットは
そこかしこでボイルが起こる状態。
しかし、なぜか沖のド真ん中でもボイル…
「こりゃ、もしかして…」とイヤな予感がしながら
3インチフィンズフィッシュのトゥイッチ。

グググン!と元気なバイト。
「ああ、やっぱりキミたちか…」
ボイルの正体は超チビバス君たちでした。
半月ほど前からメインベイトが3cm程度のワカサギらしく
シャローでそいつらを追ってるバスはみんなチビ。

となるとラン&ガンで岬やティンバーを撃つしかなくなるワケで
そんなシンドイ釣りはしたくない! ということで
おりきさわ筋の最上流を目指すことに。
遡るにつれ、雨の濁りがどんどん増して行きます。
「こりゃ、本当に一番上しかねーな」などと会話しながら
最上流に到達すると、オカッパリ君が2名。
「あらー、こりゃぁコレ投げるしかねーな」

はい、ビッグバドです。
おりきさわの最上流は狭く、浅い場所。
手前から地形を把握しながら、ベストなスポットに
できるだけディスタンスをとって投げるのが基本です。
左岸のフラットに巨大なレイダウンが絡んでいたので
そこからトレースしていきます。
カコカコカコ… バドのサウンドが響くなか
一瞬にして静寂を破るバイト!

っしゃ! 出た! 

反転してバドが沈む瞬間がバッチリ見えました。
サイズは40.5cm。
まぁ、”亀山なら満足しときましょうサイズ”です。

いやー、やっぱバックウォーターでのバドは強いなぁ。
極めて浅いフィーディングフラットがあれば、
かなりの確率でバイトに持ち込めます。

まぁ、釣れたのはうれしいんですが
ここんとこコレばっかり。
んー、釣りが偏りはじめてしまっている… ううぅぅ。

これを観ろ!#005 WATCHMEN

2010年06月22日 14時19分44秒 | Movie

自分的にはなかなかでした。
観るにつれ、『X-MENみたいなヒーローもの??』と思いましたが
ハリウッドお得意の勧善懲悪モノとはちょっとだけ違ってました。
善とはなにか? 悪とはなにか?
最後にそんなことも、ちょっとだけ考えたりもします。

ある意味、スゴイかも。
囚人の腕がサンダーでぶった切られるシーンがあったり、
幼女を殺して犬に食わせる犯罪者が登場したりしたと思えば
ネットリしたラブシーンがあったりとか。

自分なんかはヤクザとか大嫌いで、自分に力があれば
全員、ブチコロシたい(うぎゃ! 表現、失礼!)人間なのですが、
この映画では登場するヒーローが何しろ薄汚くて個性的です。
人間味溢れる、THE MANともいえる”コメディアン”
青臭い正義感が自身の根幹を支えている”ダニエル”

でも個人的に一番好きなのは最後に肉片に変わるものの、
チャンドラー並にハードボイルドな”ロールシャッハ”でしょうか。
映画だと天寿を全うすることなく肉片に変わったことを一瞬で忘れても
それが自分や知人のことだと思えば、もっとリアルなはずなんですよね。
誰しも過去が今の自分を作り出している側面がある現実において
頑なであっても、指針を持つことの潔さ。
いいか、悪いか? ではないんですよねぇ。それって。
少なくとも、自分の指針を見つけることができなかった人が
秋葉原の無差別殺人のような事件を引き起こす気がする。
誰よりも人と関わりたくて、評価されたくて仕方なった人間が
無視されるのって、きっと耐えられない苦痛なんでしょうな。

もし、全知全能の神のような存在が実在したら…
人類はおろか、宇宙の一部さえ自由にできる存在があったとしたら…

アナタならその存在とどんな会話をするでしょう。
何をお願いするでしょう。彼の価値観に共感できるでしょうか。

ハードボイルド。
CG。
道徳。
未来。
サイエンスフィクション。
愛。

全部のごった煮のよな作品かも。

自分的にはクライマックスで流れた
ジミ・ヘンドリックスの音楽が聞こえたとたん
作り手の意図が全部理解できちゃった気がしましたよ(笑