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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

奈美悦子さんの 著書 「雑穀美」

2007-10-12 23:39:26 | その他の病気
最近、とてもブームの雑穀・・・・でもその特徴や食べ方は、知ってそうで知らない方が意外に多いのではないのでしょうか?


昔から、コメや小麦アレルギーのアトピーの子どもたちの代替食品として、よく使われている雑穀です。
マチも10年くらい前から、雑穀には興味をもち よく購入してました。

アトピーも喘息もアレルギー体質が原因のひとつということで、よく似た病気と思い、時々 雑穀を白米に混ぜて炊いて食べていました。
「これで、治るんだ 」というほどの大きい期待はありませんでしたが、アレルギー体質がひどくならないように の思いで 気が向いた時に食べていました。

甲田医院では、特に勧めてないようですので、今は食べるのはやめていますが、繊維が豊富な雑穀は便秘症の人や鉄やカルシウム不足の人には良いようです。

奈美さんはご存知のとおり、掌蹠膿疱症性骨関節炎、(免疫機能に異常が起き骨の変形などさまざまな症状を引き起こす難病)で長い間苦しまれました。
大変良い医者にめぐり合ったのと、色々な雑穀で病気は改善されたそうです。

この本は 雑穀の特徴がとっても簡潔に書かれていて、自分のからだにあわせて 何をチョイスしたらいいか とてもよくわかります。
個性豊かな雑穀者たちの中で、からだの弱いところを補ってくれるものや合い性の良いものがはっきりみえてきたんです。
ひとつひとつの雑穀に今までの何倍も親しみが湧きました!


例えば、タンパク質が足りない、アレルギー体質のマチの身体だったら、ひえ・ あわ ・ハトムギ・ そば米 ・赤米・ 黒米・ アマランサス・キヌア をブレンドするのがいいのでしょうか。

特徴を簡単に紹介しますと、

ひえ  ・・・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の予防に良いオレイン酸とリノール酸が多く悪玉コレステロールを低下させます

あわ  ・・・美容やダイエットに良いとされる、ビタミンE と ビタミンB1 日焼けを防止するパントテン酸も多くアトピー性皮膚炎の改善にも良い

ハトムギ・・・美白作用、タンパク質が多い 

そば米 ・・・そばの実をひいた粉です。ルチンというポリフェノールを含んでいて、毛細血管を丈夫にし、血管の老化を防ぎ、動脈硬化や脳卒中の予防に効果的です

赤米  ・・・ 食物繊維、鉄分、ビタミンB1、カテキンが多く含まれています。カテキンは活性酸素を取り除き、体脂肪を減少させます。

黒米  ・・・成分は赤米とよく似ていますが、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれ、活性酸素を取り除き、老化をふせぐ抗酸化作用が強いです。アントシアニンは、ブルーベリーにも多く含まれます。

アマランサス・・・雑穀の中でも抜群に栄養が多いです! NASAが宇宙食の候補として研究してるということです。 
アミノ酸、ビタミンB6(皮膚炎などに良い)は白米の5倍、ビタミンE(抗酸化作用)は12倍、鉄分は12倍、葉酸は11倍も含まれているそうです。そのほか、カリウムは7倍、亜鉛は4倍です。 もっとうれしいのはアレルギー反応が少ないので アレルギー対応食とされていることです。

キヌア  ・・・たんぱく質が多く、必須アミノ酸がバランスよく含まれる


そのほか、キビや、たかキビ、押し麦、マル麦、大豆などの特色もかかれています。                      (奈美悦子著 雑穀美 参照)


長いこと ともだち関係のような間柄だった雑穀なのに、実はこの本を読むまでは、雑穀のもつ個性など、殆ど知りませんでした
とても読みやすく、一度で特徴がよくつかめました。 

夫は玄米は食べません。
それで、マチはこの本を参考に 夫のメタボリックを治すため、雑穀を 色々ブレンドして 食卓に出してみようと思っています。


  雑穀美(奈美悦子著)http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?isbn_cd=9784896372618



【12日 PF朝 360 夜 380  体重57 ㌔  体脂肪27.3 プレドニン15㍉ 今日からプレドニン減量です。】
(今日の食事・・青汁にんじん汁・ 玄米ご飯 ・豆腐と昆布しいたけのお吸い物  黒糖麩菓子)





 

呼吸が楽になる  ローブリー 裸療法

2007-10-10 22:46:41 | 西式 甲田療法
裸療法

この療法はフランスのローブリーという人が考えたものだそうです。
ローブリーの裸療法ともいいます。
皮膚表面にある静脈に伸縮運動を与えて 血液循環、特に心臓に戻る流れを促進しようという考えから この裸療法が考案されたものだそうです。
この裸療法は1クール30分くらいかかります。 
西式体操には 金魚 毛管 合掌合蹠(がっしょうがっせき) 背復運動、 療法には、裸療法 温冷浴  とありますが、
マチがやってみた中で、喘息などの呼吸器疾患には、この裸療法と、温冷浴が一番早く効果がわかる気がします。 
ただ、細気管支の呼吸苦に早く反応したのは、毛管運動と合掌がっせき運動でした。

昔、たわしで肌をこする、乾布摩擦は皮膚が鍛えられ良いといわれました。
甲田先生は、乾布摩擦は、皮膚を傷つけ かえって悪い状態にするだけで、 この裸療法こそ、酸素をたくさん取り入れ、老廃物の排泄をしっかりして 血液循環をとてもよくするとおっしゃいました。
血管が交互に収縮と拡大の運動を繰り返しますから、血液の循環が非常によくなるわけです。

裸療法は、 体質改善のためには、9月~12月くらいに実行するのが一番よいそうです。 今の季節がちょうどいいようです。 
体質改善されたい方は 一度チャレンジしてみてくださいね。

(やりかた)
窓を全部あけて、裸になり、肌布団か毛布でくるみます。
最初、20秒 裸になり、1分間毛布でくるんで暖めます。次に30秒裸でいて 1分くるみます。少しづつのばして最後は120秒裸でいます。
終わったら 洋服を着て横になってしばらく安静にします。

甲田医院には、時間を正確にはかり、リラックスしてできるようにクラシック音楽が入った ローブリー用CDとカセットがあります。
購入されたいかたは、「さくら(072- 991 -7191)」の購買部で手にはいります。

ローブリーは早朝にするのが一番効果がいいといわれているのですが、ついつい忙しさにかまけて、お昼ころしか出来ないでいます。
こんな時間では、人が訪ねてきたり、電話がかかったりで、途中中断になり、最後までしっかりできないときが多いのです。 
マチはテープの速度を速めて 15分でやったことがあります。
こんなのって 効果あるんでしょうかねえ・・・(^-^;)

時間の合い間にやろうというのは、やはり無理なのでしょうか。 何よりも優先順位、1番にもってこなければ 甲田療法は無理なのかなあとちょっと悩んでいます。
仕事やってる人たちは、メモに 西式体操のスケヂュールをきちっと書いてやっていると聞きました。 それくらいの気持ちでチャレンジしないとダメなんですよね。 
ようはどれくらい、この体操を大切に思っているか、病気治しにどれだけ思いが強いかと いうことなのでしょうね。。。
中途半端なやりかたでは、いつまでたっても這い上がれない便所虫になるようです。


西式健康法http://www.nishikai.net/japan/



 【 10日 PF アサ380 ヨル 380 体重 56.3㌔  体脂肪28.8 プレドニン20 ㍉   呼吸は随分楽になりました。痰がらみの咳がまだ出ます 】

 















金魚運動(西式体操)

2007-10-08 23:34:56 | 西式 甲田療法
金魚運動を教えてくださいというコメントを頂いたので 甲田先生の本を参照にまとめてみました。
マチは、2年くらい前、車にはねられる事故で尾てい骨と腰をおもいっきり
うち 半年たっても上手く歩けず、麻酔注射を何本もうち、それでもダメで、最後は整形でレーザー治療を行なって直したことがあります。 
けれども、疲れたり、パソコンの前に長いこと座ってたりすると そこの場所がずきずき痛み腰痛が復活してくるのです。

 この前もブログに書きましたように麻痺と腰痛が出ましたが、金魚、毛管、合掌合せき運動を何回かやっているうちに、朝すっと起きられて あら?腰痛が治ってるというあんばいになりました。
でも、地道に 毎日持続して やらなければ、本当の完治には絶対なりませんよね。
甲田先生は、地道に運動できないものは、いつまでたっても 同じ場所からはいあがれない 便所虫だ。 10年たってもはいあがれず、同じ場所にいる便所虫。といわれました。

 本当にそのとおりですね!何とか、くさ~い便所虫のなかまから脱したいです!


金魚運動の効果は

①背骨のゆがみを正します

②脊髄神経や自律神経の機能が調整され左右の神経の平衡を保ちます

③腸のねじれや閉塞を予防し腸の機能を生理的促進で便通が良くなります


世間では腰が痛いという人が案外多いものです。
若い方なら、椎間板ヘルニア、又は脊椎すべり症。高齢になると、骨粗しょう症(骨がスカスカになる) そのために圧迫骨折をおこしやすい。

こういった腰痛が起きる原因は 日頃から背骨を使ってないというところが 大きな問題です。
運動不足といっても 背骨の運動不足が多いのです
でも運動すると骨ができてくるのです。

甲田先生によると、30歳の時が身長が一番高いのだそうです。

30のとき170センチあれば80歳のときは167センチになる。
ところが、背腹運動とか金魚運動をしっかりやってると短くならないのです

甲田先生は30歳のときも70歳の時も167センチで変わっていないそうです。
つまりカルシウムが溶けていないということですね。

金魚運動とか、背腹運動とかを毎日週間づけたら、腰が曲がるとか、腰が痛いとかいった症状は出てこないで済むということを覚えておいてください。

金魚運動は2分から5分間行ないましょう。

 (甲田シリーズ3 大丈夫 治りますよ!  八尾健康会館友の会 編 参照)






【8日 PF朝270 夜350 93(spo2)  56㌔  30.1体脂肪  20ミリプレドニン 】
(熱は下がりましたが、朝、黄色い痰が切れなくて息苦しい。夜からだいぶ痰が切れやすくなりました。)

患者に希望を与える医療とは何か

2007-10-04 16:32:57 | 素晴らしい人
百万回の永訣・・・柳原和子さんの闘病姿勢に学ぶ

雑誌の対談などからみる 彼女はとても聡明で、強い女性というイメージが常にあったので、私とは無縁の人だとずっと思っていました。
彼女の闘病記 「がん患者学」が出版された時に とても興味をもち 早々と購入したにもかかわらず、パラパラと斜め読みしただけで、本は ずっと埃をかぶっている状態でした。

ところが、去年 柳原さんが、再発におののいて、とても苦しんでいるというような記事を本屋で読んだのです。
エェッ!? と思いました。 彼女は鋼鉄のような人と思っていたのは もしかしたら私の勝手な思い込みだったのだろうか?

彼女もまた、多くの癌患者さんのように 死の恐怖にふるえ、おびえ、涙している普通の人なのだろうか?  
マチは初めて彼女に親近感を持ったのです。

ちょうどそんな気持ちで彼女を思っていたとき、偶然に この放送を見るチャンスに出会ったのです。
テレビに映し出された彼女の闘病記は、 マチの予想をはるかにこえて、患者として学ぶものが多く、ビデオどりしたこの放送をそれから何十回もみるはめになったのです。


彼女のお母さんは47歳で卵巣がんを発生するのですが、そのとき受けた何回目かの放射線投与がいつもの倍で、その照射後、具合が悪くなることから医療不信が芽生えます。 
 その後、癌の痛みにもだえる末期状態になったとき ひとすじの希望 「丸山ワクチンを・・」の願いを家族で希望するのですが、それに(不信に)追い討ちをかけるように医者からは、
「忙しいんだ、今さら何をやったってむだなんだけど・・・」の言葉ではねつけられます。

この医者の、治らない患者を人間と思わない、横柄な態度と暴力的な言葉に、 柳原さんは医者不信、医療不信におちいり、 現代医療を批判しつづけます。

そして、自らも卵管癌を発生し、母の痛みを胸に、真の病気治しはどこにあるのかを、患者の目から真剣にみて記録していきます。
こうして生まれたのが「がん患者学」です。 

マチも彼女の絶望が痛いほどよくわかるのです。
マチが妊娠6ヶ月ころ 切迫流産の危機があったため、主治医の先生が、喘息対応の「きちっとできる総合病院を」と 一生懸命に選んでくれたF病院でのことです。 
その産婦人科のF医者の言葉。
「なんで今まで放っておいた! サッサとおろさないから、どうしようもないこんな時期になってしまったじゃないか!」これが初診時の言葉でした。

そのときのマチの怒り、いや 怒りというより絶望です。 
入院したときのマチは、どの患者にも負けないくらい、不安いっぱいの患者でした。 発作で呼吸苦がひどく 酸素が離せない毎日。 ガンバレの励ましが誰よりも欲しかった入院でした。

人はあまりに腹が立つと怒りはなくなり その人に対して絶望し、完全拒否してしまうのですね。
もうマチにとっては、F医者は医者でもなんでもなくなったわけです。 その先生に、お腹の子は殺されたわけです。 なんとか無事、不安のない出産をさせようなんてひとかけらもないわけです。
マチは一言も言葉がでなくなりました。どう頑張っても言葉が出ないのです。  心が凍ってしまったのです。 心もからだもお腹の子も その医者を完全拒否しました。

不思議ですねえ・・・最後 子供はその医者が分娩室に入ってくる前に生まれてきました。
今でも、偶然ではないと思っています。 もし子供に異常があれば、きっとF医者は 私の妊娠を失敗だとし、「そらみたことか」とせせら笑ったのかもしれません。(そこまでは思いたくありませんが)

分娩室でのF医者の言葉。 「どこも異常はない。子供に感謝しなさい」 これだけでした。「よく頑張ったね」のねぎらいの一言もありませんでした。

でも、こんな医者が産婦人科医なんて、今でもマチは可愛そうと思っています。 誰がって? その医者もその医者にかかる患者もです。
 
話が変な方向に行ってしまいました。


今回紹介しました「百万回の永訣」 は 「不信から信頼へ」 医療への希望を語った本です。  
何人もの真摯な医者や痛みを分かり合える患者仲間によって 希望をとり戻せ、甦れた柳原さんの 癌再発闘病記録です。 
 
患者はどう治療に向きあうべきか、医者と患者の信頼関係とはどういうものをさすのか? 根底から考え直せよ と教えてくれた放送でした。




わたしは、医療のおそらくは現在考えうる最高の恩恵に浴して今、ここにこうして生きています。
わたしが賭けたのは医療ではなく、医師としての先生です。 治さなくても、いい。
わたしが先生とはじめるこれからの闘病の日々は結果ではなく、おそらくはなにかを相互につかんでいく過程になる・・・。
癌患者とその病を闘う患者に寄り添う臨床医だけに許される、与えられる創造の歓びがある。
決して、目や耳、数で確認できぬ、形のない、崇高ななにかが・・・。
医師と患者。生命と死を媒介に向き合い、隣り合って歩む最高の人と人とのつながり。(百万回の永訣より)


「癌とか喘息とか あらゆる病気の種類を問うことはない、 一番大切なものはただひとつである」ということですね。

本は放送直後から 読んでいたのですが 一気によめなくて とても月日がかかってしまいました。
でもこの本のおかげで、乳がんの疑いで受診したときも とても納得のいく、信頼を持てる良い診察をうけることができました。

マチに代替医療の必要性を再確認させてくれたのも この本です。

読んだといっても小説や随筆のジャンルの本ではないので、 月を隔てて、同じ箇所をまた読み直し、自分の医療姿勢と照らし合わせて検討してみたり、
必要な知識を導きだしたりで 本当に一冊よみあげるのにはまだまだ時間がかかりそうです。

豊富な情報がいっぱいの この本は、患者にとっての参考書、手引きのようなもので、一生横において置く本といっても過言ではないでしょう。


     

  柳原和子 百万回の永訣http://book.gansenka.com/asin/Books/4120036898/
  がん患者学 (長期生存をとげた患者にまなぶ)http://www.ecoshop-tibijin.co.jp/Library/yanagiharaK.html

【 5 日PFアサ350 ヨル350 体重 55キロ 体脂肪29.1 プレドニン20ミリ 一昨日から風邪で熱発です】