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喘息治療日記

~Enjoy ! 少食健康生活 ~

喘息ゼミナールの感想をいただきました

2007-05-22 22:19:49 | 喘息
喘息ゼミナールに行ってこられた、いのさんからの感想コメントを紹介させていただきます。

いのさん、おかえりなさい!! 初めてのゼミナールの参加で、帰宅後、疲れなど出ませんでしたか? 
文面から、自分自身をもう一度振り返る時間を持て、精神的にはたくさん学ばれたようで、心に随分余裕が出来たようにお見受けできますよ。

小さいコメント枠の中ですのに、とても分かりやすく きちっとまとめて書いていただき、本当に感激しています。ありがとうございます
早速、このブログ読んで下さってる読者のみなさまに ご紹介させていただきますね。
マチさんこんにちは。喘息ゼミナール行ってきました。正直な満足度は70%です。
好酸球性中耳炎・チャーグストラウス症候群等喘息との合併症をお持ちの方や、遠方からの参加の方沢山おられました。

はっきり言って年齢層は高かったです。私より若いかな?という人はたったの1人でした


そうでしたか。 やっぱり!!という寂しい納得です。 このゼミナールだけではなく、殆どの会が高齢者が占めています。
日本における年間の喘息死がこれまでの、7000→3000に減りましたが、最近の喘息死はこういう会に出席することの出来ない 若者や働き盛りの中年の男性が多く占めてるんですよ。


5人程の方が体験を発表されたのですが、総合して何が大事かっていうのを一言で言うと、やはり「鍛錬」「精神力」「患者同士の学び合い」だと思いました。どんなひどい合併症でも皆さん明るくにこやかにご自分の体験を話されてました

大事なのは、「鍛錬」「精神力」「患者同士の学び合い」 マチもそう思います。 このブログの中で色々学べる仲間作りができたら嬉しいです!

いまだに喘息になったことが信じられずくよくよ考え、将来を悲観し、こんな身体だと結婚もできないと悩んでいた自分が恥ずかしかったです。

いのさんは、マチが思っていたよりずっとお若い方だったんですね!。 将来が心配で悲観されてた気持ち、痛いほど分かりますよ。マチが初めて喘息と診断されたのは、15才くらいですから、周りの元気な友達と比較して、毎日落ち込んだものです。 
20歳くらいの時は皆と一緒の仕事がしたくて、ステロイド山ほど使って、夜中まで頑張ったんです。(出来ない自分が許されなかったんですね。これが悪くした大きな原因だと思ってます。 今いくら反省しても、時間は取り戻せません。 人生の半分以上を病院を巣として過ごすことになってしまいました。おお馬鹿です。【注意】よいこの皆様は決してマネなどしないでください・汗 大苦笑笑)

結婚できない・・・とすればその原因は、喘息なんかじゃなく自分自身の中身にあると思いました。
どんな病気でも明るく、前向きに、治りたいと強く願い努力している方はすごく魅力的です。健康な人よりも、自分の体を大切にし、又相手の痛みもわかり、闘病中にいろんな人からお世話になったのを、今度は自分が恩返しする番だといってらっしゃたのには感動しました。病気を克服できたからこそ言える言葉です。


全くその通りだと思います! 今、輝いてる顔のいのさんが想像できます。とっても素敵ですよ!こころからの拍手を送ります!

心の中にある一番の大きなストレスが解消されたのではないでしょうか?
病気だけでなく、人間は生きていく中で色んな不幸なことに出会い、もう駄目だ!と 思うこと一度や二度ではありません。

どん底にいるときこそ、どう立ち向かうかで、その人が、ぐんと強くもなり、人間として、魅力的に、大きく成長できるんだと思います。そんな人の顔からは間違いなくオーラが出て誰よりもまぶしく綺麗です!

「喘息は、不思議なもので自分がしたいこと、趣味等に集中している時はでてこない」ともおっしゃってました。いかに喘息が心因的な事により悪化したり、よくなったりするのかがよくわかりました。
喘息にかぎらず、結構こういうこと多いですね。 
人生にストレスはつきものです。避けて通ることはまず無理でしょうね。

甲田先生がおっしゃってました。人は物事を肯定的に捉える人と、否定的 悲観的に捉える人の二種類に分けられます。
多少自分に損なことでも、これでよかったと、肯定的に捉えることができる人は、プラスのホルモン分泌されます。
一方、どうして、私だけがこんな目に遇うのだろうかとか、運が悪いとか、私は悪くないのに世間が悪いなどと否定的、悲観的に捉える人からは、いつもマイナスのホルモンが分泌されます。
プラスのホルモンは免疫力を上げるし、マイナスホルモンは免疫力を低下させます。
ストレスを解消するひとつの方法は、義務感でものごとをするのではなく、「やらねばならないことが好きになる」・・・・これです。 

いのさんの書かれた言葉にもあるように、「自分がしたいことしてる時には発作がでてこない。」ストレスがないからですね。 そういう風にこころがけることが大切と甲田先生もおっしゃってるわけです。

アスピリン喘息患者ばかりで(7人ぐらい)体験交流会があったのですが、皆さんあまり食事関係には頓着されてないんです。好きなものを食べて、後は鍛錬。プールで体を動かしたり散歩・喘息体操・自律訓練等々。
中には内服薬は一切飲んでないという方が2、3名はいらっしゃいました。勿論吸入ステロイドやセレベント等は吸入してらっしゃいますが。。

驚いたのが今ではアスピリン系の薬が大丈夫になったという方もいらっしゃいました。でもこれはたまたまその人の体質が変わっただけで、いくら鍛錬をしても喘息の症状がなくなってもアスピリン過敏症はめったに治ることはないと思います


マチもいのさんと同じ考えです。 変に楽観視して自分も治ったなどと思うことは 危険ですね。

アスピリン喘息の方はやはり、鼻の疾患をお持ちの方がほとんどでした。どの本を読んでも「アスピリン喘息患者のほとんどがアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻茸を持っている」と書かれてますよね?私はその意味がわからないんです。その交流会でこの疑問をぶつけても皆さんわかってらっしゃいませんでした。アスピリン喘息だとなぜ鼻の疾患を合併するのか、なぜ手術しても副鼻腔炎・鼻茸が再発するのか。これがわからないと再発を防ぎようもありません。マチさんは答えを知ってらっしゃいますか?

アスピリン喘息は、症例的には、重症の喘息患者さんが多いんですね。アレルギー度が高く、敏感に反応して炎症の症状が強い人に多いようです。(ここのところは、もう一度 マチの主治医にコメントもらいますね。)

アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻茸は やはり同じアレルギー体質からくる病気と言い切っていいでしょう。
アレルギー性鼻茸には喘息患者さんと同じ「好酸球」が多く見られます。ちなみに、炎症性鼻茸は好中球、リンパ球などの炎症細胞が多く見られます。
そして、炎症性鼻茸は手術でかなりよく治りますがアレルギー性鼻茸の方は再発が多いのです。 
それは、手術しても、原因のアレルギーが治ってないからです。
逆に言えば、アレルギー体質を良くすることで、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻茸は良くなるわけです。

追加ですが、すべての人が鼻の疾患を合併しているとは限りません。 マチは耳鼻科にはお世話になったこと殆どありません。(鼻は爽やかに通っていて匂いも敏感です。笑)
文献にも、「鼻、副鼻腔疾患の合併頻度がいちじるしく高いという特徴はあるが、数は少なくても、非アスピリン喘息にも見られる所見で、個々の症例を臨床所見から アスピリン喘息と確定診断できるような 十分な症候はない (藤田保健衛生大学呼吸器内科 磯谷・榊原教授)」と書かれています。


長くなりましたが、(皆さんに為になる報告ではありませんが)今回参加して私が感じ思った事です。報告どころか最後は質問までしてしまいすいません 

本当に、しっかり書いてくださり、ありがとうございました。 質問は マチも読んでくださってる人も学べます。大歓迎です!

追記:喘息ゼミナールでピークフローメーター(パーソナルベスト)を購入しました。早速21日から喘息日誌を書いてます。昨日の朝夕の値は450でした。ノドがゴオっとなるまで思いっきり吹いてるので多分いい数値が出るんだと思います 。

すごい! 450ですか!うらやましいです!! 年齢と身長で、グリーンゾーンをしっかりチェックしてくださいね。喘息日誌も頑張ってください!(*´▽ `*)ノ★ これからも、一緒に学べたら嬉しいです。焦らずに、一日を大切にして、いきましょうね!

いのさん、ありがとうございました。 また是非、コメントくださいね。



               【21日 PF朝 300 夜300】