ある司法書士の修行時代

司法書士の修行の日々に思う徒然事

キル・ビルvol.1

2005-01-17 01:21:07 | 映画
何をいまさら…という冷え切った声が聞こえてきそうだが…今観た(^^ゞ

どうなんでしょう、この映画の評価は。面白いのは面白い、と思います。
でも個人的には殺陣のシーンが長すぎて終わりのほうは少々食傷気味でした。

比較の仕方を間違ってるかもしれないけど、ゴダールの後期作品について
映画評論家の故田山力哉氏が「最近の彼の映画はトリビアルな部分では面白いと
思うが全体としては精神分裂症としか思えないような内容だ」と評価していたのと
同様にトリビアルな部分ではセンスを感じるような面白さがあると思うが、
あんなに長々と垂れ流すように殺陣を流し続ける必要があるのかと思ってしまう。

「レザボア・ドッグス」をシネマライズ渋谷で二回続けた観たとき、
確かに勢いだけでなく確固たる才能がある監督が現れたなぁ、
と思ったけど、なんかその後の彼の映画を観ていて
あの時のような感銘を受けたことはないような気がします。