ある司法書士の修行時代

司法書士の修行の日々に思う徒然事

時よ止まれ、君は美しい

2005-06-10 22:43:23 | 徒然
といっても僕が転んだだけだ。

左目が殆ど見えないので、気はつけているのだが、限界はあるらしい。
朝、電車に乗り遅れないようにマンションの階段を注意深く駆け下りた、
つもりだったのに…

見事に転んだ。
排水溝の掛かっている金属製の柵(網?)のようなやつで、
滑って転んで、吹っ飛んだ。
たまたまと通りかかった小学生がじっとこちらを見ていたが、無視。
手をアスファルトで思いっきりすりむいてひりひりしていたが、
手の惨状を見るのが怖くて結局昼過ぎまで見なかった。

僕が足を滑らせたとき、三流映画監督なら、一流でもジョン・ウーなら
スローモーションを採用するだろう。
デビッド・クローネンバーグなら採用しないだろう。
一瞬の出来事だったが、今思えば、スローモーションに値するとも思えるのだ。

クロード・ルルーシュなら吹っ飛ぶ僕を見て、映画化したいと思うだろうか?
僕は「思わない」と思う。絶対に。