大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2023年10月3日(火)久里浜クラス稽古

2023年10月09日 | 久里浜道場

この日は15名の参加。北下浦コミュニティーセンターでの稽古でした。

1.準備運動

2.基本稽古

ジャブ、ジャブワンツー、ジャブワンツーフックなど手技のコンビネーションの確認。

3.対人稽古

①ステップイン、ステップバックしてジャブワンツー:距離の確認、ステップとパンチを合わせることを意識して行いました。特にステップバックの時に手足かわバラバラになりがちなので丁寧に確認したいところです。

②ステップイン、ステップバックしてジャブワンツーフック:①にフックがついて3連打になります。中学部はフックの打ち方に苦労していました。フックはジャブやストレートとは軌道が違うのでテンポがずれてしまうことがあります。リズム良く3連打にするには、フックを大振りせず

コンパクトにまとめなければなりません。ポイントは、打つ前に腕を後ろに引いてタメを作らず、構えた位置から肩腰の回転を使ってコンパクトに振り抜き、スムーズに戻すことです。

③ジャブワンツーフック、右フックの返しに対して左ガード、ジャブの返し:ジャブワンツーフックの家終わりに相手から右フックが返ってきます。それを少しステップバックで距離を取りながらガードし、下がった分ステップインし、ガードした腕でジャブを返します。ポイントは腕を小さい範囲の中で器用に動かすことです。フックを打って返しをガード、ガードした手でジャブを返す。それぞれ腕の使い方が違います。また、同時にフットワークで距離の調整をすることも意識しました。

④ノーモーションのミドル:モーションのミドルの練習ですが、まずは体の捻りを充分意識した、ねじりを貯める動きを確認するために、ゆっくり蹴る動きから、徐々にスピードを上げていき、ノーモーションの蹴りの練習に移していきました。

⑤ジャブワンツーボディアッパー、返しのミドルをスウェーしハイの返し:ジャブワンツーボディーアッパーを打った後、相手がミドルを返してくるので、腰を引く中段のスウェーでかわし、すぐステップを利用したハイキックを返します。まず初めの攻撃ですが、ステップインジャブワンツーから下がった相手にボディーアッパー打つためにさらにステップインして距離を詰める必要があります。スウェーでかわした後のハイキックはスウェーと同時に足を少し下げながらステップするとハイキックの準備ができ、素早く蹴り返すことができます。

⑥右ハイの蹴り込み:右ハイの蹴込みですが、ここでは強打メインではなく、攻防の中での局面を意識した動き(例えばミドルをスウェーして、ハイキックの返しや、ワンツーからハイキックなど)の中でのハイキックを蹴る練習をしました。強い蹴りよりも良い蹴りを蹴ることを意識して行いました。

4.自由稽古:中学部のみなさんと、ハイの受け返しの技研究を行いました。まずはハイキックの受け方を確認し、受けた後、どのような反撃をするのか、中学部の子たちは話をしながら研究し、それを見ながら私もアドバイスをするなど研究しました。

 この日もそうでしたが、最近中学部のみなさんと技研究をする機会が結構あります。私が気づいたことをアドバイスするのがきっかけですが、話しているうちに、技のイメージガード広がります。とてもいい時間だと思います。中学部のみなさん、今後も機会があったらお付き合いよろしくお願いします。