大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2023年5月30日(火)久里浜クラス稽古日誌

2023年06月05日 | 久里浜道場

この日は18名の参加。北下浦コミュニティーセンターでの稽古でした。

1.準備運動

2.基本稽古:号令等を確認しながら通して行いました。気合いについてもしっかり行うことを改めて確認して行いました。当たり前ですが、基本稽古ですからとても大切です。そして、気合をふくめ、集中して行うとなかなかにハードです。息があがります。それら含めて全部基本だと思います。いつも行う基本。改めて大切にしてきたいと思います。

3.対人稽古:スナップの蹴り中心におこないました。

①スナップ前蹴り:床と水平に構えたミットに対し、スナップを意識するためにあえて足の甲で蹴り上げます。ポイントは、その場から足を上げるのではなく、まず膝を上げ、一度踵をお尻に引きつけてから膝中心に振り子のように蹴ることです。また、戻しも重要で、そのまま足を下さずに、同じ軌道を通って戻るイメージ引きつけるとスムーズに動けます。

②スナップ前蹴り、スナップロー切り替え:①の前蹴りと、ローを交互素早く蹴ります。蹴り方のイメージは両方とも同じですが、軌道を変えるために膝の角度を意識して蹴る必要があります。

③スナップ前蹴りとストッピング前蹴りの使い分け:ミットを持つ側が、ミットを床と平行、または垂直に構え、平行の時はスナップ。垂直の時はストッピングの刺す前蹴りを蹴り分けます。力の加え方や足腰の使い方が異なるので、それらを瞬時に分けられるように集中して行いました。

④左ストレートを捌いてローの返し:左ストレートに対して捌きからのロー返しです。捌きながら、身を翻してのローを確認しました。

⑤前に出てくる相手に対してさがりながらのロー、前蹴り:相手は、何も攻撃せずに前に出てくるだけですが、その前進に対して

これまで練習した、前蹴りやローを使って下がりながら攻撃を合わせる練習を行いました。距離感だけでなく、サイドに回るなどポジションチェンジなども使えるとより多面的な攻撃ができると思います。

4.自由練習:大会常連の若者チームRくん、Kくんとマス。2人から一発ずつ素晴らしいハイをもらい、課題改善の機会をありがたくいただきました(笑)。Rくん、Kくんありがとうございました。またよろしくお願いします。

 久里浜教室は現在、南体育館が改修工事中のため、先生が、様々場所を当たってくださり、ようやく落ち着いて練習してきた北下浦コミュニティーセンター集会室も改修工事のため使用できなくなるそうです(涙)。とてもいい稽古場だっただけに残念です。今後はまた色々場所が変わることもあると思います。「武道の稽古は畳一畳あればできる」とどこかで聞いたことがあります。場所は変われど稽古はできます。今後もみんなで頑張っていきましょう!