大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2022年1月25日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年01月25日 | 久里浜道場

この日は畳の日。冷たい雨の降る寒い日でした。12名の参加でした。

1.準備運動

2.対人での基本

①右ストレート、右下突き、右肘をそれぞれインパクトから体の締めを使ってさらに打ち込む:インナーマッスルを意識した静的な動きです。腕力だけで打ち込むのではなく、肩関節の伸び、肩腰の回転、足の返しや踏ん張り、拳や手首の締めなどが一致するように確認しました。

②①の技を一度あて、そこからほんの少し引いて(ベリーショートで)打ち込んでいきます。イメージは①で意識したことを連動させる感じです。

③①の技を接触した状態から。ベリーショートで。通常の打ち方で。の3種類の打ち方で打っていきました。ここでも、①や②で意識した動きをそれぞれの技で確認しました。

3.組み技:テーマは腕十字でした。

①支え釣りから腕十字:さがりながら支え吊り込み足をかけます。タイミングは「123」ではなく「123」。足で相手の前進を止めると同時に上体を引き込み倒します。倒したら同時に自分の股下に相手の頭を引き込み、両脚で相手を袈裟に固めます。そのままお尻で座るように仰向けになり、腕十字をかけます。この時倒した時点で相手を自分の近くに引き込んだことにより相手の肩の近くに自分のお尻をつくことができ、肘関節が極まる位置にくるため極めることができます。

②①の途中に逃れられた時の逆腕を極める腕十字への連携:腕十字をかけられそうになった相手が極めようとしている腕を抜いて逃れようとした時に、頭の方から逆側に周り、逆腕を十字に極めます。すでに相手を跨いだ状態なので、そのまま方向を180度変えるだけで逆腕を取れます。

③マウントポジションから腕十字:今回はマウントポジションから、右手で奥襟を取り、前腕のギロチンでプレッシャーをかけます。すると相手は嫌がって離そうと手で押してきます。その伸びた腕をとって腕十字を極めます。これは90度の方向転換でポジション移動ができます。

③ガードポジションからエビで腰を抜き、下から腕十字:クローズドガードから相手の両袖を持ってエビで腰を抜き、相手に対して90度にポジション移動します。相手の腕を持ちながら膝で相手の首をフックして仰向けにした状態で極めます。

④組んでから引き込んで腕十字への連携:立った状態で襟袖をもち、首相撲の崩しのように相手を崩しながら右に回り、尻餅を着くように座りながら引き込んで倒します。この時、右足で相手の腹を押しコントロールします。回る勢いそのままに相手の腕を取って腕十字を極めます。何度か行うと動きの流れがわかります。

自由練習:Kさんと腕絡み、肩固めの技研を行いました。二つとも、ああでもない、こうでもないと確認しながら研究しました。なかなかうまく極められませんでしたが、色々試すことができました。

この日はとても寒い日でした。寒い日がまだしばらく続きますが、怪我に気をつけて頑張っていきましょう。