大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2023年11月7日(火)久里浜クラス稽古

2023年11月11日 | 久里浜道場

この日は17名の参加。久里浜駐屯地での稽古でした。

1準備運動

2寝技の基本運動

①腹ばい: 一回でなるべく長く進めるようにストロークを大きくしていきます。

②左右エビ:その場での左右のエビを繰り返し行います。腰を元の位置からなるべく大きく切ることがポイントです。

③肩回り後転倒立:肩回り後転の途中で倒立をしてしばらくキープします。2人組で補助付きで行いました。

④リフト:相手を引き込み相手の腰骨あたりに足を当てて持ち上げ、キープします。上下リフトをしても安定していられると良いです。

3.対人稽古

①前蹴りを捌いて大外刈り:相手の右前蹴りをさばいて大外刈りに連携します。ポイントは相手の蹴りをさばく際、構えを変えながら、さばき、さばいた足を離して、地面についた瞬間にステップインして大外刈りに移行します。さばいた後ステップインと同時に袖を持ち、首に腕をかけて相手を崩すします。そして自分を中心に円を描くような動きで倒すと倒しやすくなります。

②前蹴り連打を捌いて大外刈り: ①の応用で、素早い連続の前蹴りを連続でさばき、①の要領で大外狩りに移行します。

③右前蹴りを捌いて大外刈り、倒してから腕十字固め:右前蹴りに対し①の能力でさばいてから倒し、そこから腕十字型に移行します。ポイントは大外刈り倒した後、相手の体を自分の股下に引き込むことです、そうすると、そのまま腰を下ろせば密着した状態をキープして腕十字が固めに入ることができます。

④ガードポジションから引き込んで腕十字:膝立ちの相手に対して正対し、ガードポジションの状態で、相手の襟を持って引き込みながらエビで腰を抜くと同時に足で相手の体を左右から挟むようにして崩し、そのまま引き込みながら腕十字に移行します。ポイントは、仕掛けてから決めるまでなるべく密着をキープすることです。具体的には相手の肩と自分の股関節を密着させ続けることにより、崩した後に良いポジションで腕十字をかけることができます。この密着が緩むと腕十字のポイントがずれてしまい、瞬間的にかけることができなくなります。

⑤ガードポジションから引き込んでスウィープ: ④の要領でマウントポジションの相手を左右から両足で挟み込み、そのままひっくり返してマウントポジションを取る動きです。

⑥立っている相手を引き込んで腕十字:④の発展で立った相手を引き込んで、腕十字に移行する動きです。ポイントは相手を引き込む際、相手も充分崩していないと、ただただ自分が不利な体勢になります。そのためにも相手の体勢を確実に崩し密着をキープすることで、確実に決めることが大切です。

⑦寝技のライトスパー:寝技のライトスパーをラウンドを行いました。久里浜教室は寝技の練習がなかなかできないので、非常に貴重な時間となりました。

4.自由稽古

Kさんとマウントからのエスケープを研究しました。いろいろ試しましたが、なかなか難しく、ちょっとピンポイントでいろいろな動きを探ってみたいと思いました。Kさん、ありがとうございました。

 やっと秋らしく?なってきました。心地よいですね🎵


2023年11月10日(金) 追浜道場

2023年11月11日 | 追浜道場

追浜道場 小久保です。

やっと11月らしさがほんのり肌に感じる本日。15名参加、追浜コミュニティセンターで稽古です。

 

★準備運動~ストレッチ

 

★ジャブ、ワンツー、ミドルの左右を中心に。

〇ジャブ→ミドル

〇ワンツー→スイッチ→左ミドル

◎対人で(以降パンチは胸元へ)

〇ジャブ→(パリー)→右ミドル→(ミドルスウェー)

〇ワンツー→(パリー)→スイッチ左ミドル→(ミドルスウェー)

▲ポイントは。

*攻撃側はあたる位置へ。

*ミドルスウェーは足の位置はなるべく変えずぎりぎりでよけると次の攻撃につなげやすい。

*腰を引きおなかを凹ますイメージで、なおかつ上段が来ても危なくないように手を前に出し両肩の間に頭をうずめる感じで。

 

★スイッチ左前蹴り→右前蹴りを中心に。

◎対人で

〇スイッチ左前蹴り→右前蹴り(2回とも腹で受ける)

〇スイッチ左前蹴り→(右上腕受け)→右前蹴り→(右手ですくいキャッチ)。

▲ポイントは。

*受けるときも、すくう時も上からではなく横方向へ。

*すくってキャッチするときは右の肩を前に出し、相手の足の側面を滑らすようにしてすくう。

〇スイッチ左前蹴り→(右上腕受け)→右前蹴り→(右手ですくいキャッチ流して→大外刈り(掛け?)

▲ポイントは。

*すくってキャッチの時には足を入れ替えておくと掛けやすい。

 

★右ミドルに対しての受け。

〇十字受け

▲ポイントは

*基本的にいつでも自分の手の小指は相手のほうへ向いているほうが攻守ともに良い。

*どちらかの手ではなく両方の腕のクロスしているところで衝撃を抑える。(流すことも出来る)

*蹴りの来るほうへ上半身を少し向けるが、顔は相手のほうを向いておく。

〇対人で、ミドルの対応いろいろ。

・キャッチ

・スウェー

・ガード

・カット

・などなど

〇スイッチ左ミドル→(中段スウェー他)→流れのまま後ろ回し蹴り)→(上段スウェー)

〇そのほかにも

・スイッチ左ミドル→(対応)→流れのままバックブロー→(対応)

・スイッチ左ミドル→(対応)→蹴りに見せかけストレート→(対応)

・スイッチ左ミドル→(対応)→流れのまま後ろ回し蹴り→(対応)→追ってストレート→(対応)

・などなど。

 

★自由稽古

H田さん(読み方違ったらごめんなさい)と、ミット打ち。僕は正面に対しての右ミドル。H田さんは右ローを打ち込みました。ローを受けている合間に時折ミドルや前蹴りを出しましたが、きちんと見切ってガードしたり、スウェーしたりと対応していました。何も言わずにフッと出したのですが・・・目や感が良いのもあるのかもしれませんが、何より集中力が高いのだと思いました。驚きでした。Hさんありがとうございました。

 

★最後に

この日はコミュニティーセンターということもあり時間の無い追浜道場が、さらに追い立てられるように館をあとにしました。常設道場だとそんなこともないのでしょう。羨ましいです。ですが、逆を言えばいろいろな状況下の稽古はその場その場での環境に合わせる力がつくと思われます。エアコンがなくて暑い寒い。忍耐力やスタミナが付きます。床がカチカチに硬い、滑りやすいなどのため、お互いにけがをしないように、力加減や、集中力が磨かれると思います。時間もありき。少ない時間にどれだけ集中し多くを得られるか。足りないものよりも、できる範囲で最大限、稽古に取り組みたいですね。今回も読んでいただきありがとうございました。