英出身の歌手、オリー・マーズ＝写真・Ｙｏｓｈｉｋａ Ｈｏｒｉｔａ＝が来日した。
売れっ子グループのワン・ダイレクションと同じオーディション番組の出身。２０１０年のデビューアルバムは全英チャート２位となり、２、３作目はいずれも１位を記録した。「満足はしているけれど、批評家からも評価され、世界中でナンバーワンになるようなアルバムも出したい」と意気盛んだ。
デビュー前は「カラオケ好きで、アコースティックのバンドを組んでいた。オアシスなんかをカバーしていた」と振り返る。
最新となる３作目の「ライト・プレイス・ライト・タイム」の日本盤が、１０月にソニーから出た。ソウルフルなボーカルが印象的。モータウンなどの黒人音楽は大好きで、オーディション番組でもスティービー・ワンダーを歌ったほどだ。
このアルバムではほとんどの作品で、曲作りに携わっている。「良質な作品なら人の作った曲でも歌わせてもらうけど、やはり自分の人となりを知ってほしいからね」。ファンキーなサウンドに乗せ「ダメだとわかっていても、きみが頭から離れない」と歌う「トラブルメイカー」は、全英シングルチャート１位を獲得。ほかに「きみが恋しいよ」と歌い上げる「ディア・ダーリン」などを収録した。来年２月１８日には東京・赤坂ＢＬＩＴＺで公演する。（電）０３・３４９９・６６６９。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00H57IPJO'});
（2013年12月21日
読売新聞）
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