【ロサンゼルス＝田中潤】米紙ロサンゼルス・タイムズ（電子版）など複数の米メディアは２９日、新ポスティングシステムによる田中将大投手の米大リー音楽DVD発売日グ挑戦を容認した楽天に対し、米大リーグ機構（ＭＬＢ）が協定の順守を求める文書を送ったと報じた。
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文書は、楽天の立花陽三球団社長が日本時間２５日の記者会見で、田中から球場や選手の環境面での整備に「できる限りの協力や寄付をしたい」との申し出があったと語ったことを踏まえたもの。協定では譲渡金（上限２０００万ドル＝約２１億円）以外の金銭や有価物について、「ＭＬＢ球団は直接、間接を問わず、当該ＮＰＢ球団に提供してはならない」と定めており、禁止行為があったと判断された場合は米球団との契約が無効となる可能性がある。
楽天の井上智治オーナー代行は３０日、「球団との話し合いでは、田中は宮城県、東北の地域貢献のために寄付をしていくと語っており、球団に何か寄付するという話はない」と述べた。ＭＬＢから球団にメールで問い合わせがあったことについて、「記者会見での説明が舌足らずだったのか、誤解されて報道され、その記事を読んだ大リーグ側が『球団への寄付はだめだ』と指摘してきた。誤解を解けば問題はないと考えている」と語った。
（2013年12月30日18時31分
読売新聞）
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