≪腹を決めて好きなことをやろう≫
東京・新宿の繁華街がきゅっと冷え込んだ師走の夕暮れ。
雑踏の中に、見覚えのあるイガグリ頭の男性がなんの気負いもなく立っている。
石川浩司(49)。
バブル最盛期の1990年、「さよなら人類」をヒットさせ、独自の世界観を映した楽曲が社会現象になったバンド「たま」の一員だ。
ドキュメンタリー「たまの映画」は、2003年に解散した「たま」の元メンバーたちの活動を追いながら、停滞感が続くいまの日本でひたすら“自分の好きなこと”を追求する彼らの生き方を魅力的に描いた。
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