素材メーカーが新興国での生産を拡大する一方で、国内生産の縮小に動いている。
三井化学がシンガポールで自動車部品などに使う化学品の生産を倍増させたほか、信越化学工業なども中国やインドに新工場を建設し、旺盛な現地の需要を取り込む計画。
一方で、太平洋セメントは8月までに国内3工場で生産を中止し、需要不足が長期化する国内の生産集約を進める。
日本の高度な素材技術の国外流出も懸念され、長期的な競争力低下を危ぶむ声も出始めた。
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