MUSIC&SHIPS

音楽と船の日記

倉敷 大原美術館

2019年10月19日 | 旅行
初めて大原美術館に行きました、
所蔵する作品については皆様がよくご存じなので、
わたくしは解説するつもりはありません、
でも本当にこれだけの作品をよく集めたなと感心しました。
自分としては3点ありまして、
1.ジョルジョ・デ・キリコの「ヘクトールとアンドロマケの別れ」
2.オノサト・トシノブ作品との出会い
3.ベヒシュタインのピアノ
です。
とんな作品が展示されているかの詳細を知らないでいったので、
キリコノが展示されていたのでじっくりと観ました。
好きに画家です、何がといわれると困るのですが、
出会いはセロニアス・モンクのアルバム
「Misterioso」のジャケットにジョルジョ・デ・キリコの絵が使われていて、
このアルバムが好きで曲の内容と絵がよくマッチングしていると思います。



私の敬愛するピアニスト伊藤さんは自分のアルバムに自分で選んだ画作をジャケットの表紙に使われています。
オノサト・トシノブさんは知らない画家ですが、
作品を観ていると引き込まれてしまい、長く観ていました、
特に円 150C-A 1965作品は好かった。
本館2階ギャラリーの真ん中に設置されたベヒシュタインのピアノに足を止めました、
何の解説もなく、大変古いピアノであることは分かったのですが、
後で調べたら、定期的にギャラリーコンサートを開催されていて、
この時に使用するとのことで、1901年ごろに制作された「ベヒシュタイン」。
国内でも数台しかないとのことでした。
美術館ではよくギャラリーコンサートが行われますが、
大原美術館では1950(昭和25)年、創立20周年記念行事の一つとして行われているとのことで、
歴史のあるコンサートです、一度聞きに行きたいと思いました。

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