MUSIC&SHIPS

音楽と船の日記

アメリカ保守主義の思想史

2021年03月16日 | 読書

アメリカ大領選挙でバイデン新大統領率いる米国の民主党政権が発足しましたが、

トランプ元大統領は全投票数の47%、7400万票を獲得しました。

自分にはなぜトランプが7400万票を獲得したのか理解できませんでした。

アメリカ保守と共和党は一体と思っていました、

そのことを踏まえて一度アメリカ保守主義について理解するために本書を読むことにしました。

読み始めて登場人物について全く知らない人ばかりで自分の知識の薄さに落胆しました。

読み終えても良く理解できません、

基本的にはこの人たちはユダヤ系列であり、移民の子供たちです。

ユダ・キリスト教、人工中絶禁止、同性愛禁止、白人至上主義、反共主義、銃規制反対、移民禁止等です。

保守主義者もトランプがベストではないが、選択の余地がないというのは言い訳でしかないと思います。

トランプは政治家ではありません、政治屋です。

利用できるものは見境がありません、誰でもよいのです、

そんな人を支持する思想家を理解することができないのは文化の違いでしょうか。

本書に再々出てくる「万人は平等に創造されている」が根底にあるとのことですが、

このことをどのように解釈されているかは不明です。

自分はイエローで仏教徒なので、

本書をよんで増々、アメリカには旅行したくないと思いました。


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