ブレイディみかこが書いた、
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のスピンオフ小説。
著者は以前から金子文子についてコメントを書いています、
其の生きざまと著者が暮らしているイギリスの底辺で起こっている事が、
シンクロしていています。
このことは現在の日本でも起こっている事ですが、
イギリスと日本での違いは、「公」の関わりが違います。
最近の報道で出生率が落ちたので、出産費用を拡大すると政府は表明しましたが、
しかし、生まれてから、成長して行く過程でどこまで、「公」の関わりのか、
就職では一部の人しか大企業には就職できず、多くの人は低賃金で労働しています。
全ての世代で安心して暮らせる構造にしなくては次世代への未来はないとも思います。
題名の「両手にトカレフ」が気になっていていますが、
小説ではミアがラップのリリックを書いた時につけた曲名ですが、
なぜ「拳銃」でなく「トカレフ」なのか、回答が見つかりませんでした。
「トカレフ」はソ連軍が作った軍用自動拳銃です。
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